≪ 未来エステを考える 6 ≫
肥満を促す霊(肥満霊)その2
そもそも肥満とは どんなものなのか、という基本的なことを述べておきたいと思います。
言うまでもないことですが、肥満とは 身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことを指します。
成人男性の場合、体重の15~20%が脂肪ですが、25%以上の場合は肥満であり、成人女性の場合は体脂肪率が20%~25%のところ、30%以上の場合は肥満となります。
さらに、肥満の病的な形態を「肥満症」と言い、日本肥満学会では肥満症の定義を次のように規定しています。
「肥満症とは 肥満に起因するか もしくは関連する健康障害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態をいいます(日本肥満学会)」
肥満かどうかの判断は肥満度を計算する事により、明らかにすることができます。
[肥満度とは?]
肥満度とは、BMI(ボディ・マス・インデックス)と言いますが、
BMIは次のような計算式で出します。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIの判定は次のようになります。
18.5以下・・・ やせ
18.5-24.9・・・ 正常
25.0-29.9・・・ 肥満クラスⅠ
30.0-34.9・・・ 肥満クラスⅡ
35.0-39.9・・・ 肥満クラスⅢ
40.0以上・・・ 肥満クラスⅣ
※BMIが25以上になると高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。
[肥満度とは?]
肥満度とは、BMI(ボディ・マス・インデックス)と言いますが、
BMIは次のような計算式で出します。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIの判定は次のようになります。
18.5以下・・・ やせ
18.5-24.9・・・ 正常
25.0-29.9・・・ 肥満クラスⅠ
30.0-34.9・・・ 肥満クラスⅡ
35.0-39.9・・・ 肥満クラスⅢ
40.0以上・・・ 肥満クラスⅣ
※BMIが25以上になると高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。
肥満度の判定には、この他にも別の指標がありますが、これらは、「筋肉の発達度」を考慮したものではない、ということです。
ただ、その計測器に組み込まれた計算式によっても、体水分量によっても 数値が変わる可能性があります。
同一のメーカーでの計算式で 統一して比較することが必要となりそうです。
ところで―――
そもそも 腸の長さも 穀類(米食)を主食とする日本人と、そうではない欧米人では異なっています。
日本人を「パン食」(小麦粉)主体にすることは、学校給食の影響です。
この背景には、米国の空前の小麦粉の生産過剰があり、学校給食に「パン食」を導入していった、という経緯があります。
例えば、アトピー性皮膚炎に関わる方の多くが、「小麦粉」にストレス反応を示します。
このことは 子供の頃に「パン食」で育った影響があるのかもしれません。
現在は「パン食」ではなくても、幼児期や発育期の「パン食」の弊害があるのかもしれません。
さて―――
食生活の欧米化により高脂肪、高カロリーなどの食事が多いと 肥満症の原因になることは明白で、日本人の生活習慣病の最大の原因は、ここにあると言えるようです。
また、ファーストフードや外食もカロリーが高い料理が多く、肥満をひきおこす原因になります。
米国では マックの食生活で健康を損ねたということで、訴訟問題にもなっているほどです。
また、生活習慣の変化が、日本人の肥満度を高めたことは 間違いないと思われます。
思い起こせば―――私が子供のころは、夜の9時まで起きているのは とてもきつかった記憶があります。
それがテレビの普及と共に 生活習慣が劇的に変化して、夜の10時過ぎまで起きていることは、当たり前になってしまいました。
当時 地方にでかけると、町の明かりはほとんど消えていて、夜の9時過ぎには 真暗だった記憶があります。
「田舎の人は、こんな時間なのに もう寝ているんだ・・・・」という思いが甦ってきます。
ところが今では、夜の10時前に寝るなどとは 思いもかけません。
夜の7時前に夕食を摂るなどということは、ホテルに宿泊する以外には めったにありません。
24時間営業の店はあるし、繁華街では夜中の3時でも人通りが多い状態にあります。生活習慣は まったく昔と変わってしまったのです。
食事の時間や睡眠時間が不規則になると、肥満になりやすくなります。
夜遅く摂る食事は 脂肪として身体にたまりやすく、エネルギー消費量も減少するからです。
夜遅く摂る食事は 脂肪として身体にたまりやすく、エネルギー消費量も減少するからです。
様々な要因が在って、日本人の多くの方が 生活習慣病もしくはその予備軍となってきてしまいました。
さて―――
食べた物がエネルギーとして消費されず、それが中性脂肪となり、体内に蓄積されたものです。
この単純性肥満(原発性肥満)は、肥満全体の95パーセントを占めています。
● 症候性肥満(二次性肥満)
代謝異常やホルモン異常など、ある特定の疾患が原因の肥満です。
これに関しては 「甲状腺」の代謝異常の方が多く見られます。
その結果、歩行時に後方からみると、手の平が後ろ向きになっている方です。
このような方は よく見られます。
その大半の方は肥満傾向にありますし、もし肥満していなくても いずれは太ってしまうことが、容易に想像できるような方なのです。
内臓器官は互いに連動連鎖しますので、「肝臓」などへのストレスが、甲状腺に反映されているケースなど、予想を越えて多くの方が この問題が潜在しています。
結果―――脂肪肝が増えて、肥満してしまうのです。
これは原因に対処すれば、防ぐことが可能です。
ただ、「肥満霊」だけは、身体の原因に対処する通常の調整だけでは、取り除くことは出来ないようです。
「肥満霊」そのものの憑依現象から 脱却しなくてはならないのです。
2014年1月2日記