生命体エナジー浄化の会ブログ

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未来エステを考える 18 身体を再生するソマチッドに迫るーその8

≪ 未来エステを考える 18 ≫
身体を再生する「ソマチッド」に迫る――その8
 
千島学説を続けます。

第5原理:腸造血説・・・骨髄造血説は誤り。 造血器官は小腸の絨毛である

人体には5リットルの血液があります。それが約120日ほどで入れ替わるので、1日あたり40ccの血液が生成・分解されることとなります。
 
現在、医学界では血液は骨髄で造られると考えており、それを前提として骨髄移植や骨髄バンクが行われています。
 
人間の血液は主とし て長骨(細長い棒状の形をした骨、大腿骨など)の骨髄で造血されるとしています。

しかし、戦争で両手足を根元から切断した兵士に貧血が起きないことから、千島博士は「骨髄造血説」に疑問を持ったのです。

そもそも、「骨髄造血説」は、1925年、アメリカの三人の血液学者によって発見されたものです。
 
彼らの実験方法というのは、ニワトリや鳩を約10日間絶食させ、骨髄を観察したもので、造血作用を確認したという不自然極まりない状態での結果から導き出しているのです。

つまり、長期間の絶食という異常な状態での観察結果を、そのまま健康な体に適用することに疑問をもち、千島博士は、ニワトリ、ウサギ、イヌ、ネコ、カエルなどを使い、良好な栄養状態と絶食状態の時とを比較しながら実験を繰り返し、次のような観察結果を得たのです。

□ 食べ物の消化物が、腸の繊毛に附着し腸粘膜に吸収される過程で、アメーバに近い姿に移行する。やがて、それが赤血球に成熟し血管に流れ込む。

□ 脊髄のない動物は、骨内の柔組織「骨髄」が無いため、血球は消化器官で造られる。人間や脊椎動物の血球も「受精卵の表面の繊毛」、その後は「胎盤の繊毛」、生後は「腸粘膜の繊毛」で造られる。

植物の場合、水分、栄養分を吸収する「根」があるが、動物の場合は、その根に該当するのが「小腸の繊毛」ということになるのです。

脊髄のない動物は骨髄がないから、血球は消化器で造られています。
しかし人間や脊椎動物の血球も、発生の最初の段階では卵の表面の繊毛、ついで胎盤のせん毛、生後は腸粘膜のせん毛で造られことを 千島博士は発見したのです。

しかし、骨髄造血説は現代医学においては基本となる考え方です。
それは骨髄の中に多種多様な細胞があることと、飢餓もしくは栄養不足のときに、造血作用が認められるからです。

だが、骨髄の造血作用は、真の造血ではないと、千島博士は言います。
なぜなら、骨髄は健康状態のときは脂肪が充満していてとても血液は造れないからです。
 
飢餓および栄養不足では血液が補給できないから、細胞が血球に逆戻りしているのです。
 
“異所造血”といって骨髄以外にみられる造血作用同様の現象であり、これをもって 全ての血液は骨髄で造られる、とすることにはならないとしているのです。

この腸造血説では、「小腸の絨毛」で「血液が造られる」ということは、身体の重要な臓器としての役割は 「小腸」が担っているということになります。
 
小腸の働きは 単に栄養素を吸収するだけではなくて、ほぼ無菌状艇で、24時間で全ての細胞が再生しています。
 
人体の中で 最も新陳代謝の早い器官です。
 

第6原理:生殖細胞は赤血球から造られる:遺伝は環境を重視(遺伝学の盲点)

千島博士は、ニワトリの卵の黄身(卵黄球)が赤血球に変化(分化)し、その赤血球が生殖細胞に変化している様子を観察しました。
 
そして―――「生殖細胞でない赤血球から生殖細胞が造られている」という現象を発見したのです。
また、「精子卵子も赤血球から造られる」ことも見出しているのです。

ニワトリの胚子の生殖腺(睾丸・卵巣)の組織発生を観察する場合、それまでの研究者は、胚子のウォルフ氏体(中腎)と、その付随の生殖腺を切り離していましたが、千島博士はそれを切り離さずに、中腎と生殖腺を一緒にした標本を大量に作って、それらを根気よく観察しつづけたのです。

その観察結果から、中腎と生殖腺のできはじめのものには境目がなく、組織が連続していることがわかり、しかもその周辺には、血管を飛びだした赤血球が無数に散在していて、それが原始生殖細胞や生殖腺の細胞に分化、移行していく姿を、はっきりと確認できたのです。

細胞は細胞から生まれるというものは、生物学の最も重要な根本原理ですが、生殖細胞でない赤血球から生殖細胞が造られるという現象は、生物学だけでなく、それにつながる医学、遺伝学、細胞学、血液学の定説を根本からくつがす世紀の大発見なのです。

千島博士は、実験を何度も繰り返し行い、赤血球が細胞に変わることを確認しました。
そして―――“卵胚子生殖腺の組織発生並びに血球分化に関する研究” と題する論文を発表したのです。
 
が、この論文は、日本の生物学会のすべてが、こぞって反対したというのです。

しかし、赤血球が人体のすべての体細胞に変化・発展していることが事実であれば、それまで謎とされていた

「なぜ、一日に40cc(2,000億個)もの血液が失われていくのか」

という赤血球消滅の真相(血球分化による細胞形成)や、毛細血管の先端は開放型であることなどが、論理的に整理されてくるのです。

生殖細胞が赤血球から造られる、ということが事実であれば、生命力のカギを握っているのが

『赤血球』

ということになり、弘法大師空海など様々な偉人が指摘してきた血脈の生命力を、完全なる体軸の確保に向けて整える手法が、今後はさらに一段と重要視されることになります。

血液には、「血液霊」なるものが反応します。
 
この「血液霊」が反応する場合、その人の「血液性状」には、何らかの問題がある―――ということが いえそうです。
 
例えば 「関節リューマチ」の方や「花粉症」 あるいは「アトピー性皮膚炎」で悩んでいるような方には、この「血液霊」が反応するケースが多いようです。
 
つまり、「血液霊」に反応する方は、「小腸」に何らかのマイナス波動が認められる―――ということになります。
 
すると、対処には「小腸機能」を正常化するためのアプローチが必要になる、ということに 気付かされるのです。
 
2014年7月1日記