生命体エナジー浄化の会ブログ

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日本三大霊山ー恐山 2

《 日本三大霊山―恐山 2 》
――死者の赴く地――
 
 高野山比叡山とともに 「日本三大霊山」の一つとされている「恐山」
 
私が行ったのは20近く前のことですが、今回のツアーのバスガイドの方は、「30年前の恐山は、本当に怖かった・・・」と言っていました。
 
その方の話では、「まだガイドに成りたてで、恐山というと、怖くて怖くて、行きたくなかった。仲間のガイドも皆一様にそう思っていたようです」このように語っていました。
 
今と違って、昔の画像をみると、殺風景で、うすら寒い雰囲気で、確かに・・・・不成仏霊が充満しているかのようです。
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これは恐山の地蔵堂です。昭和31年撮影です。左手に見えるのは本堂、奥の両側にある小屋は今もある浴場だと思われます。
 
今でこそ ここまで「うすら怖い」反応はありませんが、
 
恐山は、千百五十年以上前、862年(貞観4年)に、天台宗の慈覚大師が開山したところです。 慈覚大師とは、最澄の弟子の円仁のことです。
 
慈覚大師が、唐で修行中に 夢枕に立った高僧のお告げによると言われています。
その高僧は、次のように語ったと伝えられています。
 
「汝、国に帰り、東方行程三十余日のところに至れば、霊山あり。地蔵尊一体を刻し、その地に仏道をひろめよ!」
 
帰国した慈覚大師は、お告げに従い、本州最北の地を目指します。
 
辛苦の末に辿り着いたのが、むき出しの岩肌に、ここかしこに硫気孔から立ち上る蒸気、沸々と湧き出す硫黄泉と、亜硫酸ガスで岩肌が焼ける地獄のような様相を呈する奇観でした。
 
お告げに従い、地蔵堂を建立して、地蔵尊を祀り、修行に励んだと伝えられています。

恐山は、カルデラである宇曽利湖(うそりこ)を中心とした外輪山の総称です。

古くは宇曽利山「うそりやま」と呼ばれましたが、下北訛りにより変化し、恐山「おそれやま/おそれざん」と呼ばれるようになったといいます。

外輪山は釜臥山大尽山小尽山北国山屏風山剣の山地蔵山鶏頭山の八峰を指しており、「恐山」という名称の単独峰はありません。

火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景と、美しい宇曽利湖の「極楽浜」との対比が特徴となっています。
 
恐山の地に入るには、「三途の川」を渡ります。
「三途の川」は、死者が必ず通る途にあります。
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俗世と霊界を隔てる三途の川と太鼓橋。
 
私は、この太鼓橋と平行に走っている道路を、バスで三途の川を渡りました。
この太鼓橋の勾配は急で、悪人には橋が針の山に見えて、渡れないと言われています。
 
また、帰りは橋の上から、後ろを振り返ってはいけないといわれています。
 
総門入り口の手前に、「六大地蔵」があります。
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恐山菩提寺(恐山全体が境内となります)の総門手前にある六大地蔵(石像)

死後に向かうと言われる六道の世界を示すもので、それぞれの世界で救いの手を差し伸べる「地蔵菩薩」を顕しています。

六道とは―――
多くの善行を積んだ者がいく天道、己の本能や欲望のままに生きた者がいく鬼畜道、強い競争心や自尊心をもつ者がいく修羅道

自殺や殺人など悪行を積んだ者がいく地獄道、欲深く富や権力に執着した者がいく餓鬼道、そして人の道からなる6つの道を指します。

どの道へ進んだとしても、この地蔵菩薩が それぞれの世界で衆生の苦しみを救ってくれる といいます。

この6種の世界それぞれで、衆生の苦しみを救ってくれるのが六大地蔵なのだといいます。 もう少し詳しく述べると、次のようになります。

天道から救ってくれる日光地蔵
人間道から救ってくれる除蓋障地蔵
畜生道から救ってくれる宝印地蔵
阿修羅道から救ってくれる持地地蔵
地獄道から救ってくれる壇陀地蔵
餓鬼道から救ってくれる宝珠地蔵

この画像から、左からそれぞれの地蔵菩薩となります。

そしてーーー左端の日光菩薩(天道)は、高波動です。

その隣の除蓋障地蔵(人間道)は、普通の波動で、そこから右はすべて「マイナス波動」の石像となっています。

つまり、この総門入り口の手前にある「
六大地蔵」では、左端の日光菩薩(天道)のみに、感謝を捧げて拝むのがよいと思われます。


このことを知らずに、不用意に拝んでいるとーーー

最もその人にマッチしたマイナス波動の地蔵菩薩の影響を受けてしまい、総門に入る前に身体が歪んでしまうことになるようです。
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5500総門入り口

入山料を払って、中に入ります。
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恐山菩提寺の手前にある「仁王門」
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「仁王門」を抜けると、恐山菩提寺地蔵堂」への参道があります。
冒頭の昔の画像と同じです。
 
ただ、昔の画像では、「地蔵堂」以外は マイナス波動がうごめいていて、確かに死者の霊魂が漂っていたように反応を示します。
 
現在は そのようなことはありません。かなりクリアな感じです。
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亀なのでしょうか、珍しい形態のものなので、カメラに収めました。
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地蔵堂
御本尊は『延命地蔵菩提』、いわゆる「お地蔵様」です。
 
御本尊を安置している「地蔵堂」は開山以来、地蔵信仰に由来する死者への供養の場(言い換えると死者の魂が集まる所)として、多くの人々から敬われてきました。
 
特に東北では、今でも子を亡くした父母は、必ず訪れなければならない「地」として、根強い信仰を集めています。
 
この画像に映りこんでいるオーブは、高波動ではありません。
全部で15体ほどありますが、すべて死者の霊魂を反映するオーブのようです。
 
地蔵堂」の中に入りたいようなのですが、結界があって 中には入れないようです。
 
この「死者の不成仏霊」は、境内に参詣に来た方で、同調する人には右肩にしがみついているようです。
 
 イメージ 9

地蔵堂の内部。撮影後に「撮影禁止」の看板が目に入りました。申し訳ありませんでした。
 
特に 高波動の反応はありません。内部は結界が張られていて、不成仏霊などは侵入できないようです。 そのためなのか、内部はクリアです。
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「地獄めぐり」がスタートします。
 
この「地獄めぐり」を終える頃には、不思議なほどに、皆一様に身体が正常化しています。
 
ここに踏み込むまでに、右肩にしがみついてきた「死者の不成仏霊」は、次々と離れていきます。
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ここも波動は高くなのですが、不思議なほどに、身体は正常化します。
 
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なぜ肉体のみならず、霊体までもが正常化してしまうのかーーー
 
私の分析では、この地の地下200Mに、「地蔵菩薩」様の巨大なエナジーが働いているように反応を示しました。
 
そのためなのか、地上では高波動の反応を示しませんが、この「地獄めぐり」の地上では、その波動の影響で 肉体のみならず、霊体までもが正常化してしまうようなのです。
 
地蔵菩薩真言は、「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」です。
このご真言を唱えると、特に効力が顕著に顕れるようです。
 
これには さすがに驚かされました。
 
だが、「恐山」では、さらに驚かされる事象があったのです。
 
                                     つづく
 
                                  2017年7月27日記