生命体エナジー浄化の会ブログ

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吉見正美氏の特別寄稿 2

《 吉見正美氏の特別寄稿 2 》
 
 吉見正美氏は、とにかく強かった・・・・何が?
 
「腕相撲」です。 それは圧倒的な強さを誇っていました。
その昔・・・・
 
テレビ東京で「勝ち抜き腕相撲」という番組があって、次々と猛者が出てきて、腕相撲で勝ち抜いていくのです。
 
相撲協会の高段者なども登場して、かなりの視聴率を取っていたと思います。
そのような中で、ダントツに強い人物がいて、72人を連続で負かしていました。
 
その人物は、その後左腕の世界チャンピオンになって、その賞金で地元の山形の地にジムをオープンした、とのうわさを聞いておりました。
 
「フィットネスプラザ難波」 のオーナーである難波勝夫氏の、驚異の連勝記録を打ち破ったのが吉見氏でした。
 
 
不肖この私めも、若いころは そこそこの腕相撲の強さがありました。
50代後半の頃に、中学時代の同期と会った席で、店のスタッフに、私に勝ったら「1万円をやる!」と勝手に宣言されて、
 
立て続けに1万円ゲットを目指して、若者たちが私の前に行列を作りました。
6、7人ぐらいと対戦して、面目を保ちましたが、その後数週間は右腕に違和感が残っていました。
 
そのようなことで、そこそこの力があった20代の 私の全盛期の時でも、吉見氏には秒殺されていました。
圧倒的な強さなのです。
 
この「勝ち抜き腕相撲」は、正月の特番でも放映されて、再び吉見氏と不動のチャンピオンである難波氏が激突しました。
 
そのとき、スタートの合図と共に、まず吉見氏がねじりこんで優位に立ちました。
さすがチャンピオンは技で勝り、肘の位置を動かして、やり直しになりました。
 
解説者も、「パワーでは吉見選手が勝るのではないか」とまで言っていました。
次も最初は吉見氏が優位な態勢になりまししたが、再び肘が動いたとしてやり直しとなりました。
 
そして・・・難波氏は、三度目にようやく吉見氏を打ち破ったのです。
 
その特番で優勝した難波勝夫氏とは、私はお目にかかることはありませんでしたが、ある思い出がありました。
 
というのはーーー私が山形県の特別強化コーチとして、山形県の各地を 休日の都度訪れていた頃に、山形工業高校の柔道部の指導を行っていたことがありました。
 
この高校の柔道部は、県内からのみ部員が集まっていましたが、他の全国的な強豪校は、全国からスカウトしてきた生徒で成り立っていました。
 
ところが、名もない東北の高校が、全国大会で上位に食い込むことになり、がぜん注目を集めていて、全国から視察が来るようになっていました。
 
ここの監督は、私の県での講習で開眼したのか、以後週3日は筋トレをしっかりとやったのです。
 
その当時は、他の高校の監督たちは この姿勢に疑問を呈していました。
柔道をやっていれば、自然と力がついて、パワフルになれるーーーと、このような古典的な考え方に固執していたのです。
 
ところが、この高校が実力をつけて、東北の雄となると、俄然その訓練方法が注目されてきたのです。
 
私は 幾度ものこの高校で指導しましたが、残念ながらトレーニング器具は恵まれていませんでした。
 
古いセノーのコンビネーションマシーンに、通信販売のようなフリーウエイトしかありませんでした。
 
県もようやく予算をつけて、20キロシャフトに20キロプレート(つまり60キロ)を購入する程度でした。
 
そんな中で、凄い能力を秘めた生徒がいました。
強かったのです。
 
「彼なら、パワーリフティングで、世界を獲れる!」と私は感じていました。
本人にも「君なら、世界を狙えるよ」と言っていました。
 
しかし、ベンチプレスの台ですら、貧弱なものでしたが、すでに140キロを超える重量をこなす能力があったのです。
 
この高校の近くに、難波氏が経営する「フィットネスプラザ難波」 がありました。
それでーーー
 
私の独断で、このジムで柔道訓練の一環として、パワーリフティングの指導をしてもらえないかと、まず水面下で相談しようと思ったのです。
 
ですが、ジムには誰もいませんでした。
再び訪れましたが、不在中で難波氏に会うことはできませんでした。
 
山形県には 特別強化コーチとして赴いていますので、この時以外には時間がとれずに、そのまま打ち切りとなってしまいました。
 
 
さて、吉見氏の記事に話を戻しますーーー
 
■食事とサプリメントの効用
 
歳をとると胃酸や消化酵素の分泌が減少し、栄養の吸収も悪くなります。したがって、実は高齢になると若いひとたちよりも栄養に気をつけなければならな いのです。
 
基本は栄養のバランスです。分量はもちろん若い時ほど取らなくともよくなり ますが、できるだけたくさんの種類の食べ物から良い栄養を摂取することです。
 
歳をとると、特に良質のタンパク質、野菜たっぷりに心がけるようにしてください。
 
歳をとって面倒になると、コンビニ弁当とか幕内弁当で済まそうなどと思ってしまいますが、それは健康と体力の大敵です。
 
もし、どうしてもそうしなければならないときは、総合ビタミン・ミネラル 剤やサプリメントを補ってあげるようにしたいものです。
 
「歳をとると骨が弱くなるので、カルシウムをたくさんとるようにしている」と言う人をしばしば聞きます。この時、カルシウムだけでなく、他の種類のミネラルも網羅してあげることが大切です。
 
なぜなら、ミネラルは単体で多量に摂取すると、それ以外の種のミネラルを排除してしまう作用があるからです。
 
たとえば、カルシウムだけたくさん摂取すると、マグネシウムやリンを消耗してしまい、それらの欠乏症を起こしてしまうこともあります。
 
ミネラルは総合ミネラル錠として摂取するのが良いでしょう。
 
これは、ビタミン Bグループに関しても同じです。たとえば、B1だけたくさん 摂ると、ほかの B グループの栄養素で ある B2やB6などを消耗して欠乏症を起こします。
 
したがって、普通、一般市場では、B コンプレックス(たしか複合錠と言う)という形で、B グループ全部(B1、 B2、B6、B12ニコチン酸、パントテン 酸、コリン、イノシトール)を含有したかたちで売っています。
 
前にも述べたように、歳をとって何もしないと、食欲は減少し、消化液が出にくくなり栄養の吸収が悪くなります。
 
それも考慮し、生活の中に運動を取り入れて食欲を保ち、消化吸収を促進させることで、消化不良、栄養不良にならないよう注意することも必要です。
 
サプリメントを摂るならまずは、栄養不良にならないための保険として、総合 ビタミン・ミネラル剤が良いかと思われます。
 
他に高齢者向けに役に立つものとしては、抗酸化ビタミン類(ビタミン.A、 ビタミンC、ビタミンE、セレニウム(セレン)等.)、コーエンザイム Q10、乳酸菌、ロー ヤルゼリー、プロポリス、ポリフェノール
 
特に心臓脈管系の健康にはオメガ3。関節の軟骨や靭帯のためには、グルコースアミンやコンドロイチン、ヒアルロン 酸、カルシウムやマンガン亜鉛、など のミネラルがあります。
 
しかし、経済的、倫理的な是非はともかく、何と言っても西洋医学的に最も若返りのクスリと考えられているのは、成長ホルモンです。
 
これは、195060 年代に研究が進み、アメリカではお金持ち 階級が求める究極の若返りのクスリということで 1970年代に騒がれていました。
 
これを取ると、症状的に、筋力や持久力が向上し、元気がでる、健康になった感がある、体力がつく、疲れを知らない。そして、若返ったような感じになるという自覚症状があるというのです。
 
当時ヒトの成長ホルモンは、死体の脳下垂体から採取していました。実用に供するには何百何千体から抽出しなければならず、莫大な手間と費用がかかるためほんのわずかな富豪階級の人だけの夢でした。
 
それが、1987 年、バイオエンジニアリングのおかげで細菌を利用して生化学的に合成できるようになってから生産が容易になりました。
 
しかし、若返りのための一般の使用は認められていません。小人症などの医学的に認められた症例だけにしか使用が限られています。
 
しかし、前にも述べたように、成長ホルモンのターゲットは骨、筋肉、脂肪分解です。運動選手が見逃すはずはなく、早速ドーピングにつかわれました。
 
1988 ベン・ジョンソンソウル五輪 で捕まったあと、1992アトランタ五輪ではステロイドで捕まるものはなく、記録も向上こそすれ低下するようなこともなく、表向きクリーンな大会に見えました。
 
しかし、陰の専門家の間では成長ホルモンの大会と言われていました。
 
なぜなら、成長ホルモンはステロイドのように尿検査では検出できないので、 使用するアスリートにとっては、捕まる心配がなく、安心して使えるからです。
 
選手に聞くと、いくら練習をしても疲れないし、すぐ回復するし、全体的に健康になった感じがするとのこと。
 
ボディビル界では、ミスターオリンピアのドリアン・イェーツもその使用を公言しています。
 
その効果は、彼の 1992 年と翌年の写真を比較してみれば明らかです。 では、ステロイドはいらなくなったかというと、そうでもありませんでした。
 
成長ホルモンはステロイドとスタック(複数のものを一緒に合わせて使うこと)すると 相乗効果があることがわかったからです。
 
その後も、水面下の使用は絶えず、 2000 年のシドニー五輪大会の時は、中国の水泳選手団が税関で1リットルの 成長ホルモンを持ち込んで摘発されたことがあります。それ以来中国の水泳は振るわないようです。
 
■生命維持の不思議
 
成長ホルモンは医学的に認められたもの以外、勝手な使用はできませんが、 現在は、自然な形である栄養素の組み合わせで成長ホルモンの分泌を促すサプリメントがつくられ、販売されています。
 
「誰よりも強くなりたい」、「人に勝って王座を得たい」、「衰えたくない」、「できれば不老長寿でいたい」というように、
 
人間というものは、いつまでも欲望というものから解放されない動物のようです。
 
そのような欲求を自由で自然状態にしておくと、競争や争いが進行し、勝者と敗者が生まれ、弱肉強食の世界に入って弱者は淘汰されます。
 
動物界では それでも仕方がないかもしれません。しかし、そこで弱者にやさしく振る舞うことができ、残酷で無益な競争の場合、それを克服し昇華することが人間には求められるのではないでしょうか。
 
もし、原始的な欲求、たとえば食欲などをコントロールすることができれば、人間はこれほど生活に苦労もせず、争いや闘うこともしなくて済むようになるで しょう。
 
そのような進化はあるのでしょうか。最近、あちらこちらで”不食”というこ とが言われています。日本でも食べないヒトというのが出てきているようです。
 
20年ほど前のことでしたが、わたしが ロスアンゼルスにいた時、ものを食べな いで生きている、いわゆる不食の人たちがオーストラリアからやってきて、「どうしたら不食になることができるか」というセミナーを開催しました。
 
これを聞くと、たちまち食べなくて良くなるといいうのではなく、時間をかけて不食に至るまでの方法を教えるセミナーです。
 
親しい友人がそれを受講してきて熱心に説いて聞かせてくれましたが、まだ、食事に未練があるわたしは本気で耳を傾けていませんでした。
 
当時オーストラリアでは、子供を含めて50人ほど不食の人たちがいて、さらに増えているとのことでした。
 
昔の仙人は霞を食べて生きていたと言いますが、現代の不食の人たちを思えば、まんざら嘘でも不思議なことでもなくなるかもしれません。
 
「人間にとって進化の可能性はまだまだいろいろありそうだ」ということかもしれません。
 
■痛みのメカニズム
 
歳を重ねていくうちに、「あちこち痛くなって具合が良くない」と、からだの不調を訴える先輩方の話しを聞くことがあります。
 
「腰や脚が痛い」、「膝が痛い」、「肩が痛くて腕が上がらない」、「筋肉がつる」など、からだの痛みや不調の多くは筋骨格系に原因があって発症するケースが多いものです。
 
ここではそれについて少し述べてみたいと思います。「腰の痛み」というひとつのテーマだけでも詳しく話すと何時間にもなってしまうので、ここでは筋骨格系の障害や痛みについての概略と一般的な対策についてお話ししようと思います。
 
容量がオーバーしましたので、すぐに「つづき」ます。