《 四国霊山の旅と仁淀川 2 》
石鎚山(いしづちやま)
石鎚山には、「一度は行かなくてはならない」と、以前から反応していた山でした。
私の過去生に関りがあり、その思いが強かったのです。
ロープウエイがあるので、簡単に登れるもの、と思っていましたが、案に相違して、ジジイの私にとっては、かなりキツイものとなりました。
波動は、低級霊が跋扈していますので、ここで拝むとよろしくないように反応します。
ここでは、ケーブルカーではなく、「ロープウエイ」と表示されています。
ロープウエイで、登ります。
「山頂成就駅1300M」
ここでケーブルカーを降りて、さらにリフト乗り場に行きます。
リフトで、もう少し上まで行きますと、石鎚神社があります。
そこから「石鎚山」の全容が見渡せます。
山頂近くになると、急傾斜が続くように見えます(実際に急な斜面が続きます)。
「修験道の霊山」として、大昔から信仰の山となっていたことが伺えます。
ここから下っていきますと、神社の境内に着きました。
売店のみならず、旅館までがあります。
山頂近くは、確かに険しい斜面が続いていますし、途もないのであれば、通常では不可能かもしれません。
修験道の開祖ですら、最初は山頂にたどり着けなかったのです。
それほど、険しい山なのです。
役小角が、力尽きて登頂を諦めて、この地域に立ち寄ると、とある白髪の老人が、ひたすら斧を研いでいるのに出会います。
そのわけを問いただすと、「斧を研いで、針にする」と答えます。
斧を研いで「針」になるまで研ぐには、尋常でない時間と労力が必要となります。
この言葉に役小角は感銘を受けます。
そしてーーー再び行を続けて、西日本最高峰の「石鎚山」登頂開山に至ります。
役小角の心願が叶ったことから、ここを「成就社」と称して、御社を祀ったことが始まりとされています。
小角が、山頂より下山して、遥かに山の頂を見返して
「吾が願い成就せり!」
と、改めて「石鎚山」を拝したところが、現在の「見返り遥拝殿」です。
ここ「成就社」は、諸願成就の神として、全国に知れ渡っています。
殿内には、大きな天狗がありました。
詳しくは 解りませんが・・・・
不思議なのですが、この「大天狗のお面」が、反応する場面が出てきます。
この画像を撮影した時点では、まったくそのような反応はありませんでしたが・・・・。
(これについては、次回に報告します)
対側にある「もうひとつの大天狗のお面」です。
こちらでは、そのような反応は示しません。
「心願成就」と書かれています。
「諸願成就の効験がある」として、国内に知れ渡っています。
ここの案内板には
「石鎚山は、古来より神しずまります山として信仰されています。
この神門をくぐりますと、神体山として石鎚の土を踏むことになります。
当神社でお祓い(無料)をいたします」
このような文面が書かれています。
神門
登拝者は、この門をくくりぬけて、「霊峰石鎚山」を目指します。
この先の「土」を踏むことで、ご神体山のエリアに踏み込むこととなります。
「霊峰石鎚山 遥拝の鳥居」となっています。
そこから遥拝する石鎚山です。
まだまだ頂までは遠くに見えています。
ジシイの私にとっては、ケーブルカーからリフトに乗り換えて、簡単に登れるものと思っていました。
しかし、それほど簡単の山ではないことを思い知らされました。
このコースの標高差は、約700Mです。
距離は、およそ9キロです。
修験道の「霊山」であるからことから、本来は「女人禁制」です。
古くから、毎年7月1日から10日間はお山開きの神事が執り行われています。
多くの信者が参拝登山に訪れますので、この期間だけが「女人禁制」でした。
現在では、7月1日だけが「女人禁制」で、「中宮成就社」までで、また別ルートにある土小屋遥拝殿までしか女性は立ち入れません。
この日には、女性は山頂まで登ることができないのです。
「女人禁制」の霊気は、実際に石鎚山に登ってみて、実感することになりました。
つづく
2019年2月7日記