《 世界に類のない水を求めて 2 》
禁足の地:日室が嶽その1
日室が嶽は、元伊勢内宮(皇大神社)の遥拝所から見える神気の漂う霊山です。
ピラミッドと云われていて、遥拝所から拝む「日室が嶽」には、一度は登ってみたい、と思っていました。
しかし―――「禁足の地」であり、人が踏み込むことは、基本的には禁じられています。
が、しかし、ネットでみると、「幾度も登ったことがある」と書き込んでいる方もいますし、どうしても登りたいと思っていました。
しかし、基本的には「人任せ」主義なので、私自身は ほぼ何も事前に調べることもなく、今回のツアーに参加していました。
事前調査では、アジャリンコがかなり調べていて、地図も全員に手渡していました。
今回は、皇子の参加予定はありませんでしたが、山へのアプローチや、かなり急な斜面を進みますので、どうしても皇子がいなくては・・・・と、
皇子が参加することになったのです。
それは―――
45度にもなる斜面を登りますので、ほぼ崖を登るような感じとなることから、秘境探検者の知識が必要となります。
この話をしていると、一部の女性は尻込みして、「私は、クルマで待ってます!」と次々と辞退宣言をしていました。
私はただ、根拠もなく「大丈夫だから・・・」と繰り返していました。
とうのは、事前のチェックでは、「全員で登って、無事に目的を達成して戻ってこられる!」と、強く反応していたからなのです。
パワースポットに踏み込みますと、ほとんどのエリアに「女人結界」が在ります。
「日室が嶽」の山頂エリアにも、必ず「女人結界」がありますが、これは「完璧なバリア」を張ることで、私が責任を持って「守るから・・・」と、宣言していたのです。
一説によると、「遥拝所から見える斜面から登ると、一年以内に亡くなる」と云われています。
神の神域を犯すと、死をもって償うことになるのかもしれません。
というのも―――
アジャリンコが事前に「日室が嶽登頂」に挑んだ方のブログを拝見していて、その人物と思われる方の画像が映り込んでいるものがありました。
その画像の人物は、現時点に反応させると亡くなっていると思われました。
やはり―――うかつに「禁足の地」に入り込むには、それ相応の覚悟が必要となるようです。
このようなことから、当日は万全な態勢で臨むために、宿でゆっくりと朝食を摂ることもなく、早朝に出発して、「日室が嶽」に向かいました。
廃寺の鳥居の傍に、クルマを停めました。
ここには、波動が良好な岩が残っています。
時間も早く、いよいよ出発となります。
スタート地点です。
この辺りは、まだそれほどではありませんが、この先は、
四つん這いで這い上がるようになります。
手袋(軍手)をつけて、まさに懸命に這い上がります。
途中の45度の傾斜地の画像はありません(撮影している余裕はありませんでした)。
ようやく途中でカメラを構えました。
斜度がきつくなります。
さらに斜度がきつくなって、まともにカメラを構えられずに撮りました。
申し訳ありません。こんな画像になってしまいました。
ようやく稜線まで辿り着きました。
ここで一呼吸入れます。
ここから異次元空間が続きます。
神々の棲む神域に入らせていただきますので、まず―――
立ち入る無礼をお詫びして、これからの御守護もお願いしました。
すでに、「女人結界」「男人結界」の中に立ち入っています。
完璧な絶対軸を確保しています。
そのために、簡単には体軸が崩れない状態に整っています。
高慢な言い方になりますが―――
一般の方では、ここに立ち入ると、間違いなく体軸が歪みます。
それなりの波動を保持した方でないと、この神域に立ち入ることは問題が生じると思います。
背後に「魔界系」のエナジーに汚染されている方は、ここには踏み込めないと思われます。
ここには、「超」のつく高波動エナジーが立ち上がっています。
反応では、「日室が嶽大権現」様と感知しました。
このような稜線を進みます。
神域ですので、そのすべてが高波動エナジーに包まれています。
イメージで、自分の霊体が歪んでいるか否かを、この中に入るとチェックすることができます。
この中に入り込んでも、違和感がなく、気持ちがいいと感じればOKです。
そうではなく、嫌な感じがするようであれば、「霊体」が歪んでいる可能性があります(浄化が必要です)。
このような磐座(いわくら)がありました。
かなりの高波動です。
ここには、陰陽道系のエナジー、「日室が嶽大明神」様のようなエナジーが反応しています。
全員で、磐座の上に持参のブレスレットを置いて、そのパワーを吸収しました。
それだけでは足りずに―――
手を当てました。
真剣に、磐座から高波動のエナジーを吸収しました。
このエナジーは「右脳」に入ります。
脳髄に染み渡る喜びを感じ取っていました。
日室が嶽は、標高は高くありませんが、雲海のように霧が広がっていました。
美しい景色を見ながら、こうして さらに稜線を進んでいきました。
つづく
2020年1月25日記