生命体エナジー浄化の会ブログ

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胎児期における後年の影響を考察する その3

《 胎児期における後年の影響を考察する その3 》

(胎児期の影響が、生活習慣病の根源――を考察する。その2)

 

 胎児期の影響が、成人となった後々まで及んでいる可能性について、検証を続けます。

 

胎児期から出生後に、「良好な反応をもたらすもの」と「悪化する反応をもたらすもの」に分けることができます。

 

まず、「良好な反応をもたらすもの」についてです。

その研究のひとつに、「胎教」があります。

 

胎児期のときの学習効果が、後年の知能の発達を促す―――というものです。

 

発達心理学認知科学の研究から、妊娠中の母親が、胎内で育つ自分の子供に向けて、「胎教」として絵本を読んだり、音楽を聴かせることで、出生後の子供の知能の発育に差が出ることが解っています。

 

胎児は、自分の母親が話す母国語を理解できる能力が高まりますので、胎内で母親の話す言葉を聴いていますので、もの静かで、人と話をしない生活を送っていた方から生まれる子供は、言語学習能力が少し低くなるかもしれません。

 

外国語を常に聞き流していると、生まれてくる子供も英語などの学習効果が高まるから、「胎教」として、「英語のニュースや映画を観る環境におくとよい」と言われています。

 

音感教育として、妊娠中の女性はクラシックなどの、身体によい音を共鳴させる「音楽」を聴かせるとよい、と云われています。

 

どのような音楽を聴きたがっているのかは、赤ちゃんの「おしゃぶり」の研究により、聞きたがる音楽を調べられます。

 

すると―――母親が、よく聴いていた音楽を聴きたがります。

母親が胎児のときに話していた物語を、生まれてくると子供は、その物語に興味をもって聞きたがります。これが「胎教」の原理となります。

 

 

さて―――「悪化する反応をもたらすもの」についてです、

成人病、生活習慣病といわれる大人になって罹る疾病も、母親の胎内にいたときの影響があって、出現するのかどうなのか?

 

これが、高頻度で出現するようなのです。

 

私の講座でこのテーマで行ったとき、様々な事例で反応があり、最後に参加者各人の胎児の影響をチェックしたときに、参加者のうち、大半の方に「胎児期の影響がある」となりました。

 

不思議なことに、現在現れている問題の影響は、「胎児期にある」と反応する場合、その影響のある「胎児」の時にセットして、そのときの母親から影響を受けている原因を消去しますと―――

 

現在ある問題個所の影響が消滅しました。

 

このことから、かなり多くの後年に出現する「疾病」などの問題が、解消するかもしれません。

少なくとも、「胎児期に母親から受けた影響」は、想像を超えたほど多くの問題があるようなのです。

 

その影響を消去することで、自分の将来に起こるかもしれない「病気」「疾病」などの根源を、事前に消滅させることが可能となるかもしれません。

 

この視点に立った、実際の症例を紹介します。

 

(症例その1)

糖尿病が20年以上前に発症して、その後継続して「糖尿病の治療薬を服用」している方がいました。

 

「糖尿病の治療薬」は、現在治すクスリは存在しませんので、ただその症状を押さえるだけのもので、クスリの副作用で、また別の症状を誘発する可能性が高くなります。

 

クスリの長期間に渡る服用で、脳幹(延髄、橋、中脳)や大脳基底核などに、有害金属(水銀、鉛、カドミウムなど)が蓄積していました。

その他、各臓器(膵臓脾臓、腎臓、膀胱など)にも、当然のように有害金属が溜まっていました。 

 

まず、これらの身体に溜まった有害金属(水銀、鉛、カドミウムなど)を抜きました。

そして、糖尿病を発症する根本的な原因は、「胎児期に在る」と問い、「イエス!」の反応を得ました。

 

「胎児期の9ケ月2週となり、そのときに母親が『感情的なストレス』をため込んでいて、そのときの影響が、成人した本人に顕現されたもの」―――という反応が得られました。

 

その影響を取り除くために、その胎児期の状態にセットして、母親の胎盤を通して、本人の左側の前頭骨に影響していたストレス波動を消去して、そのときに反応していた「胸椎6番の歪み」と「膵臓にかかるストレス波動」を抜きました。

 

そして、現在の本人の状態に戻すと、「糖尿病」としての反応(膵管動脈へのストレス)が消えていました。

 

(症例その2)

アトピー性皮膚炎は、ほとんどの医師でも「対処不能」としているものです。

通常はステロイド剤を塗り、一時的に劇的に皮膚の炎症を取り去りますが、その後さらに悪化して、取り返しがつかないほどに、皮膚に問題が残り、なかなか解消しません。

 

私も多くのアトピー性皮膚炎の方を診てきましたが、まず「ステロイドの影響」を完全に抜き取らないと、なかなか完治しないので、苦労する疾患です。

 

これも、「胎児期の影響」という視点でみると、そこに「根本的な原因」があるようなので、その時点にセットします。

すると―――

 

胎児期の時に、母親が「ジオパシック・ストレス」の影響を受けていて、その影響が胎児に反応していることが解りました。

 

この方は、後年になって「ジオパシック・ストレス」の影響で、婦人家系の疾患で手術をしていて、その影響が身体に残っていました。

そのために、「ジオパシック・ストレス」の影響を受けると、すぐに身体が歪み、その症状として、アトピー性皮膚炎を起こしていた---と反応を示していました。

 

このときの状態を身体に反応させて、その時に影響していた腰椎3番、5番の影響と、反応する子宮、卵巣へのストレスを外して、現時点に戻しました。

これで、アトピー性皮膚炎への症状は。一気に軽減されました。

 

 

これらの症例から、確かに「胎児期の影響が、後年に罹る疾患の根本的な原因」となっている可能性に気づかされました。

 

追加

「胎児期の治療」を調べていたら、妊娠中に内臓の異常がみつかることがあるようです。

腫瘍(奇形腫、リンパ管腫など)、横隔膜ヘルニア、先天的な奇形、水腎症などの異常が見つかりますと、胎児のときに一度取り出して、手術をして、その問題を解決してから、母体に戻す―――ということまで行っているようなのです。少し驚きです。

 

さらにまた、

「今現在は発現していなくても、胎児期の影響で、今後、発現するであろう疾患を、「事前に予防することが可能となるかもしれない」という、予防の観点からの対処が、これからの対応として求められることになりそうです。

 

ある方が、胎児期の影響を受けたブロックが検出されました。

 

1つは、23歳頃に発現する可能性が「子宮」に見出されました。

その方は40代なので、「心当たりはありますか?」と訊ねると、「30歳過ぎに子宮を摘出している」と答えられました。

 

もう一つは、出生後60年経ってから、63歳頃に「大腸がん」になる可能性を示唆していました。

まだ先のことですが、これもその反応を修正しました。

 

このことが実際に起こる可能性があって、それを事前に消滅させる事が出来たのか否かは、解りません。

しかし、「備えあれば憂いなし」と思えばよいと考えています。

 

まだまだ症例が少ないので、今後の考察となりますが、いくつかの可能性に関わる問題について、触れておきたいと思います。

 

今後の症例の可能性についても、言及しておこうと思います。

以下は、その可能性へのもので、「遠隔対処」などを通して行ったもので、必ずしも実際に本人に行ったものではないことをご承知ください。

 

認知症の症例)

軽度認知症と思われる方です(本人の自覚はあまりありません)。

 

当然の事ですが、脳内の様々な器官に、害金属(水銀、鉛、ヒ素カドミウムなど)が蓄積していました。

海馬、脳梁などは当然として、脳幹(延髄、橋、中脳)、間脳(視床視床下部)、大脳基底核などにも蓄積していました。

 

さらに重要な個所として、「偏桃体」の血流不全がありました。

 

その誘発原因は、胎児期にありました。

母親が、感情的なストレスをため込んでいて、あまり良くない食物を摂っていたようで、そのような状況に陥りやすい傾向にあったようです。

 

また、認知症は「進行を抑えることは可能である」が、決して「治らない」と、言われています。

 

私も、幾度もトライしましたが、

どうしても、「アミロイド・ベータ」というたんぱく質のカスが脳内にたまり、これが抜け切れないのです。

 

この「アミロイド・ベータ」は、パーキンソンやアルツハイマーなどにも関わります。

認知症の多くの方は、これらの疾患と併合します。

 

人を食べる「食人文化」が、かって残っていたニューギニア島で、牛から人へ感染する牛海綿体脳症が発見されました。

発作的な「震え」から始まり、徐々に「立つ」ことや「歩く」ことが出来なくなり、パーキンソン的な症状を示します。

 

原因は、「プリオン」という特殊なたんぱく質で、正常なたんぱく質が異常化することを「プリオン化」と呼んでいます。

アルツハイマーもパーキンソンも、特殊なたんぱく質の異常化で、脳が委縮することが解ってきました。

 

つまり、「認知症」も「アルツハイマー」も「パーキンソン」も、「アミロイド・ベータ」というたんぱく質のカスが脳内にたまり、

プリオン化」することで、脳が委縮して、症状が発生しているのかもしれません。

 

これらは、ヒトに感染する「感染症」とされています。

「アミロイド・ベータ」の蓄積には、何十年に渡って感染する可能性が指摘されて、世界に衝撃が走っています。

 

つまり、若い方でも、感染していると、すでに「アミロイド・ベータ」の蓄積が始まっていて、後年に「認知症」「アルツハイマー」「パーキンソン」などの疾病になるかもしれない可能性があります。

 

この脳内に溜まるカス(アミロイド・ベータ)は、なかなか取り切れません。

 

そんなときに、狂牛病の研究と「アミロイド・ベータ」の研究から、牛肉についての研究データを学会で発表しようとした直前に、殺された学者がいたことを聴きました(日本では、一般のニュースに載らなかったようです)。

 

狂牛病で、日本は米国からの牛肉の輸入を止めて、吉野家などの「牛丼」は「豚丼」に変更していた時期がありましました。

しかし、米国の圧力で、輸入を再開していました。

 

その研究データが、牛肉が「アミロイド・ベータ」蓄積を高める可能性を示すものであると、日本人の多くが牛肉の摂取を控えるようになるかもしれません。

 

それを阻止するために、この学者は殺されたのかもしれません。

過去にも、このような事例は見られます。

 

もし、ホルモン剤で汚染された「牛肉」を食べることが、「アミロイド・ベータ」蓄積の感染に関わるのであれば、「牛肉」を通して、脳内に溜まった「アミロイド・ベータ」を引き出すことができるかもしれない―――このように考えました。

 

その結果、どうやらできそうなことが解りました。

「牛肉」をキーワードとして、「アミロイド・ベータ」蓄積の影響した「物質」が、脳内から引き出しやすくなりました。

 

これで、新たな視点が生まれました。

まだまだ、これらの問題解決に、尽力していかなくてはなりません。

 

                         了

 

                         2021年5月18日記