《 パワーかフォースか 5 》
人間のレベルを測る科学 その5
「パワーかフォースか」(デヴィット・ホーキンス書)は、著書のオリジナルが発表されたのは1955年です。
今から25年以上前のことです。
現在の実情と、いくつかの修正すべき点があるようにも思います。
重要なポイントをいくつか挙げておきます。
〇 世界人口の15パーセントしか、臨界点である「200」のパワーとなる「脳の意識レベル」を超えていません。
ただ、15パーセントの集合的なパワーは、残りの85パーセントのネガティブなレベルとバランスを取ることができるといいます。
〇 パワーのスケールは対数的に進みますので、最高位の「1000」のレベル(神的な存在)が一人いますと、人類の全ての集合的なネガティブな意識レベルに対して、完全にバランスをとることができるとしています。
このようなバランスがとれていなければ、人類は自己破壊へと導かれてしまう、といいます。
著書の中で、宗教のレベルを測定した数値が載っています。
キリストや釈尊(仏陀)は、本来は最高位の「1000」の「神的な存在」レベルですが、著書の中では、次のように述べています。
キリスト教・・・498
ユダヤ教・・・499
ヒンズー教・・・850
小乗仏教・・・890
大乗仏教・・・960(ここには、日本の神道も含まれるようです)
禅・・・890
イスラム原理主義・・・125-130
どんな宗教でも、原理(根本)主義派は常に最も低く測定される、としています(犯罪の意識と同じ水準です)。
次に、人類が自己破壊へと導かれてしまうのを防いでいる「パワーレベルの要因」を、挙げると次のようになります。
〇 「600」(平和) 1000万人に一人(世界で700人)
〇 「540」(喜び) 250人に一人(世界で2800万人)
〇 「200」(勇気) 5~7人に一人(15%から22%)
この「200」(勇気) 5~7人に一人(15%から22%)については、どうしても納得できないのです。
多くの人々の観察から、今まで「200」を超えるような臨界点を突破する方は、めったに反応しないからです。
さらに―――著者のデヴィット・ホーキンス博士は、
〇 脳の意識レベルは、大きく変化することはない
と、述べています。
生涯を通して、平均して数ポイント上がるだけである、としています。
それはーーー
ほとんどの人が自分の人生経験を、元から持っていたエネルギーフィールドの中で、違う形で表現しているに過ぎないからだ、としています。
多くの人は、自分の内面は改善しても、それ以上のフィールドに行くことは稀であるといいます。
しかし、突然ジャンプして大きなフィールドに行くことは可能であるとも言っています。
潜在能力を活性化させることで、それは「できる!」としています。
私は、「脳の意識レベル」でチェックしていると、一様に低いときに外部の影響を強く受けている状態であり、その外部の影響を取り除ける状態にすると、「脳の意識レベル」が向上することを確認しています。
実際に、「脳の意識レベル」が50以下の場合は、周囲の環境の悪影響やヒトの念を受けてしまい、身体が歪み、体調が優れない状態になります。
このヒトの影響を消滅させて、エナジーを注入するだけで、「脳の意識レベル」急激に上昇して、ヒトの念を受けないレベル(200以上のパワーのレベル)になる方がいます。
また、人体の最重要ポイントである「松果体」にアプローチすることで、「脳の意識レベル」を高めることができることを確認しています。
このことは、脳の最重要ポイントである「松果体」は、構造体としては「2重螺旋」です。
しかし、この分析に卓越している松久正氏(整形外科医で米国公認のカイロプラクター)は、「松果体」は高次元多重螺旋DNAであり、目に見えるのは「2重螺旋」までで、
それ以上の4重螺旋―6重螺旋―8重螺旋-10重螺旋-12重螺旋までは、目に見えないが存在すると主張しています。
これについては、確かにそのような反応を示しますので、この「松果体」の高次元多重螺旋DNAのレベルで、脳の意識レベルを評価することができるようなのです。
これらのことから、デヴィット・ホーキンス博士が「脳の意識レベルは、大きく変化することはない」としていることには、疑問を持たざるを得ないのです。
彼の説をそのまま受け入れると、「脳の意識レベル」が低い「75」(深い悲しみ)と評価される方は、
悲しさ、損失、依存に関わり、ここに固定されると「うつ病」のようになる可能性が高いことになります。
そして、常に負けることが多くなり、金銭と健康も失うことが多くなるレベルです。
しかしながら、パワーのレベルにある方は、本来的にネガティブな影響を受けにくくなり、ポジティブで前向きに生きていきますので、社会的にも成功する確率が高くなります。
では、生涯にわたってこのような状況から変化できないのであれば、精神的修行をしても意味がなく、成果も上がらないことになってしまいます。
そんなことはないと思います。
一人の人物に焦点を当てても、「脳の意識レベル」が低い50のレベルの時もあれば、200以上のパワーのレベルに入ることにもなるのは、その時の状況によって変化していることであり、
私は「脳の意識レベル」はジャンプアップできるものと信じています。
では―――どうしたら、「脳の意識レベル」を上げることが出来るのでしょうか?
それを探ります。
「松果体」に焦点を当てますと、「脳の意識レベル」を判断することができるように思われます。
つまりーーー
「脳の意識レベル」の低い、「30」や「50」というレベルのときには、「松果体」の高次元多重螺旋DNAは、構造的に目に見える「2重螺旋」が機能していないレベルと判断されます。
これが、「2重螺旋」の目に見えるレベルから、目に見えないレベルの「4重螺旋」⇒「6重螺旋」⇒「8重螺旋」と上昇していくことで、「脳の意識レベル」もまた、上昇していきます。
そして、「フォース」のレベルから、「200」を超える「パワー」の領域へと入っていきます。
この「松果体」の螺旋構造を活性化して、「脳の意識レベル」を上昇させるのは、「松果体」が完全に浄化されて、正常に機能していることは前提条件となります。
多くの方は、「松果体」が正常に機能していないレベルにあります。
いや、ほとんどの方では、「松果体」が正常に機能しているレベルの人を見出すのは、簡単ではないことが解ります。
まず、大多数の方は、「松果体」に有害金属(水銀など)が蓄積しています。
これは、画像診断でも正確には見出せないものと思われます。
これを見出すのはーーー「松果体」に焦点を当てて、「有害物質の蓄積があるか否か」を問うて、キネシオロジーテストで判断することができます。
かなり正常な方においても、正確な判断を求めると、「微量な有害金属が残存する」というレベルにあります。
このことからーーー私自身のスケールでは、「松果体」に「有害物質の蓄積があるか否か」で、「それはない!」と反応することが、「200」を超えるパワーのレベルに入るための関門である、と判断できるように思われるのです。
もう一つ、なぜ多くの方が「200」以上パワーのレベルに至らないのか?
それはーーー
「電磁波の影響」が関係しているように思われます。
「パワーかフォースか」(デヴィット・ホーキンス書)が発表された当時(1995年)の25年以上前には、携帯もスマホも普及していませんでした。
ですが、今では子供までもが携帯・スマホを持ち、強烈な5G電磁波に切り替わる過渡期にあります。
この電磁波の影響が強すぎて、大多数の方の「脳の意識レベル」が低下している、と言えるようなのです。
「電磁波の悪影響」は、松果体にストレスをもたらします。
それ故、大多数の方の「脳の意識レベル」が低下してしまい、「200」以上のパワーのレベルに至らないものと思われます。
デヴィット・ホーキンス博士は、日本人の「脳の意識レベル」を「400以上」の非常に高いレベルで測定しているようですが、そのように高い方にはお目にかかることはまずありません。
一様に「200」以下の「フォース」のレベルにあります。
そこで試しに、松果体にバリアを張り、「電磁波の悪影響」を取り除きますと、確かに「脳の意識レベル」は向上します。
それでも、一様に「フォース」のレベルは変わりません。
さらに試しに、「電磁波の悪影響」を取り除いた方に、松果体に「若返り神気」を注入しますと、「脳の意識レベル」はジャンプアップして、パワーの指標となる「200」を超える数値を示すことが判りました。
このことから、松果体にアプローチすることで、「脳の意識レベル」を向上できることが解りました。
さらにもう一つのアプローチを試しました。
それは,第2の脳と云われる「小腸」です。
「小腸」は、人体への影響は とてつもなく大きい器官です。
生理学的にはまだ認められていませんが、間違いなく「血液を造る造血作用」があります。
新陳代謝も、人体で最も大きく活性化している器官です。
全ての細胞が、およそ1日で入れ替わります。
他の臓器や筋肉などは、1から3か月以上で入れ替わるのですが、小腸は1から2日です。
人体にとっては、それほど重要な器官なのです。
「小腸ガン」はありません。
新陳代謝が激しいので、ガン細胞など発生することはできないのです。
この小腸への「テスラバルブ」をセットすることで、やはり「脳の意識レベル」を向上できるようなのです。
了
2021年11月30日記