《 天狗小僧寅吉:天狗を訊ねる その1 》
岩間山の愛宕山神社
本ブログ「 天狗界、仙界、真言密教界を考証する 」シリーズで、平田篤胤の「仙境異聞」で、天狗小僧寅吉にまつわること載せています(本シリーズは、まだ継続中です)。
「仙境異聞」(文政6年:1823年)では、そこに「岩間山に十三天狗、筑波山に三十六天狗、加波山に四十八天狗、日光山には数万の天狗」がいると描かれています。
この「仙境異聞」から、江戸の文化人に霊界としての「岩間山」の存在が知られるようになったのです。
同書では、愛宕神社は「愛宕宮」といい、後ろに「本宮」と呼ばれる「唐銅の六角なる宮」があり、周りに「十三天狗の宮」があると描いています。
この「岩間山」の天狗に会いたい―――という強い動機がありました。
今までにも多くのパワースポットを訪ねて、天狗に纏わるエリアにも踏み込んでいます。
実際に、「天狗界の何者か」に見張られているという反応は、幾度も体験しています。
具体的に、身体に何らかの反応を直接に受けたことはありませんが、幾度か「感知」することはありました。
私自身は、霊的には全くの鈍器で、ほとんど身体に感知することはないタイプです。
それでも、「これ以上踏み込むと・・・まずい!危険だ!」という感覚を覚えることは、幾度も体験しています。
例えば、元伊勢の皇大神宮内宮の御神体山である「日室が嶽」の、山頂に至るブログ「世界に類のない水を求めて 4と5」では、
山頂から眼下にある元伊勢の皇大神宮内宮の方面の斜面には、「踏み込んではならない!」と強い警告を受けました。
この「日室が嶽」の登山では、特に何事もなく目的を達成できて、多大な高波動を吸引することができました。
が・・・・その後、「日室が嶽」の我々が登り始めた麓(ふもと)から、完全に霊的な結界が敷かれて、人の立ち入りが禁じられています。
無理して立ち入ると、何らかの事故が起こる可能性を感知します。
禁足の地である「日室が嶽」を守護する天狗達が、完全にブロックしています。
―――このように、霊的な結界を守るために、天狗界では「神域」を守っているように思われるのです。
「神の領域(神域)」は、様々な「眷属神」によって守られているようです。
例えば、琵琶湖にある「太郎坊宮」(本ブログ「琵琶湖周辺を探索する4~6」)では、良好な波動に包まれて、「太郎坊天狗」のエナジーを吸引しました。
太郎坊天狗は、修験道系の開祖たる役行者の兄弟子となる天狗とされています。
その弟である「次郎坊天狗」は京都の愛宕山に住むとされています。
また、源義経が修行をした鞍馬山を治めている、とも云われています。
鞍馬山の奥之院では、何か違和感がありましたが、皆で行った時には、誰一人として問題は起こりませんでした。
しかし、最初の鞍馬山では、過敏な同伴者は「行ってはならない!」という反応があり、奥之院には踏み込めませんでした。
また、大江山の天狗界系の山に登った時には、車道を走って、大江山に向かっている段階から、「誰かに見張られている」という反応がありました(何事もありませんでした)。
これらの過去の経歴には関係なく、天狗界系のエナジー体との邂逅を願っていたのです。
そのような天狗界系の「眷属神」とコンタクトできるのではないかと、「パワースポット探索の会」のメンバーと、岩間山愛宕神社を目指しました。
天狗小僧寅吉が、江戸時代に天狗界系と交わり、修行を積んだといわれる「岩間山」をターゲットとしたのです。
2021年1月29日のことです。
「愛宕山頂周辺の案内図」です。
愛宕山は、筑波山地の北東部を構成する標高305メートルの山です。
昔は、「風穴山」と云われていて、「愛宕権現」が鎮座するということから、「愛宕山」と称されています。
仙境異聞では「岩間山」として描かれています。
この参道を行きます。
「御泉井神」
巡拝路入口とあります。
「御泉井神」とは、愛宕神社の繁栄を支えた霊井の神のことです。
境内です。
良好な波動が漂っています。
境内から、麓(ふもと)を見渡します。
常盤線の「岩間駅」があるはずです。
まず、「愛宕神社の拝殿」です。
愛宕山には巴川という水源があり、昔の信仰では「水」に関わる神社としていいますので、「龍神」系が反応するようです。
そのためなのか、山頂には、西に大山咋命(酒神)を祀る「松尾神社」があり、東には高淤加美神(水神、龍神)を祀る「龍神社」が位置しています。
波動は良好です。
ここの創建は、大同元年(806年)ですから、およそ1200年の歴史ある神社です。
「愛宕神社の拝殿」です。中には入れません。
「愛宕大権現」の波動は感知されません。
「大権現」とは、天狗界系のものですが、そのような反応はないのです。
わずかですが、「水龍」が反応します。
「広げよう防災の輪」とあります。
「愛宕神社」は、日本三大火防神社(日本火防三山)の一つなのです。
つまり、防災の神を祀っています。
「愛宕神社」に向かって左側です。
ここにも、天狗界系のエナジーは反応しません。
「愛宕神社の本殿」後方には、いくつかの記念碑があります。
これが、「愛宕神社の本殿」です。
「本殿」の上方には、さらに屋根を覆うように屋根があります。
古い本殿を、経年劣化から守るかのようです。
「徳一大」とあります。
これは何なのかは、よく判りませんでした。
もしかしたら・・・愛宕神社は、「徳一法師」が創建したと伝わりますので、これに由来するかもしれません。
「パワースポット」とあります。
ここには―――
「本殿から連なるさざ波状の岩脈から出る波動により、身も心も癒されると言われています」
このように書かれています。
その岩脈とは・・・・
これのようです。
地面にある節理状の岩盤は、かなり高波動です。
「愛宕神社本殿建設の碑」です。
「阿夫利神社」です。
さざ波状の岩盤の節理のある地面から連なっていますが、特に波動が高いことはないです。
さざ波状の岩脈から出る波動の影響は、この「阿夫利神社」の祠には反応していません。
調べてみると、ここは「東の宮」ともいわれ、農耕神である「水神」を祀っているようです。
ここには、「出雲神社」の祠があります。
なかなか良好な波動です。
どうやら・・・「大黒天」様に関わりがあるようで、その御真言「オン・マカキャラヤ・ソワカ」に反応します。
これが―――「本殿から連なるさざ波状の岩脈から出る波動」のものです。
ここの岩盤から、反時計回りの渦状の高波動が吹き上がっています。
我々は、このエリアに持参のブレスレットを置いて、高波動のエナジーを吸引させました。
この高波動エナジーが、螺旋状に吹き上がっているエリアに、一人ずつ立ちました。
「天地結合の印」で、宇宙からのエナジーを取り込み、地球からのエナジーを吸い上げて、自分の体内で結合します。
これにより、カネゴンの体内には、宇宙空間からのエナジーと、地球の核からの高波動エナジーが吸引されています。
ここには、
「階段を登りつめると処に、愛宕神社の奥社、飯綱神社があり、主祭神の手力雄命が鎮座する」とあります。
この急な階段を登り、愛宕神社の奥社である「飯綱神社(いづなじんじゃ)」を目指します。
この上にこそーーー天狗界系のエナジーと遭遇できるとものと、期待していました。
つづく
2022年1月25日記