《 天狗小僧寅吉:天狗を訊ねる その4 》
筑波山神社その1
「筑波山」は、三十六天狗が棲むと云われる地です。
ここの神社に向かいました。
筑波山は、西峰・東峰からなる双耳峰であり、筑波山神社本殿はその両山頂に1棟ずつ鎮座しています。
主要な社殿はーーー
男体山本殿―西峰頂上にあります(標高871M)。
女体山本殿―東峰頂上にあります(標高877M)。
男体山本殿は、筑波男大神(いざなぎのみこと)を祀り、女体山本殿は、筑波女大神(いざなみのみこと)を祀り、夫婦二神を主神としています。
拝殿は―両本殿を遥拝するところで、山腹(標高270M)にあります。
これが「筑波山神社」となります。
筑波山は『常陸国風土己』に見える頃より、神の山として信仰が深く、その神霊を祀る筑波山神社は、公家・武家から崇敬が深い神社であったといいます。
ついでながら・・・・
男体山の「西峰」は山が険しく、神が棲む山とされていて、長い間禁足地となっていました。
つまり、ヒトの立ち入りが禁じられていました。
一方、女体山の「東峰」は、誰でも自由に入ることができたようで、様々な行事が昔から行われていて、解放地となっていました。
クルマを停めて、「筑波山神社」の標識に従い、歩を進めます。
まだ、天狗界系の反応はありません。
いよいよ「筑波山神社」が視えてきました。
「厳島神社」とあります。
本ブログでも紹介した、琵琶湖の竹生島から分霊したようです。
「厳島神社」ですが、何も反応しません。
寛永10年(1633年)に三代将軍家光から寄進されたとあります。
煌びやかに飾られていたであろう400年以上前にセットすると、内部の波動は良好になります。が、・・・今は反応しません。
「宇宙の卵」
筑波で開催された「科学万博つくば85」のシンボルとして、東ゲートに飾られていたものです。重さが6トンもあります。
無の象徴として生まれ、みんなであたためて未来を創るということのようです。
「隋神門」が見えてきました。
これが「隋神門」です。
「隋神門」までは、この参道を登ってきます。
我々は、横の駐車場から来ましたので、この「参道」は通っていません。
「隋神門」は、
古くは、寛永10年(1633年)三代将軍家光の寄進したものですが、焼失。
これは、文化8年(1811年)に再建されたものです。
この筑波山神社は、天狗界が関わる修験道系のお寺と、神社が併合した神仏習合時代があり、建てられた当初は「仁王門」でした。
そのために、建てられた当初は「金剛力士像」が、「桜門(仁王門)」として安置されていました。
しかし、明治になり、神仏分離令が出されてから、「隋神門」となり、「仁王門」の「金剛力士像」は、拝殿向かって左側に倭建命(やまとたけるのみこと)、右側に豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)の随神像を安置しています。
「筑波山神社」と書かれています。
「隋神門」の先に、「拝殿」が見えます。
その「拝殿」に行くには、この「隋神門」で霊的な浄化を受ける必要があります。
霊的な浄化をしているのが、この左側の倭建命(やまとたけるのみこと)です。
この随身像の波動は良好です。
右側には、豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)の随神像があります。
老若男女を問わず、誰もがこの「随神門」を通過することで、身体が浄化される「結界」となっています。
豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)の随神像についての説明があります。
豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)とは、ほとんど方は聞いたことのない名前だと思います。
この説明文によると、
「古代武人で、第十代崇仁天皇の皇子です。
天皇の命により、東国に遣わされ、長くこの地を治められて、筑波で亡くなったようです。
そして、宇都宮の「二荒山神社に祀られた」とあります。
御神木の「大杉」です。
樹齢800年、周囲9.8M、高さ32Mの巨木です。
確かに・・・霊的なパワーが強く反応します。
「拝殿」です。
この「拝殿」から、筑波山山頂にある本殿(男体山本殿と女体山本殿)を拝むことになります。
男体山本殿は、筑波男大神(いざなぎのみこと)を祀り、女体山本殿は、筑波女大神(いざなみのみこと)を祀っています。
この筑波山山頂にある両本殿を遥拝するところが、この「拝殿」であり、山腹(標高270M)にある「筑波山神社」となります。
この「木」もパワーがあります。
「御神木」としては反応しませんが、我々にエナジーを与えてくれるものです。
「拝殿」は、扉が閉じられていて、中には入ることができません。
良好な波動です。
狛犬(こまいぬ)にも、世相を反映してマスクを取り付けています。
新型コロナ・ウイルスは、神社の狛犬にまで感染したのか・・・と思わせます。
これは「筑波厄除け石」です。
石に「厄」「厄」「厄」と刻まれています。
どうやら・・・授与所で、「厄割り玉」をもらい。この「厄除け石」に投げつけて、「厄」を祓うようです。
「拝殿」の後方です。
この背後の斜面に、良好な波動を感知します。
我々が踏み込むべき斜面かもしれません。
何でしょうか・・・・?
「カビ」なのか、「粘菌」なのか、「苔」なのか、よくわかりません。
高い波動ではないので、「粘菌」ではないようです。
「恵比寿神社」です。
「恵比寿神社」の後方に、「日枝神社」「春日神社」が少しですが、見えています。
これが、「日枝神社」(画像の手前)「春日神社」(画像の奥)の本殿です。
ともに、それほどの波動ではありません。
ここまで来て、特に「天狗界系のエナジー」は反応を示しません・
どうやら・・・このままでは、この「筑波山神社」ではスカの結果になるのでは・・・という思いがよぎっていました。
つづく
2021年2月22日記