《 天狗小僧寅吉:天狗を訊ねる その5 》
筑波山神社その2
「筑波山神社」では、「天狗界系のエナジー」には、どこにも反応を示しませんでした。
筑波山には、三十六天狗が棲むといわれていますし、日光山には無数の天狗が棲むと云われています。
ここでも、「天狗界系のエナジー」と接触したいと思っていました。
「筑波山神社」ではなくて、筑波山の男体山の「西峰」は山が険しく、神が棲む山とされていて、長い間禁足地となっていました。
この地まで足を運ばなくては、天狗界系エナジーとは邂逅できないのか、と思っていました。
そのような思いをもって、我々は筑波山神社「拝殿」の後方の地に踏み込みました。
石垣の先に、何やら波動が良好な建物の屋根が見えていました。
何だろう・・・・そこを目指しました。
「愛宕山神社」とあります。
波動は良好です。
「愛宕山神社」とは、我々がこの「筑波山神社」に来る前に行った「岩間山」の十三天狗が棲む「飯縄神社(いづなじんじゃ)」のある場所と同じ名称です。
ただ、「愛宕神社」という名称の神社は、筑波山エリアにはかなり多く点在しています。
背後の階段の先は、かなり良好な反応を示します。
「愛宕神社」ではないです。
「愛宕山神社」とあります。
内部の波動は良好です。
ただし、「天狗界系のエナジー」は反応を示しません。
この近くにあるこの「木」は生きています。
御神木として、反応を示します。
通常、御神木には「注連縄」が巻かれて、人が直接触れることができないようになっています。
我々は、ただ感謝の意識だけを捧げました。
いよいよ「天狗界系のエナジー」が反応する地に踏み込んできました。
この地に踏み込むことで、明らかに「天狗界系のエナジー」の監視を受けている反応を感知しました。
我々の一挙一動を、ジーっと見守っていように思われます。
そして・・・ついに、「天狗界系のエナジー」の反応するエリアに遭遇しました。
この画像を撮った5分前には、この岩に「天狗界のエナジー体」が反応していました。
我々が移動するにつれて、その「エナジー体」も移動します。
「天狗界のエナジー体」にとっては、「聖域」で、通常であれば「禁足の地」であるのかもしれません。
幸いなことに、我々が「聖域」、「禁足の地」に踏み込んでも、歓迎こそされていませんが、反発は受けていないように反応します。
少し前には、天狗のエナジーが反応していました。
ですが・・・・今は、いなくなりました。
画像は、4分前に戻しています「天狗界のエナジー体(小天狗)」が反応します。
この左側の岩の波動は、かなり高いです。
「天狗界」としてセットしますと、この辺りのエリアには、天狗のエナジー体が20体ぐらい反応を示します。
明らかに・・・・我々の動向を伺っているかのようなのです。
「天狗界のエナジー体」は、我々とは次元が違うので、見ることができません。
しかし、敏感な方なら、その気配を感知できると思います。
私と違って、ゾネスや皇子は感知できるタイプです。
確かに・・・・この岩に座って、3体ぐらいのエナジー体が、我々の動向を伺っているのが、私レベルでも感知できます。
この岩も高波動です。
ですが、これ以上 先に踏み込むことは控えました。
「天狗界のエナジー体」の許しがない限り、踏み込めないのです。
例え許しが得られても、かっての動物界から天狗界で修業を積んで、トンビや鷹などから「小天狗」になったエナジー体は、よく人間に悪戯をするとも云われています。
例えば―――
2021年の12月に、千葉の麻賀多神社の奥宮の古墳の上に登ったときに、何もないところでゾネスが転倒しました。
その原因を探ると、同行したタッキーがいつものように大声で騒いでいたので、それを嫌った眷属の小天狗がゾネスを転倒させたように反応しました。
また、2022年の1月末に奄美大島に行きましたが、初日の最後に訪ねた聖域で、時間が遅くなり、帰りの下山ではライトがないので足元が見えなくなる懸念がありました。
そのために、そこでは早急に感謝をして、早々に引き上げ、帰りの鳥居の下が水が溜まっていたので、鳥居すら通らずに引きあげました。
すると―――帰りのクルマの中で、私は咳が止まらなくなりました。
そこの聖域には、5体の神的エナジー体が反応していて、2体はお許しくださいましたが、残り3体はなかなか許してもらえずに、咳が続いていました。
このように、パワースポットでは、安易な心構えで踏み込んではならないと教えられました。
この高波動の岩の上に、持参のブレスレットを置いて、その波動を吸引しました。
「楠木正勝の墓」とあります。
楠木正勝とは、南朝の忠臣である楠木正成(くすのぎまさしげ)の孫です。
「楠木正勝の墓」は、日本の各地に残っていて、そのうちの一つがこの石塔と云われています。
楠木正勝は、南朝崩壊後に普化宗に入り、虚無と名乗り活動しました。
それが「虚無僧」の語源となったという説があります。
これが何かは、良く判りません。
この像は、「倭建命(やまとたけるのみこと)」と反応します。
「御水神」とあります。
しかし・・・・
残念ながら、「御水神」としての反応はありません。
わずかですが・・・・「ヒ素」が反応します。
飲料としては適切ではありませんので、飲まないほうがいいようです。
この階段を登ると、波動が良好な反応がありました。
階段を登ると・・・・
「稲荷社」があります。
「朝日稲荷大明神」の旗がないびいています。
「稲荷大明神」が反応します。
こちらは、「稲荷神」として反応を示します。
稲荷系の神社は、キツネ系の眷属が鎮座しているとことが多いですが、ここは良好な波動を示します。
そうこうしているうちに、陽が沈み始めました。
夕暮れに照らされながら、我々は帰途につきました。
了
2022年3月1日記