《 神経切断の背後に潜むもの 》
私が、人の調整を行うときによく遭遇するのが、「神経切断」です。
これは―――
神経の中を走っている「血管」が硬化して、切れてしまうものと思っています。
特に女性のクライアントでは、「膀胱の神経切断」がある方は、新規調整者の中では半分以上を占めるように思われます。
その原因には、いくつか要因が考えられますが、
まず
〇 尿を我慢する傾向が強いのではないか
と思われます。
尿の排泄を過剰に我慢するクセがあると、それが常態化してしまい、常に膀胱の神経組織にはストレスがかかります。
その結果、神経組織への過剰なストレスが積み重なって、「神経切断」に至るのではないかと思っています。
もう一つは、
〇 降圧剤の悪影響で、神経内の血管にコレステロールがつまり、神経が硬くなって切れてしまう
このように、思われます。
昔は、「高血圧」というと、収縮期血圧が160mHgを超えた場合でした。
それが今では、135mHgを超えると、「高血圧」と診断されて、多くの方が血圧を下げるために、降圧剤を服用するになっています。
このために、製薬会社と医師にとっては、大きな収入源となっています。
この「降圧剤」は、副作用の温床となっているようです。
多くの方は、「降圧剤」は副作用をもたらす「クスリ」である、という認識が足りないように思われます。
とくに「降圧剤」は、服用することでコレステロールの数値が異常に高まることが知られています。
コレステロールそのものは、体内でも合成されるので問題はありませんし、昔のように「善玉コレステロール」や「悪玉コレステロール」といった迷信からは解放されてきています。
「コレステロール」そのものには、今では「善玉」「悪玉」の相違はありません。
簡単に言えば、肝臓から出されるコレステロールは「悪玉」であり、肝臓に戻るコレステロールは「善玉」と呼ばれていました。
問題となるのは―――
血管の内部に傷がつきますと、血中のコレステロールが溜まり、動脈硬化を引き起こすことなのです。
「動脈硬化」は、全ての成人病の大元になるものです。
「動脈硬化」による「血流不全」が、万病を引き起こします。
そして、神経内部を走る血管にも、多量のコレステロールが溜まることで、「神経切断」が引きこされるように思われます。
それ以外にも、「神経切断」を引き起こす要因はあるかもしれません。
例えば、私はよく「胃の神経切断」に遭遇します。
この場合には、感情的なストレスのメンタル・ストレスの多い方は、要注意となるようです。
さて―――
これらの「神経切断」は、ほとんど医療機関では見出すことができないようです。
それは、「神経切断」はレントゲンやCTあるいは、MRIなどの画像には正確に映らないからです。
それ故、新型コロナ・ウイルスで重症化する患者の多くに、「左肺の神経切断」があって、そのために全身にウイルスが蔓延していることに、気が付かないように思われます。
「左肺の神経切断」があると―――全身にウイルスが蔓延します。
私は、TVで新型コロナ・ウイルスにより重症化する患者の映像を見たことがあります。
3人の重症化した患者全員が、「左肺の神経切断」がありました。
「左肺の神経切断」には、胸骨側(内側)の神経が切断しますので、
〇 その部位の神経の全てを繋ぎます。
〇 全身に反応しているウイルスの全てを除去します。
これは、その場で対処はできます。
左肺の神経切断があると、左の肺では深く呼吸ができなくなります。
しかし、
全ての神経を繋ぎ、全身に蔓延したウイルスを除去すると、すぐに呼吸が正常にできるようになります。
さて―――
このように神経切断の要因と、具体的な対処について述べてきましたが、これだけでは、神経切断を引き起こす真の原因には至らないように思います。
そこで、神経切断を引き起こす「背後に潜む原因」について、考察しました。
以下、私の掴んだ原因についてのものです。
これ以外にも、まだまだ何かあるかもしれませんが、一つの解決要因として、参考までにお読みください。
これには、過去に私のところで身体の調整をした方で、膀胱の神経切断していた方を選び、その当時の状態にイメージでセットして、ある物質を十分な摂取をしてみました。
すると―――イメージの中ですが、神経切断の反応が低下するか、消滅しました。
イメージで与えたものは、「ビタミンC」です。
ビタミンCの大量投与で有名なのは、「ノーベル賞」を2回受賞したライナス・ポーリング博士です。
ポーリング博士は、大量のビタミンCを摂ることを推奨しました。
現在のビタミンC摂取では、一日100mgが基準値とされています。
だが、ポーリング博士は一日に2000mgから3000mgという大量のメガ・ビタミンを推奨しました。
これは、私の記憶が正しければ、ゴリラの研究からでした。
ゴリラが一日に摂取するビタミンCの摂取量から、ヒトに当てはめると、3000mgというメガ・ビタミンの量になるのです。
これは―――通常の野菜や果物からでは、補給できない量です。
サプリメントからの摂取です。
自然界から摂るビタミンCと、化学的に生み出すアスコルビン酸(合成ビタミンC)では、体内に入るとそれほど変わらないので、問題はないとされています。
一部では、アスコルビン酸(合成ビタミンC)は、問題があるとされていますが、それほど心配することはないように思います。
また、ビタミンCは人体では合成できないので、日々摂取する必要のあるビタミンです。
2000mg程度までなら、多量に摂取しても問題はないといわれています。
末期ガンの患者で、死を待つだけの人々に対する1976年の研究では、進行ガン患者100人に、毎日10グラム(1000mg)のビタミンCを与えました。
投与しなかった1000人との比較実験では、500日の時点でコントロール群は1000人全員が死亡しましたが、ビタミンC投与群100人中では、11人が生存していました。
最終的に、ビタミンC投与群は、コントロール群に比べて300日以上長く生きました。ガンにも有効なようなのです。
ビタミンCは、身体の防御力を高めて、多くのプロセスにも関与しています。コラーゲンをサポートし、結合組織を維持するなど、回復に寄与します。
また、植物由来の鉄の吸収をサポートします。
さらに、ビタミンCには強い還元作用もあり、若さを保つのにも必要となるものです。
高齢になるほど、白内障になります。
80歳を超えると、ほぼ全員が白内障になるともいわれています。
この白内障は、ビタミンCの不足から引き起こされます。
つまり、大多数の高齢者は、ビタミンCが不足しているのかもしれません。
ついでながら、今の新型コロナ・ウイルスの防御対処にも、ビタミンCは有効なようです。
ストレスのある生活を続けていると、副腎からホルモンが大量に排出されます。
そのような疲労感を持って生活している場合には、
〇 ビタミンCは、一日に数回に分けて摂取することをお薦めします。
ついでに言いますと、メガ・ビタミンを推奨して、自らも多量のビタミンCを摂取していたポーリング博士は、93歳でガンで亡くなっています。
多量のビタミンCを摂るには、ビタミンEの摂取がまた、必要となるようです。
ビタミンEは、若さを保つためにも必要とされています。
ビタミンCは水溶性(水に溶けるタイプ)のビタミンで、水溶性の活性酸素(酸素の毒素)から身体を防御します。
ビタミンEは脂溶性(脂に溶けるタイプ)のビタミンで、脂溶性の活性酸素(酸素の毒素)から身体を防御します。
つまり、ビタミンCとビタミンEの両者を摂ることが、推奨されることになります。
2022年6月14日記