《 箱根深澤銭洗弁財天と江の島神社の探索 その1 》
箱根深澤銭洗弁財天
前回パワースポットの探索シリーズで、「沖縄シンポジウムで立ち寄ったパワースポット」「浅草七福神巡り」を紹介しましたが、それ以前に行っていた「箱根深澤銭洗弁財天」などのパワースポットの探索が抜けていました。
遅ればせながら、2020年12月28日に尋ねた「箱根銭洗弁財天」と「江の島神社」を紹介します。
本シリーズの「箱根のパワースポットを行く その1」で、「阿字ヶ池弁財天社」について書いています。
この時は、本来は「銭洗い弁財天」に行く予定でしたが、レンタカーで行きましたので、目的の弁財天には行くことが出来ませんでした。
それで、「阿字ヶ池弁財天社」に辿りつき、意外なパワースポットの効力を感知して、十分な満足感を得ることができました。
しかし―――「深澤銭洗弁財天」に行っていないことが、心に引っ掛かっていました。
ここは、よく調べますと箱根登山鉄道の駅にあって、その近くを走る国道には、駐車できるスペースがないので、クルマでは行けないことが判りました。
それで、改めて小田急線の「箱根湯本駅」の現地に集合することになりました。
パワースポット探索の会のメンバー6人が揃いました。
箱根登山鉄道に乗り、最初の駅「塔ノ沢」に着きます。
箱根登山鉄道は、日本一の急こう配の鉄道で知られています。
「箱根深澤銭洗弁財天」は、この駅の構内から繋がっているのです。
「塔ノ沢」のホームから、入ることになります。
このホームに、入り口があります。
これでは、クルマでは行けないわけです。
「深澤銭洗弁財天」とあります。
「銭洗い弁財天」という名称は、全国に数多く存在するようです。
自分の「お金」を、そこの水で洗うと、何倍にもなって返ってくるという「金運アップ」の効験がある、と云われています。
清浄な「水」で、お金(お札と硬貨)を洗い浄化して、福徳を祈願することで、ご利益があるようです。
祭神は、「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)」で、「水神」や「祓い神」、「龍神」「川神」で、「祓い戸四神」の一柱で、祓い浄める女神です。
箱根鉄道は大正8年に開業していますが、ここの塔之沢温泉に宿泊していた相場師の、松井証券創始者の松井房吉の夢枕に白蛇が現れたことがきっかけで、大正15年に小さな社を寄進したことで、ここの「深澤銭洗い弁財天」が創建されました。
深澤(深沢)の清流の流れるこの地に、「弁財天を祀るのが最適!」と考えたのだと思います。
この松井房吉は、第一次世界大戦後の大正9年3月15日、東京株式市場の株価大暴落(戦後恐慌に突入)の際、日本橋兜町(にほんばしかぶとちょう)でただ一人大儲けをし、巨万の富を構築したといいます。
毎週土曜に塔ノ沢温泉の老舗旅館「福住楼」で、常連の大スター・阪東妻三郎の向こうを張って派手に遊んだという逸話が残っています。
中に入ると―――
鳥居を超えて、正面に社殿(本宮)があります。
扁額に「深澤辨財天」とあります。
この本宮の社殿の前には、水場があって、「銭洗い」ができるようになっています。
ここは、それほどの波動ではないようです。
さらにその先に進みますと―――
「火伏観音」があります。
観音像と灯篭が置かれています。
その横に―――
「火伏観音」のお堂があります。
お堂の中は、扉が閉じられていますのでよく見えません。
波動は、高くないです。
さらに、奥へと進みます。
「中宮」があります。
ここにも「深澤弁才天」とあります。
その隣には、石造りの祠があります。
「中宮」の中です。
「弁財天」のエナジーを感知します。
石造りの祠の前には、「白蛇」の置物があります。
弁才天なので、「蛇」に関わりがあります。
やはり、それほど高い波動ではありません。
「ご挨拶」だけして、ここを通過して、「奥宮」を目指します。
ここには、なぜか「蛙の置物」が多く置かれています。
この蛙は少し不気味ですが、他の蛙は ほとんどが可愛らしい置物です。
奥宮に近づいてきますと―――
いくつかの「鳥居」を通過します。
ここからが、本当のパワースポットの領域に踏み込みます。
深澤(深沢)の水が流れています。
「水」の波動は良好です。
この「水」は、飲料にしてもいいようです。
「鳥居の柱」に、「神に選ばれし者」と刻印されています。
「そうか・・・ここを通過できるということは・・・・神に選ばれた者なのか・・・」という気にさせられます。
これを有難く受け取りました。感謝。
龍神の口から、水が流れ出ています。
こちらの「水」は、それほどの波動ではありません。
ペットボトルなどで汲んで飲むほどではありません。
この奥に―――
「奥宮」があります。
さすがに、ここの波動は高いです。
洞窟のようになっていて、中に引き込まれそうな感覚を覚えます。
ここに、ご祭神の「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)」が祀られているようです。
その波動を感知します。
白蛇がおりますが、「弁財天」のエナジーはありません。
「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)」とは、「人の穢れを早川の瀬で浄める」と文献にあり、これは「治水神」の特性であるといわれています。
「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)」は、「天照大神」との関連が深く、「天照大神」を男性神とする場合では、その「皇后」であるという説もあります。
また、「天照大神」の「荒魂(あらみたま)」であるという説もあります。
伊勢神宮では、内宮に祀られている「天照大神」の「荒魂(あらみたま)」として、「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)」が祀られています。
伊勢神宮では、常に「東」に「天照大神」の正宮が位置し、「西」に「瀬織津姫(せおりつひめ)」の正宮が位置しています。
これは、伊勢神宮の内宮に「天照大神」が祭られて、その「西」にある「荒祭宮」に「瀬織津姫(せおりつひめ)」が祭られているのです。
また、「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)を祭神としている神社も、全国に点在します。
その一つである岩手県の遠野市にある「早池峰神社(はやちねじんじゃ)」に、私は行っています(いずれ本ブログで紹介します)。
その「水を浄化する」神である「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)のエナジーを、次の画像でさらに引き出します。
(この波動をコピーして、その上に飲料水を置いておくと、水道水でも浄化できると思います)。
この画像の上に置いた「水」は、浄化できるようです。
この「奥宮」の上には、高波動に満ちていました。
ここの波動は良好です。
ただし、「瀬織津姫大神(せおりつひめおおかみ)のエナジーではありません。
「奥宮」の鳥居から見た斜面です。
かなり高波動です。
この地に「銭洗い弁財天」を祭った意味が解ります。
清浄な「水」でお金を浄めることで、金運がアップするのも分かるように気がします。
我々も全員が、全硬貨と一万円札一枚を、深沢の清水に漬けて「運気向上」を願いました。
つづく
2022年6月21日記