生命体エナジー浄化の会ブログ

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出羽三山を巡る旅 4

《 出羽三山を巡る旅 4 》

羽黒山―月山-湯殿山を巡る その4

 

 湯殿山は、出羽三山の中の「奥の院」となります。

三山の開基は、蜂子皇子とされていますが、弘法大師空海の開基であるとの説もあります。

 

社伝によると、弘法大師が東北巡錫の旅に出たときに、酒田から赤川の上流を進み、梵字川に至り、この地に辿りついた―――とあります。

 

羽黒山出羽神社月山神社も、蜂子皇子が推古天皇元年593年に建てられました。

 

その奥の院の湯殿神社は、同605年に建てられています。

 

出羽三山は、江戸時代初期までは修験道でしたが、羽黒山中興の祖・天宥が、徳川将軍家の庇護を受けるために、天海のいた天台宗に改宗しました。

 

しかし、湯殿山だけはこれに反発して、弘法大師空海真言宗のまま今に残りました。

 

修験道山岳信仰の聖地で、羽黒修験道には「三関三渡」という擬死再生の行法が伝わります。

 

羽黒山は現世利益を、月山は死後の安楽と往生を、そして湯殿山では蘇りを祈るところです。

 

三山を現在、過去、未来に見立て、生きながらにして新たな魂として生まれかわることができる行とされているのです。

 

 

「未来」を司る「湯殿山神社の入り口」です。

ここは仙人沢(仙人澤)です。

 

この鳥居に「湯殿山本宮」とあります。

 

 

大鳥居の近くに、このようなエリアがありました。

 

 

地蔵菩薩の像があります。

 

 

ここに

湯殿山出羽三山奥の院として 明治の初めまで神佛習合の地として栄え此処仙人沢は木食行人(一世行人)修業の霊地でありました。

 

庄内地方にある即身佛六体は 大日坊以下略・・・は、

湯殿山仙人沢に於いて五穀を絶ち 十穀を絶って厳しい修業を重ね衆生済度のため挺身された尊い方々であります」

 

このように書かれてます。

 

湯殿山には、昔から「即身成仏」されたミイラで有名です。

その「即身成仏」された地が、ここの仙人沢であるというのです。

 

ここ仙人沢には、「永代供養」「〇〇家先祖代々の霊」と書かれた墓標が多く並んでいます。

その中に、このような祠(御堂)がありました。

 

詳しくは判りませんが、「即身成仏」の像が祀られているようです。

 

そこかしこに「湯殿山」と書かれた石碑があります。

ただ、

この周辺の波動はそれほど高くありません。

通常の方がここに踏み込むと、たちまち邪気で身体が歪むと思われます。

 

「即身佛修業の地 仙人澤」

 

この地が「即身成仏」の行われた聖地であることを示しています。

ただ、多くの方は、このエリアに入り込むと、身体が歪みます。

 

正常な方、清浄な方なら、この地に入っても何も問題は生じません。

過敏な方は、このエリアの「霊気」を吸い込んで、体調が崩れる可能性があります。注意してください。

 

ここにも「弘法大師修業像建立由来」があり、お大師様の像があります。

 

この横に、「飛龍大神勧請の由来」がありました。

個人的な詳細が記されていました。

 

湯殿山方面です。

歩いても登れますが、我々はバスを待って、バスで湯殿山の本宮に向かいました。

 

湯殿山は1500Mですが、登山道がありません。

 

 

 

バス停で降りて、湯殿山神社本宮 参道入口」を登ります。

 

御祭神は

大山祇命(おおやまつみのみこと)

大己貴命(おおなむちのみこと)

少彦名命(すくなひこなのみこと)

です。

 

ここに―――

湯殿山の開祖である蜂子皇子(崇徳天皇の皇子)が修験道に至る経緯が説明されていて、

「白山を開いた泰澄上人や修験道の祖 役の行者、あるいは真言宗開祖弘法大師天台宗の開祖伝教大師とその弟子慈覚大師なども来山して修業をしたと伝わる」とあります。

 

さらに

「殊に出羽三山信仰は、「三関三度(さんかんさんど)」や、「疑死再生(ぎしさいせい)」など、生まれ変わりの信仰が今も尚根づいている」

 

羽黒山で現生利益のご神徳により、月山の大神の下で死後の体験をし、慈悲深い湯殿の大神より、新しい生命を賜って再生すると考えられる」

このように書かれています。

 

さらに

湯殿山での修業は、云々 神仏と一体化になり即身成仏を得ることが出来るとされた・・・・俳聖松尾芭蕉は『語られぬ湯殿をぬらす袂かな』の句を残された。

古来「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒さめられた清浄神秘の霊場なのである」

とあります。

 

これに付け加えると―――

 

湯殿山神社とその周辺の詳細については、「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒さめられた清浄神秘の霊場なので、奥の細道を書いた俳聖松尾芭蕉は、

 

「総じてこの山中の微細、行者の方式として他言することを禁ず。よって筆をとどめ記さず」と記して、『語られぬ湯殿をぬらす袂かな』の句を残したのです。

 

まさに、ここに書かれている通りの「清浄神秘の霊場」でした。

 

 

湯殿山御神牛」とあります。

 

なぜ「牛」なのか?

それは―――

 

湯殿山大神」の化身として、「お牛」が崇められているからです。

また、

今から1400年前の開山のときが、丑年丑日であったからとされています。

 

ここにも4頭の神牛があります。

 

「神牛」に願い事をかけると、願いが叶うとされていて、「自分の身体のすぐれないところと同じ個所を撫でて、祈願すると願いが叶う」とされています。

 

これは「手水舎」なのでしょうか。

この流れ出る「水」で、左右の手を洗い、口に漬けました。

 

何でも像を並べれば、参拝者は有難がると思っていないか・・・・との念を抱きました。

有難くも何ともないものです。

 

他にも同じような像が並んでいます。

 

参道をさらに進みます。

 

ここから下り坂となります。

 

「御神域ですので、禁撮影」の文字が強くかかります。

 

「そうはいっても・・・・」私の思いの方が強いのです。

申し訳ありません。

 

中に入ると、神域ですので、裸足になります。

 

ミャンマーなどの寺院に行ったときや、ヒンズー教の寺院に行った時などには、裸足になるところがありましたが、日本では「裸足」で、靴下までも脱がなくてはならないところは、久々でした。

 

私は、年間通してほぼ裸足なので、何の抵抗もありませんでした。

 

まず、ここ湯殿山神社には、「社殿」も「拝殿」もありません。

原始的な、修験道の原型のような「神社」です。

 

これが御神体です。

 

高波動です。

かなりの高波動です。

 

「御神前」とあり、そこには神社にあるような「鏡」も置かれています。

「自分自身を写す鏡」です。

 

湯殿山大神」の波動が伝わってきます。

 

この御神体は、どうやら脳内の「偏桃体」に影響を及ぼすように思います。

 

「偏桃体」とは、霊的な問題を引き起こすところで、多くの精神疾患を患っている方は、必ず反応している部位です。

 

洗脳する場合でも、必ずここの「偏桃体」に働きかけています。

宗教的な洗脳を受けている方は、この「偏桃体」を完全に浄化しない限り、回復は難しいと思います。

 

周囲に、精神疾患を抱えている方がいれば、この中にイメージで取り込んで、長時間入れておけば、回復していく可能性が見いだせるようです。

 

御神体から湧き出した温泉水が、流れ伝わっています。

 

裸足の足裏は、少し熱く感じます。

足裏から高波動のエナジーが伝わってきます。

 

湯殿山こそ、出羽三山の中でも、最も訪れるべきところのようです。

ここには―――

 

湯殿山大神様」以外にも、「湯殿山大権現」「湯殿山大天狗」のエナジーが反応しています。

 

その高波動を、直接自分の足裏に感知できるのですから、伊勢神宮参拝の「表参り」と、出羽三山の特に湯殿山の、この御神体に直接触れられる「奥参り」は有意義なものと思われます。

 

「加具土大神」とあります。

 

他にも「天照皇大神(あまてらすすめのおおかみ)」もあります。

 

ここから観る景色があまりにも見事で、感動したところです。

このエリア全体が、高波動に満ちていました。

 

このような場所で生活していれば、日本からすべての病人は消滅しているかもしれません。

 

なぜそのように感じるのか?

理由が解りました。

ここに案内板があり、次にように記されていました。

 

「お滝神社・御澤参拝について

 

こちらでのご参拝は、月山からの清流 梵字川の両岸に祀られている常世姫神社を始め、十三柱の神々を拝し、更に直下に轟音を上げて流れ落ちる御滝・お滝神社を参拝する拝所であります。

 

古来より湯殿山の御滝には龍神様が棲まうとする信仰もあり・・・・。

 

往古より湯殿山御神体を参拝する際には、予め御滝で心身を浄めてから御神体を拝するという風習があり・・・・」

 

このように書かれています。

 

ここからでは、御滝がどこにあるのかは判りませんでした。

ただ、高波動な感触は強く受けました。

 

つまり、この地にいるだけで、身体は健康に整うように思われます。

 

伊勢神宮の「表参り」では、多くの方は体軸が整うという感触は受けないかもしれませんが、ここの「奥参り」では、誰もが体軸が整う感触をうけるものと思います。

 

御神体から流れ落ちる「御神水」が溜まり、流れ落ちています。

鉄分が多く含まれているのでしょうか。このように赤茶色です。

 

背後にある建物は、川の上に突き出ていますが、落下する危険性はないのかと、少し心配になります。

 

ここの「御神体」に守られているのでしょうか・・・。

 

参拝を終えると、このような温泉に足を浸す場があります。

 

 

「出湯大神」とあります。

 

我々は、参拝を終えて、この「出湯大神」の祀られる「湯」に足を浸しました。

実に気分のいいところでした。

 

こうして・・・夕方までに庄内空港から帰りに飛行機便までの時間を、「即身成仏」のある寺院と、もうひとつ見ておきたい場所に向かうことになりました。

 

             つづく

 

         2023年1月3日記