《 日光秘仏公開で輪王寺へ 2 》
磐裂神社(いわさくじんじゃ)-輪王寺その2―
輪王寺その2―
輪王寺に来ています。
中に入りますと―――
「疫病退散」とあります。
その正面の奥に、3体の大仏が並んでいます。
この奥に入ると、その3体の大仏と対面することができます。
「勝道上人」とあります。
勝道上人(735年―817年)とは、僧侶で山岳修行者であり、日光山の山岳修行の創始者です。
766年に悟りを得るための修行として、男体山(2486M)の登頂を目指しました。
その当時は「途(みち)」などないために、3度目の挑戦で登頂を果たします。
男体山の山頂からは、奈良時代にさかのぼる仏具などが出土していますので、ここが「山岳信仰の聖地」であったことが裏付けられています。
正面から後ろに回る通路があり、3体の仏像と対面することができます。
ここでの対面が、輪王寺の最高の至福を得られるエリアです。
手前にある正面右側の像は、「千手観音」です。
これは日光山の「男体山」に相当するもので、御神体は「大己貴命(おおなむちのみこと)」です。
本尊の高さは3M25センチ・総高7Mです。
隣の三大仏の中心は―――「阿弥陀如来」像で、「女峰山」に相当するものです。
本尊の高さは3M・総高7Mです。
正面右側の「千手観音」像は、「生きています」。
正面左側は――「馬頭観音」像で、「太郎山」に相当します。
御神体は「味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)」です。
本尊の高さは3M・総高7M44センチです。
三体ともに金色の仏像で、巨大なものですが、いつ頃に制作されたものなのか、という来歴が不明なので、文化財には指定されていません。
文化財には指定されていなくても、この三体の仏像は「生きています」。
かなりの高波動です。
多くの方は、この三体の 仏像のいずれかに、自分に最も相性のよいものがありそうです。
私は、左側にある「馬頭観音」像に最もマッチします。
いずれか判らない場合には、真ん中にある「阿弥陀如来」像がいいようです。
この「阿弥陀如来」像は、誰でも身体の「霊体」を整えて、「肉体」を正常にしていただけるように思います。
ここで三体の仏像と対座していると、長い時間いられます。
体内に溜まった全ての「邪気」などは洗い流してくれると思われます。
これは何なのでしょうか?
狛犬のようですが・・・・よく判りません。
三大仏の横に、「大日如来」像があります。
残念ですが・・・・この「大日如来」像は「生きていません」。
この後、いよいよ「秘仏」と対面します。
「特別御開帳」とあり、「鎮将夜叉尊(ちんしょうやしゃそん)」とあります。
「御開帳」は9年に一度です。
それを拝顔するために、今回は来させていただきました。
「鎮将夜叉尊(ちんしょうやしゃそん)」についての説明文です。
「古くは京都山科の毘沙門堂門跡に伝えられる」とあります。
「大きさが4.6センチと小さいので、僧侶なら袈裟の中に案じ、信奉者は髪の中に案ずれば、怨念を持つものや敵の手にかかることはないとされ、持仏として身に案じるため」とあります。
「小さいながら、その後利益は絶大で・・・・。
九年に一度巡ってくる五黄中宮の年には、良事も災難も強く出るので、この年に御開帳する」とあります。
これが「鎮将夜叉尊(ちんしょうやしゃそん)」です。
小さいですが、もの凄い波動を放っています。
9年に一度の御開帳ですから、当然撮影は禁止です。
ですが、たまらずにシャッターを切りました。
この秘仏を見ていて、私もこのような「秘仏」が欲しくなりました。
以前に持ち歩ける「仏像」を所持していましたが、「欲しい!下さい!」と懇願されて、幾度も断ったのですが、ついに私が折れてその方に差し上げたことがありました。
この日光参拝のあと、小さな「三面大黒天」像を購入しました。
持ち歩いていませんが、豊臣秀吉に倣って運気上昇のために所持しています。
この場を立ち去り難く、再び三大仏と対座しました。
手前から、「千手観音」「阿弥陀如来」「馬頭観音」が並びます。
その中心にある「阿弥陀如来」像の下に、小さな仏像があります。
ここで「千手観音」と目が遭います。
スーッと中に吸い込まれるような感覚があります。
仏像と「一体化」できます。
「阿弥陀如来」像とも、この位置に立つと目が遭います。
そして、
「阿弥陀如来」像と一体化します。
「不動明王」なのでしょうか。
波動は高いです。
右の像は、「薬師如来」です。
「生きています」。
「薬師如来」像です。
生きています。
これは、「虚空蔵菩薩」像です。
お大師様空海が、この御真言を唱える続けて、「虚空求聞持法」に開眼して、一度目にしたものは「二度と忘れることがない」能力を授かったと云われています。
外に出ると「護摩堂」があります。
中に入ると誰もおらず、ひっそりとしていました。
ここの「護摩堂」には、多くの仏像があります。
しかし、その全てが「生きている」という反応はまだありません。
このように多くの仏像があります。
この奥にある扉の閉まっている中に、今回の秘仏「鎮将夜叉尊(ちんしょうやしゃそん)」が 通常ではあるものと思われます。
護摩焚きを受けるために、一組の家族が来ていました。
我々も護摩焚きが始まるのを待っていました。
「護摩焚き」が始まりました。
依頼者の家族はその前に座っています。
我々は、後方からその一部始終を見守っていました。
今までに幾度も「護摩焚き」に立ち会いましたが、不思議なほどに場内の全ての仏像に「生きている」反応が示されます。
以前に「根来寺」に行ったときに、大伽藍の本堂の中の仏像たちは、全てが「生きていました」。
それには少々驚かさたことがありましたが、その時、別のエリアにある「護摩堂」で「護摩焚き」があり、多くの参拝者が詰めかけていました。
その後、場内を見て歩き、最後に再び大伽藍の「本堂」に戻りましたら、そのほとんどの仏像から「生きている」反応が消失していました。
「護摩焚き」の、そのときにだけ「生きている」反応を示していたことになり、「護摩焚き」の効力に驚かされたことがありました。
了
2024年11月6日記