生命体エナジー浄化の会ブログ

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ダ・ヴィンチの絵画 その18

≪ ダ・ヴィンチの絵画 その18 ≫
 
                                                  12-6-2
 
なぜ、彼の絵画は難解なのでしょうか。
 
このことを追及していくと、ボッティチェルリのもう一つの代表作を、霊的な見地から解析しないわけには いかないようです。
 
次の『春(ラ・プリマベーラ)』(1482年ごろ)は、15世紀における「最も難解な絵画」とされています。
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その解釈については、諸説あるようです。
 
この絵画(『春(ラ・プリマベーラ』)が、「最も難解」といわれる意味が、解ります。
 
まず―――諸説あるようですが、通常の解説です。
 
● 中央の女神は、「愛と美の女神ヴィーナス」です。
 
ここで描かれている「着衣のヴィーナス」は、俗界における「女神ヴィーナス」とされています。俗界では 着衣が必要なのかもしれません。
 
前回でみてきた 『ヴィーナス誕生』の絵画で描かれている「裸体のヴィーナス」は、天界における「女神ヴィーナス」である―――と、されています。
 
● 左端の男性は、「伝令神メルクリウス」で、神話においてメルクリウスは、豊饒の女神プロセルピナを冥府から地上へ連れ出す神です。
 
冬の終焉と新たな春の到来を告げる使者として描かれているものと思われています。
 
彼の隣で輪舞を踊っている女性は、「三美神」として知られるヴィーナスの随神です。
 
絵画の世界では理想の女性像としてのヴィーナスに具わる3つの徳目「愛」「純潔」「美」を象徴する存在とされています。
 
この作品では左が「愛」、中央が「純潔」、右が「美」とされています。

右側に目を向けますと―――
 
● 左端の「西風の神ゼフュロス」が、乙女を捕えようとしています。
風神ゼフュロスは 春をもたらす風で、四方の風神たちの中でも最も優しいとされる神です。
 
彼が求愛する乙女の名はクロリスといい、世俗の身でしたが ゼフュロスの妻となったことで花を支配する「女神フローラ」に昇格します。
 
『ヴィーナス誕生』の絵画の中では、「女神フローラ」は 4次元レベル(マイナス波動)で描かれています。
 
● この乙女クロリスの左に立つ花柄の衣裳を着た女神は、クロリスの変身後の姿である「女神フローラ」とも、あるいは「春の女神プリマヴェーラ」とも言われています。
 
 
ここからは、私の解釈です。
 
◆ この絵画は、三層になっています。
 
「表面的な絵の具で表現された世界」と、「その背後に在って、表現されている世界」さらに「裏側のエナジー体として表現されている世界」という『三層』構造になっている―――と思われます。
 
このことは、再びダ・ヴィンチの「モナリザ」で解説することになりますが、「裏の世界」が描かれているのです。
 
この『春(ラ・プリマベーラ)』を解析すると
 
◆ 表面的な世界は、前述した評論家の意見で問題ないと、思われます。
そこには、特に浮き上がってくる「エナジー(エナルギー)」は感じられません。
 
しかし、そのひとつ奥の世界に入って、この絵画を視ると―――
 
◆ ここで描かれているのは、この絵全体を、魔界のエナジーが充満しています。
◆ そのマイナス波動の中の中心に、女神ヴィーナスと精霊が描かれています。
 
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この「世俗のヴィーナス」の目は、ダ・ヴィンチの描く『モナリザ』の「目」と、似ています。
 
「魔界」と「神界」が 共存しているのです。
 
高波動の方が観たら・・・・恐らく、この絵画は「気持ちよくない」と、感じるかもしれません。
 
本シリーズ「その10」で、夏目漱石が 天下に名だたる名画中の名画である『モナリザ』を評して―――
 
「気味の悪い顔」「縁起の悪い絵画」と述べている、ということを紹介しましたが、このことを思い出させてくれます。
 
「目」の深奥に、「魔界」と「神界」のエナジーが描き込まれています。
 
● 右目は 「神界」につながるエナジーです。
● 左目は 「魔界」につながるエナジーです。
 
右目から、ヴィーナスの体内に中に入っていくと、身体の歪みが正常化する―――と 思われます。
 
しかし、
左目から、ヴィーナスの体内に中に入っていくと、正常な肉体が たちまち歪んでしまいます。
 
恐らく―――
 
多くの方は、このことに気付かないと思われます。
 
「魔界のエナジー」に取り込まれてしまうと、自覚症状が得られないのと 同じだと、思われます。
 
スピリチュアルなことに関わっている多くの方が陥る 典型的な状態を示すのでは・・・と、私には思われます。
 
我われから診たら、明らかに霊体が歪んでおり、肉体にもその影響が顕著に現われているのに、
 
本人は「(神様にサポートされているので)健康である」と、思い込んでいるのです・・・いや、正確には、「(魔界のエナジーに汚染されて)思い込まされている」のです。
 
この絵画は、マイナス波動の方にとっては、それをより一層 悪化させるエナジーを秘めている―――と 思われます。
 
そして、この後で解説する「女神」の仮面をかぶった『妖魔』のエナジーに 共鳴する可能性が高まります。
 
 
私は、このブログを書き込むのは 朝食を摂るファミレスで行っています。
旅行に行くとき以外は、99%はファミレスです。
 
この稿を書き込みながら、ファミレスにいる数人の方を、勝手に このヴィーナスの左目からダイブさせてみました。
 
全員の方の肉体は、瞬時に歪みました。
しかも―――『妖魔のエナジー』に汚染されました。
 
その後で、右目からダイブさせると、全員の方は 「神界のエナジー」を同調させて、正常な状態に回復しています。
 
そう、
右目から 体内にダイブさせると―――
 
● 歪んでいる肉体には、一時的ですが 良好なエナジーに包まれるようです。
 
あらためて、ボッティチェルリの技量の高さ・・・というよりも、卓越した絵画を描くことのできる「人間性」「精神性」などの高い波動を、認めざるを得ないことが解ります。
 
 
ダ・ヴィンチの『モナリザ』を、ジーッと見詰めていると、
 
◆ マイナス波動の人は 魔界に引き込まれます。
◆ 高波動の人は 神界のエナジーを吸収できる可能性があります。
 
―――このことに、実によく似ているのです。
 
秘密結社の『秘儀』が関わっているのか、それとも『秘儀』をとり仕切れるだけの能力があるからこそ、シオン修道会の総長(長官)の地位にいられたのか・・・・大いに興味のあるところです。
 
『春(ラ・プリマベーラ』の分析を、もう少し続けます。
 
つづく