≪ ウサイン・ボルトと分析されえない秘密
その3 ≫
2012-8-1
ウサイン・ボルト最大の秘密は、「側湾症」に隠されています。
後方から診て、「S字型の側湾」です。
彼のコーチは
「生まれつきの側湾症のために、ハムストリングスが 故障しやすい」
と、言っていました。
ハムストリングス(大腿後部の筋群)は、スプリンターが筋断裂を起こしやすい部位なのです。
実際、ボルトのハムストリングスには、筋断裂の跡がありますし、自分自身でも
「トレーニングをやり過ぎると、違和感が出る」
と 言っております。
だから、「伝説のスプリンター」として、後世までその名を歴史に刻み込むことが―――「彼の夢」であり、まだ 夢の途中なのです。
分析の結果では、確かに骨盤は 傾いているのでしょう。しかし、その傾きは、左右の脚長差からみたら、ひじょうに小さいはずなのです。
では―――なぜ、側湾が起きるのでしょうか?
一般的には、「日常生活での偏った姿勢のクセ」「歯の噛み合わせの相違」など、様々な説があります。
小学生や中学生にみられる「突発性側湾症」は、明確な原因が特定されていません。
原因が特定されていないので、正常化することが難しいのです。
私どもの見解では、
● 側湾とは、他者の霊体(エネルギー体)の影響に起因する
と、考えております。
つまり―――
ウサイン・ボルトは、他者の霊体の影響を受けており、それが原因で「側湾」を起こしている―――という前提に立って、
彼の霊体を骨格模型に「転写」して、分析したのです。
が・・・・予想に反していました。
他者の霊体(エネルギー体)の影響とは、通常は『生霊反応』です。
生きている他者で、親子であったり、仲の良い友人であったり、その他不特定多数のヒトと霊的に繋がってしまい、その影響が「側湾」として、示されるのです。
私が今までに診た青少年期の「突発性側湾」は、その多くが「同級生」の影響でした。それ以外では、「家族」の影響が ありました。
成人での側湾症も、他者の霊体(エネルギー体)の影響を、過剰に受けやすい傾向の方々に、顕著にみられました。
実際に―――
側湾症の方を講座の参加者に転写すると、同じように身体が傾いた姿勢をとります。側湾症の特徴的な反応が現われてきます。
しかし、その誘発要因となっている「他者の霊体」を外して、影響しないようにすると、姿勢も正常化してきます。側湾の反応も、見事に消滅してしまいます。
それ故、
ウサイン・ボルトの側湾の真因は、他者の繋がっている霊体(エネルギー体)の影響にあるもの―――として、追及したのです。
通常は、「生きているヒト」が側湾の原因となります。
しかし、生霊(いきりょう)として、あるいは「量子もつれ現象」として、側湾を誘発している原因体(人体)としては、見出せませんでした。
では―――
誰が、彼の霊体に影響して、物質体(肉体)の側湾を引き起こしているのか?
ウサイン・ボルトには、奥底に霊的な何かが憑依している―――という反応を認めました。
世界記録を樹立したり、驚異的な能力を発揮したりする背景には、多くの場合 『降臨現象』が認められます。
判りやすく言えば、そのスポーツに関わる「神的なエナジー(エネルギー)体」が、一時的であっても『憑依』するのです。
超一流といわれるアスリートは、ほぼ例外なく「降臨」します。
毎回のように「降臨」するので、超一流なのです。
ゴルフでもバスケットボールでも、明らかに「降臨」したときの特有の「目」を示します。
タイガー・ウッズもジャック・ニクラウスも、まさしく降臨した「目」で絶頂期のプレーをしています。
「神様」マイケル・ジョーダンも、プレー中は目つきが変化しています。
超一流とは、「降臨する」から 超一流なのかもしれません。
前回の冬季オリンピックで、惜しくも金を逃した銀メダリストは、日本を立つ前日に 私の治療ルームで調整しました。
「あとは、降臨するかどうかにかかっているね」
「そうですね。降臨するといいのですが・・・」
「今回は、降臨しそうな気がするね」
「私も、そんな気がします」
当たり前のように、こんな会話をしていました。
これが、表面には現われてこないスポーツ界の実状です。
もっと言えば―――
「降臨」ではなくて、強烈なマイナス波動の力で、ある一時期だけ大活躍するアスリートもいます。
そのような選手を、実際に何人も調整したことがあります。
明らかに・・・・「魔界のナジー(エネルギー)体」が憑依しているのです。
その場合、一時的に大活躍しても、いずれは故障したり不運に見舞われて、消えていく運命にあります。
あるアスリートが、紹介されて調整に来ました。
故障から、立ち直れないとのことでした。
ですが・・・
どう考えても 世界選手権で活躍したとは思えないフィジカル・レベルした。
本人は、「自分は他の選手とは、違う!」と、勘違いしているのです。
私は 多くのアスリートを指導してきたので、どの程度の選手であるかは、すぐに分析できます。
そのアスリートは、「一流」にもならないレベルでした。
「基礎から鍛えなおさない限り、このままでは世界レベルに復帰するのは、難しい(まず、無理だ)」
冷徹な私の言葉に、不満を抱いたのは察知していましたが、事実を受け入れない限り、復帰は絶望的なものでした。
そのアスリートが、世界大会に出場できたのは、魔界のエナジーが陰で操っていたからで、今はその代償を払わされている―――と、私は分析したのです。
競技中の自分自身をイメージしてもらうと、「目」が変質して、魔界のエナジーが浮き上がっていました。
魔界のエナジー体が憑依して、活躍してきたのです。本人の実力ではないのです。
だから―――その代償として、故障したのです。
どこで調べても原因が判らず、復帰できなかったのです。
もちろん、そのことは本人には伝えませんでした。
その後・・・・引退して、郷里に帰ったと聞きました。
さて―――
ウサイン・ボルトは、今まで分析したことのない 私がはじめて遭遇するアスリートであるようなのです。
つづく