生命体エナジー浄化の会ブログ

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未来エステを考える 16 身体を再生するソマチッドに迫るーその6

≪ 未来エステを考える 16 ≫
身体を再生する「ソマチッド」に迫る――その6
 
千島学説を続けます。


第3原理: バクテリア・ウイルスの自然発生説: これらは一定条件下で自然発生する。

近代医科学の基礎をつくったパスツールは、実験によって「バクテリアは自然に発生するものではない」ことを証明しました。
 
千島博士は、パスツールの行なった実験と同じ条件、同じ器具を使い、追試の実験をおこないました。
 
そして―――彼はパスツールの実験の盲点を、世界で初めて指摘したのです。
 
つまり、パスツールの説は実験の範囲では事実であるが、自然界における一般法則の観点からは矛盾があり、これを人体に拡大解釈するには無理がある、というのです。

生命の自然発生には、「適当な温度」「水分」「空気」「栄養分」などの5つの条件が必要となります。
パスツールの実験は、これらの条件を充たしているといえないのです。

概略を述べると―――

□ パスツールは、試験管内の肉汁を高温で過熱しましたが、これではバクテリアの栄養源である有機物は 熱変成して変質してしまいます。また、加熱によって酸素欠乏の状態を作り出します。

□ 急激に温度の変化を与えたということは、自然界の季節の変化(一定の時間的経過)を無視していることになり、自然の状態では冬から春、春から夏というように徐々に温度が上がるにつれ、バクテリア(生命)の自然発生は活発な活動を開始するのです。
 
つまり温度の推移が生命の発生に影響してくるのですが、パスツールは自然というものを無視して、機械論的に自然発生を否定したのです。

□ 結論として、バクテリアの発生は、空気のなかにまじっている細菌やそのたね(芽胞)が、肉汁のなかに落ち込んだものと、パスツールは断定しました。

パスツールは、バクテリアの自然発生を否定したのです。
では、その説が正しければ、

「微生物はどうしてできるのか(地球上最初の生物はどうして発生したか)」
という疑問が残ります。
 
生物がまったく存在しない太古の地球上では、始めは無機化合物から有機化合物が合成されなければならないことになります。

その点について、ソ連科学アカデミー会員のアレクサンドル・オパ-リン博士は、
「生物で無いものから生物が誕生した。つまり、無機化合物から生命の一歩手前の物質(有機化合物)を経て微生物が生まれた」
といいます。
 
といっても、彼は「これは何億年前のある時期にたった一度だけである」としているのです。
 
その理由は、「今日の地球上には生命がすでにできていて、地球は新しい生命を発生させる段階を過ぎているからだ」と説明しています。
これで・・・納得できるでしょうか。

それに対して、千島博士は、カエルの血液を腐敗させて、そこにバクテリアを自然発生させる実験観察に成功しました(1958年)。
 
このバクテリア有機物の腐敗から新しい生命を得て、他のバクテリアなしで発生したものであったのです。

血液銀行で保存する無菌処理された血液は、たとえ冷蔵庫のなかにおいても、十日以上経つとバクテリアは自然発生する」との研究発表がされていますし、「蒸した米から、麹菌(バクテリア)の自然発生する」ことも見出されています。
 
東洋哲学に基づいた食養の世界的大家、桜沢如一氏も千島学説を支持した一人でありました。
 
桜沢如一氏は、全ての現象を易の陰陽に置き換えた『万象無双原理』から、万物を解明しようとしました。
 
この中で、「陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる」ということを述べています。
 
さて―――

千島学説では、病気は外からのウイルス感染が原因ではなく、悪化した体の組織からウイルスが発生すると説きます。
 
というのは、自律神経を強く刺激するだけで、結核、腸チフス赤痢などの伝染病の症状を発生させたからなのです。

このことは、腸内細菌発生について―――例えば、人間の赤ん坊は、出世時の腸内は無菌ですが、生後2日目にはビフィズス菌が繁殖しています。
 
母乳や人工ミルクの中に、ビフィズス菌の存在が確認されていないにもかかわらず、です。このことは、自然発生説なら説明が可能となるのです。

かつての中世で大流行した「黒死病(ペスト)」や近年の「天然痘」「スペイン風邪」、最近では「エイズ」「SARS」のような同時多発的に広がる「流行病」というものは、身体そのものが弱り、環境の激変などの影響をうけたときに、病原体(ウイルス)が身体のなかに自然発生するというのです。


「病原菌は病気の原因ではなく、病気になった結果である」という千島学説を裏づける研究があります。
 
それは、レ-リィ(フランスの外科医)が、1943年に唱えた『レ-リィ現象』と呼ばれており、自律神経を刺激すると、病原菌が外から入ってこなくても病気になるというものです。
 
この実験では、病原菌は一つも入らない状況下において、ただ自律神経を強く刺激するだけで、結核、腸チフス赤痢などの伝染病の症状を発生させることを実証したのです。


これは―――千島学説の『細菌の自然発生』を裏付ける重要な実験であり、これまでの学説では考えられない革命的な発見でした。
 
しかし この実験は余りにショッキングであったため、今日まで医学界はこの発見を黙殺しているのです。
 
千島博士は、外部から侵入するウイルス感染が病気の原因ではなく、悪化した体の組織から発生するウイルスが原因すると言っています。
 
このことはハンセン氏病(ライ病)について考えてみるとよく分かります。

ハンセン(ノルウェー)は、1871年ライ菌を発見して、「ライ病は細菌に感染して起こる」と発表しました。現在でも大多数の医学者がこのハンセン説を盲信しています。

ところが千島博士は、ハンセン説に反対する論文を世に出したのです。
それは―――
 
ライ病療養所の医師や看護婦でライ病に感染したものは 一人もいないということなのです。
 
また、現代医学のいう、ライ病は感染してから五年から十年の潜伏期を経て、はじめて発病するというのが定説となっていますが、これはあくまでも想像説なのです。
 
実は、ライ菌がどこに潜伏していて、いつ発病するかということを、五年間ずっと追跡し、実証した学者は世界中に一人もいないのです。

さらに健康な人にライ菌を接種したところ、感染しなかったという実験データがあるのです。
このように、細菌の感染によって起こるという説は説得力がないことになるのです。
 
にもかかわらず、いまなお伝染病説が根強く生きているのは―――
「外部から入り込んだライ菌が存在する」という、たった一点に固執しているためなのです。

千島博士は、ハンセン氏病の原因を、「不規則で不衛生な生活を続けたから」とみています。
精神的ストレスがたまれば血液がにごります。
不衛生な食事は悪い血液をつくります。
 
怠惰な生活をすると血液は滞り、変化しはじめます。
神経の障害があれば、血液から正常な細胞はできず、変質した細胞になると思われます。
 
こうした悪い条件がいくつかかさなって、身体の組織の細胞が少しずつ老化して、壊死にまで進むのです。

「ライ菌に感染して体が腐敗するのではなく、細胞が腐敗して、そこにライ菌が自然発生した」というのが、千島博士の見解なのです。


このように、千島学説から医学を見直してみると、今まで信じてきた伝染病の解釈もまったく異なってくることになります。

通常、伝染病の感染経路が不明であっても、ウイルスが患者から発見されれば、どこかで細菌やウイリスに感染されたものと断定されます。
 
だが千島博士は、身体が弱ってくると細胞や組織が病的になり、それが腐敗の方向に変化すれば、そこに細菌やウイルスが自然発生すると説くのです。
 
もちろん、はっきりした感染ルートがあり、抵抗力の弱いものだけがその病原菌にかかる(通常の伝染病)という場合もあります。

 
一方、流行病というのは、災害地や被災地などにおいて、身体そのものが弱っており、さらに周りの環境の激変などの影響をうけたとき、細菌やウイルスなどの病原体が身体のなかに自然発生し、伝染病と言われているものが同時多発的にひろがることを意味しています。
 
つまり、流行病とは感染病ではないことになるのです。

ところが、現代医学では、こうした場合でも感染ルートを必死に探しています。不良状態の身体にバクテリア、ウイルスなどの病原菌が自然発生することを認めていないからです。
 
また、病原菌が身体のなかに入ったからといって、前述の如くかならず発病するとはきまっていません。
 
ドイツの有名な衛生学者ペッテンコ-フェルは、それを証明するために、自分の身体を実験台にして コレラ菌を飲んだが発病しなかったのです。
 
自分自身の体調が正常であれば、周囲から病原菌が潜入したとしても、問題はないことになります。
 
問題なのは、正常な血液でない状況になっている自分の身体ということになるのです。ついでながら―――

この千島学説で輸血を捉えると、医学常識が崩壊することになります。

例えば、現代医学では感染ウイルスの原因を、輸血液の中にまじっていたウイルスの感染によるものだと説明しています。
 
しかし、千島学説からみると輸血による血清肝炎は、供血者の血液にウイルスがまじっていなくとも、ドロドロで汚れきった血液の輸血という不自然な影響によって起こり得るということになります。

輸血直後に起こる副作用として溶血反応があります。
これは不適合な輸血を受けたため、血液の中に抗体ができて、外から入ってきた赤血球を破壊し、それを溶かそうとする反応です。
 
溶血反応が起きると、死亡率は50パーセント。しかも、この溶血反応は、防ぐことはできないのです。
 
どのように適合性を調べて輸血しても、この反応がおこる場合があります。