《 三峰神社奥之宮登拝 その1 》
以前に「三峰神社」には参拝していましたが、一度はその「奥之宮」に行かなくてはならない―――との反応がありました。
「奥之宮」は、妙法ヶ岳(奥宮)の山頂にあります。
およそ1時間で山頂まで辿り着けるということで、いつものように私はサンダルでOKだろう・・・・と、勝手に解釈していました。
そして・・・・話がまとまり、2022年8月12日に急遽行くことが決まりました。
ゾネスとタッキーの3人で私のクルマで奥秩父に向かい、もう一人のアジャリンコは自宅から三峯神社に向かいました。
ところが・・・・噂どおり、駐車場に入るのに延々とクルマの渋滞が続いています。
1時間後にようやく駐車場の中に入ることができて、ようやく出発することができました。
クルマで行く方は、この渋滞を覚悟した方がいいかもしれません。
まずは、平坦な道を進みます。
このような なだらかな途が続きます。
「一之鳥居」です。
この鳥居を潜って、いよいよ登山道に入ります。
妙法ヶ岳(奥宮)とあります。
同じ方面に、雲取山があります。
雲取山とは、東京・埼玉・山梨の境界にある2017Mの東京都の最高峰です。
「日本百名山」の一つで、妙法ヶ岳、白岩山とともに、三峰山の三山の一つです。
高校時代に、雲取山の集中登山を行ったことがあります。
我々は、青梅線の終点(奥多摩駅)で下車して、そこから「雲取山」を目指して登山を開始しました。
山頂で他の別ルートから来た計4組が山頂で合体しました。
高校生だったので、それほどの疲労感を覚えずに登り切ったことが思い出されます。
今は、高齢者となり、この1時間で行ける「奥宮」程度までしか登ろうという気が起きません。
時代の変遷を感じる「標識」となりました。
少し登山道のような雰囲気になってきます。
山道に入ってきました。
尾根伝いに道が続いています。
時折、幹の折れた木が目に入ります。
登山道らしくなってきました。
途中の雰囲気は良好です。
標識があります。
右 雲取山
左 奥の宮
ここで、雲取山に向かうルートとは別れます。
ここから雲取山に向かうルートは、かなりの距離を歩くことになりますので、一体どんな方が行くのか想像もできませんでした。
「奥宮」の山門です。
これが、「二之鳥居」です。
残り1.4kmですが、上り坂の斜面での1.4kmですから、ここからが少々きつくなります。
途中に、このような石で積んだケルンのようなものがありました。
何の目的があって石を積んだのかは、解りません。
幹の折れた倒木も目につきます。
中間地点まで来ました。
あと1.2キロあります。
そろそろ傾斜がきつくなってきます。
木の根が縦横に走る途を進みます。
少々歩きづらいです。
「雷のつめ跡」
「奥の院の大鳥居から妙法ヶ岳までの尾根には、幹の先が割れたり折れたりした大木が目につきます。
これは落雷によりものです。」
このように書かれています。
途中で、幹などが折れたものが目に留まりましたが、どうやら落雷によりものの影響のようです。
この辺りは、落雷が多く発生するようですから、雨天のときには要注意です。
のこり600Mの地点まで来ました。
若い方なら、この参道はほとんど苦も無く登れると思います。
私のような高齢者には、「後600Mか・・・・」「まだ、600Mもあるのか・・・・」と思いました。
「三之鳥居」です。
この先は―――
いく度かアップダウンを繰り返す途が続きます。
参道は、それほど急な斜面は少なくて、高齢者でも安全に上れるルートが続きます。
なにやら「磐座(いわくら)」がありました。
波動は良好です。
私も何時ものように、シューズを履かずにサンダルで登っていましたが、この女性のようにスカートで登る方もいます。
しかし、もしも天気が急変して、雷雨にでもなれば、スリップして歩行が困難になります。
同行者には、常に「シューズを履きなさい!」と注意されますが、頑なにサンダル愛用者を通しています。
そのために、出羽三山の登拝のときには、サンダルが滑って歩行が困難となり、時間の関係で登頂を諦めたことがありました。嫌な思い出です。
この妙法ヶ岳(奥宮)の登山者には、「サンダルでの登山はお止めください」との注意書きがありました。
「四之鳥居」です。
「四之鳥居」の横に、このような「磐座(いわくら)」があります。
高波動です。
かなりの高波動です。
しばらく この「磐座(いわくら)」に見入っていました。
「階段・クサリ場は」とあります。
ここまで来ると、山頂は近いですが、斜度は急激に上がり、険しい途が続きます。
そのために、登山道には安全のために階段が設けられています。
鉄製の階段を昇ります。
尾根上の途なので、迂回が出来ないので、このような階段を設置したものと思われます。
下りも階段で降りられます。
もしも、このような階段が設置されていなければ、非常に危険なルートになります。
雨天であれば、転倒必須なルートになります。
ここの岩に良好な波動を生み出すエリアがありました。
慎重に階段を下ります。
さらに階段が続き、尾根を迂回していきます。
さらに急な階段を昇りますと―――山頂は近いです。
そして、次に現れてのは―――
クサリ場です。
ここは―――
鉄柵があるので安心ですが、かなりの急斜面で、クサリを掴んで昇ります。
ここまでくると、多くの高齢者には薦められるルートではないかもしれません。
この最後の難関を昇りきると―――
雲取山もこの景観のなかにあるのでしょうが、どれかは判りません。
こうして、妙法ヶ岳山頂の「奥宮」に到着しました。
標高は1329Mです。
ここは―――素晴らしいところでした。
つづく
2024年3月26日記