生命体エナジー浄化の会ブログ

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未来エステを考える 17 身体を再生するソマチッドに迫るーその7

≪ 未来エステを考える 17 ≫
身体を再生する「ソマチッド」に迫る――その7
 
千島学説を続けます。

第4原理:細胞新生説:細胞は分裂増殖ではなく、新生する
近代医科学は、細胞は1個の細胞から2個に分裂し、さらにそれが4個になり・・・・と細胞が分裂して増えて行くと教えています。
 
我われもその昔「理科」「生物」の授業で学習しました。
これは、近代生物学の基礎となる絶対的な基本原理です。

細胞は生物の単位である。アメーバやクロレラなどは一つの細胞、つまり単細胞でそれが生物全体です。
 
私たち人間は、60兆(82兆ともいう)の細胞から出来ています。
白血球も一つの細胞でなりたっています。
 
細胞には核があります。ところが―――
 
赤血球にはこの核がないのです。
核がないものを、細胞とみなすかどうかで医学はまったく変わるのです。

両生類、魚類といった動物の赤血球には核があり、細胞としての条件をほぼ充たすから、細胞の仲間にいれてさしつかえありません。
 
ところが、人間など哺乳類の赤血球には核がないのです。
これは細胞とはいえないことになります。

一方、リケッチア、ウイルスは核だけあって、周囲の細胞質がない状態であるから、これを細胞と見る学者はいません。
 
しかし自分の子を生むという生殖能力をもっているから生物の仲間にいれてもおかしくありません。
 
ところが生物というのは細胞の条件を全て充たしたものだとみるとリケッチア、ウイルスには矛盾が生じるのです。
 
これは人間の学問常識が、生命の本来もっている自然の姿を無視しているためで、「これは細胞である」「細胞ではない」と、勝手にきめたのです。

細胞は細胞分裂によってのみ増えるという常識が正しいとすれば、千島学説のほとんどは成り立たないことになります。
 
逆に、「細胞は細胞でないものから新しく生まれる(細胞は分裂よりも新生が主である)」という千島学説が正しければ、世界の生物学は根本から見直さなくてはならないことになるのです。

千島学説では、
● 細胞は、細胞でないもの(つまり、核を持たない赤血球)から新しく生まれる。
● 細胞は、主として細胞新生で増殖する。
 というのです。

ところが現代の生物学者は、細胞分裂を絶対の事実と信じているから、他の生物学的事実と合わなくなって、たとえば遺伝学の法則と細胞学の法則の間で矛盾を起こしてくることになるのです。
 
それを何とかつじつまを合わせようとするから、ますます混乱してくるのです。
このことは、生物学の応用学である医学にも影響し、医学界も大きな間違いを起こしているというのです。
 
生命体の基本となるこの点を、はっきりと見きわめなければ、究極のアプローチも違ったものとなるように思われます。

間違った理論に基づいた医療では、治療効果を期待することはできないことになります。
それどころか、治療がかえって逆効果になってしまうこともあります。

ドイツの病理学者・ルドルフ・ウイルヒョウは、「すべての細胞は細胞分裂から生まれる」(1859年)という学説を発表し、それがその後の生物学、医学の定説となっています。

ガンの場合―――ガン組織には必ず正常と異なるガン細胞があり、それが細胞分裂を繰り返してどんどん増えて行くものです。
 
つまり、「ガンの元はガン細胞。ガンは必ず局所から発生し、それが勝手に猛烈な勢いで分裂・増殖していく」ということなのです。

問題は、なぜ正常細胞がガン細胞に変わるのかということですが、ウイルヒョウはその原因に関して「慢性刺激説」を唱えました。
 
外部からの慢性刺激が、健康な細胞をやがてガン化させて増大していくと考えたのです。
ウイルヒョウが唱えたこの「ガン局所説」は、ガン細胞が細胞分裂によって大きく育っていくのだとしたら、その元になるガンの局所(ガン組織)をごっそり摘出してしまえばよいとの考えを導き出したのです。

それによって、例えば、乳ガンの場合、ガン組織のみならず、ガン細胞が潜んでいる乳頭、皮膚、リンパ節、関連筋肉などを徹底的にごっそりと廓清切除してしまうという外科手術に発展しました。
 
しかし、それでも乳ガンの根治はならなかったのです。

ウイルヒョウは「細胞は細胞から、核は核から、染色体は染色体から分裂によって生じる」という非常に明解な説を唱えましたが、これにはっきりと異を唱えたのが、千島博士であったのです。
 
千島博士は『赤血球分化説』によって、
「すべての体細胞は赤血球から造られる」
としたのです。

細胞は分裂によって増えるのか、それとも赤血球が分化して細胞になるのか。
細胞形成(起源)に関するこの問題は、具体的な治療方法に大きな影響を及ぼしています。

本当にガン細胞の猛烈な細胞分裂によりガンが日々大きく成長しているのであれば、ガンを放置できないので、
□ ガンがまだ小さいうちに発見して(早期発見)、
□ 根こそぎ切り取ってしまう(摘出手術)。 あるいは
□ 毒物でガン細胞を殺したり、放射線を使って焼き殺す(抗癌剤投与、放射線療法)。
ことが必要となります。
 
現在、「摘出手術・化学治療・放射線治療」が盛んに行われているのは、ガン細胞が猛烈な勢いで細胞分裂を永久に繰り返していくからだ、ということを根拠にしています。

だが―――
「細胞が赤血球から作られる」ものであり、ガンが局所的な病気ではなくて
「血液劣化=全身病」だという千島学説に立脚したら―――
 
何よりも大事なことは「健康的な血液」に戻すことが基本となるのです。
 
いかに部分的にガン細胞(組織)を切除したり殺したとしても、劣化した病的な血液が 次々とガン細胞化していくからなのです。


このことは、未来エステ・コンディショニングの主体をなす「正常な体軸を保持して、脳脊髄液を含む生体エネルギー循環の正常化を確保する」という理念に一致します。

つまり―――

生体エネルギー循環を遮断して、体液をよどませている根本的な原因を排除するという、千島学説に立脚するのであれば、
 
未来エステ・コンディショニングは 生体エネルギー循環の正常化を図ることに基礎をおいていますので、ガンに対するひとつのアプローチとして、有効なものと考えられるのです。

つづく
 
2014年6月5日記