《 世界に類のない水を求めて 7 》
大江山に登り、その翌日に霊峰「日室が嶽」の禁足の地に踏み込むと決めたある日、私には「どうしてもゲットしたいもの」がありました。
前回のときも、何とかならないかと挑戦を試みましたが、どうやっても「無理!」と、なかば諦めかけていながらも、
「欲しい!何とかならないか!」と渇望しているものがありました。
ある時、私の講座を終えて、いつものように皆でお茶をしているときに、
タッキーのカップの中に、「どうしても欲しい!」と渇望しているもののエナジーを、イメージで取り入れました。
すると―――タッキーの両手が震えるほどに、強烈な反応を示しました。
「これが欲しいのだが・・・」と話をすると、
即効で、「やる!私がとってくる!!」と、宣言したのです。
タッキーがこれほど頼もしく見えたことはありませんでした。
そのようなことがあって、その決行の当日を迎えていたのです。
「本殿遥拝所」から途を下ります。
鳥居から先には、「結界」が張られています。
このような急坂を下ります。
「天の岩戸神社」です。
ご祭神は
櫛岩窓戸命(クシイワマドノミコト)と 豊岩窓戸命(トヨイワマドノミコト)の神で、これは門を守る岩石の神のようです。
岩戸に閉じこもった天照大神様を外に引き出して、結界を張って、再び岩戸の中に閉じ籠れないようにしたので、世の中に再び太陽の光が届くようになった、というのが岩戸開きです。
この岩戸渓石の幽玄の地を、天岩戸として、この岩戸の門番神を配祀していると伝えられているようです。
ここは、かなりの高波動です。
この神社は、通常は崖下から参拝しますが、元気な方は鎖を伝わって、攀じ登ります。
前回来た時には、全員で鎖を攀じ登っていますので、今回は誰も鎖には手をかけませんでした。
我々が知らないうちに、ボディビルダーであるゾネスがポーズを撮っていました(本人の了解を得ましたので、公開します)。
そうこうしていると―――タッキーが水着に着替えました。
準備が整いました。
「一人では、淋しかろう・・・」と、皇子もまた水着に着替えました。
我々全員で、果敢に挑む二人を見送ります。
「天の岩戸神社」の先は、このような崖です。
ですから、ここの川は源水で、かなり冷たいです。
目的は、この対岸にあります。
対岸には簡単には行けないのです。
そのために、「泳いで」対岸に渡ります。
以前に綴った本ブログ「日本のパワースポット その6の2 曼荼羅と元伊勢」では、次のように書いています。
「産釜(うぶかま)」と「産盥(うぶだらい)」の神水については、
「丹波の元伊勢」については、『出口王仁三郎聖師と丹波の元伊勢』という大本教の
研修資料を購入所持していますが、ここに興味深いことが記述されています。
大本教開祖出口ナオのお筆先が出て―――
「世界広しといえど、生粋の水晶のお水というのは、元伊勢の産盥(うぶだらい)、産
釜(うぶかま)のお水より外にないので、そのお水を汲んでこねばならぬ」
という神命が下った・・・・というのです。
お筆先には―――
「丑寅の昆神(うしとらのこんじん)の指図でないと、この水はめったに汲みにいけん
のであるぞよ。 この神が許しを出したら、どこからも指一本さえるものもないぞよ」
という意味のことが、書かれていたというのです。
この水は昔から汲み取り禁制になっていて、もしこの禁を犯せば、たちまち大風、大洪水が起こると伝えられていて、何人も触れることができぬよう、特に神官が見張り
をしているとのことであったようです(その当時)。
このような経緯があって、大本教では―――
在る日の夕方、見張りの神官がいなくなってから、峡谷に行って、板を渡して対岸に渡り、竹筒に産盥(うぶだらい)、産釜(うぶかま)の御神水を採ってきた経緯が記されています。
天岩戸神社の由緒には次のように書かれています。
「当天岩戸神社は 往昔地神の元始神天照大神籠居ましし霊地にして・・・中絡・・・
殊に産盥の霊水は平常満水することなく 或いは減水することなく 腐水することかってなく 此の霊水は旱魃の祭 其の霊水の少許を水上に注ぐ時は
如何なる旱魃時と雖も 神雨不思議と降り来り 庶民安堵の胸を撫するにより
往昔より今に至るも 尚其の慣例絶へざるなり」
この文面からも この「霊水(神水)」は、大いなる効力を発揮するようです。
確かに・・・・大本教でも、この 「霊水(神水)」を汲み取ってきてから、一段と発展していったといいます。
ここでいう 「世界広しといえど、生粋の水晶のお水というのは、元伊勢の産盥(うぶだらい)、産釜(うぶかま)のお水より外にない」という文面に惹きつけられました。
「生粋の水晶の水」が、どうしても欲しかったのです。
その「世界に類のない水」(霊水:神水)が欲しかったのです。
泳いで対岸まで渡り切りました。
タッキーにつづき皇子も渡ります。
まず「産釜(うぶがま)」に行きました。
「産釜(うぶがま)」で、皇子がペットボトルに「ご神水」を採ります。
タッキーが、さらにその先の「産盥(うぶだらい)」に向かいます。
「産盥(うぶだらい)」の「ご神水」も採ります。
こうして勇者二人は、この旅の最後の目的を達成してくれました。
感謝以外の何物でもありません。ただただ感謝です。
これがペットボトルに採った「ご神水」です。
世界に類のない超高波動の「霊水」です。
右脳にも左脳にも、両者を統合して反応するものです。
現在、超高波動エナジーを封印している「若返り神気」のスプレーボトルは、多くの方から高い評価を頂いています。
ただ、問題が一つあって、「過去生で縁のある方―例えば、過去生で親子」などの人の影響は、受ける可能性が残っている―――このわずかな点が、どうしても解消しきれないのです。
これを完全に解決して、ありとあらゆる外部からのストレス波動を排除できれば、完全無敵の「清水(神水)」が完成します。
そのためには、この「産釜(うぶかま)」と「産盥(うぶだらい)」の「霊水」が不可欠なのです。
この両者の「霊水」をミックスしたものを、その後の「未来エステ」講座の参加者に配りました(好評でした)。
後は、外部からのあらゆるストレス波動を排除できるエナジーと、身体の本質的な青写真(ブループリント)と同調させて、人生での最高度の状態を再現させるエナジーの封印です。
さらには私の究極の目的である「若返り遺伝子の全てを活性化」して、「老化遺伝子の全てをオフ」にして、最高度の人生を謳歌できるようにすることです。
もう一つ言えば、まだ「肥満」「余剰体脂肪の蓄積」の問題があります。
あるとき、超過敏な方の調整の時に、それに関する話題になったときに―――
「先生のそばに、アトランティスの神官らしい人が来ている」と、言われたことがあります。
アトランティスでは、そのエネルギー(エナジー)を水晶から得ていたとされています。
私も、「水晶由来のエナジー」は、将来できるであろう「異次元聖水」(仮称)の中に取り入れたい、と考えていました。
偉大な発明家や偉大な科学者の多くは、自分で発明・発見したのではなくて、太古の文明のなかで、すでに存在していたものを感知して、そこから情報を得ていて、偉大な功績を残している―――このような指摘があります。
それ故、私も「カタカムナ」文献や、「錬金術」に関する資料を調べるなどのことはしてきたつもりです。
しかし、「アトランティス文明」は抜け落ちていました。
そこへのアクセスの必要を感じた次第です。
そのためには、どうしても「3次元」では解決できないので、「5次元以上へのアクセス」が必要ですし、「裏の次元」とも繋がらなくてはならない、とも考えています。
私の中では、以前の本ブログ「田谷の洞窟」で記載しましたが、最後に書き込んだ「未来にアプローチできる空間」から、「3年後」「5年後」「10年後」の「清水(聖水)」を引き出すと、とてつもない高波動を感知します。
現在は、それを引き出しても「直ぐに蒸発」してしまいます。
そのレシピは何かを引き出して、将来できるであろう超高波動の究極の「清水(聖水)」を完成させようと思っています。
そのためのベースとなる貴重な「霊水(神水)」を得たことは、何よりも有難いことでした。 ありがとうございました。
了
2020年2月29日記