生命体エナジー浄化の会ブログ

「生命体エナジー浄化の会」というホームページのブログです。

生命体エナジー循環と体軸 その3

 生命体エナジー循環と体軸(その3)
――そこに至るまでの軌跡その3――
 
さて―――
 
カイロプラクティックは米国のDDパーマーが創始しましたが、その彼の原文が再発見されて、彼パーマーは、
 
□ カイロプラクティックは「トーン」(振動)にその基礎がある
と、していたようなのです。
 
ということは、通常に行われているアジャストは、肉体(物質体)の構造にアプローチ(構造力学)するものですが、
 
「トーン」(振動)であれば、「量子力学」的なものとなり、根本的な捉え方が、現在の対処方法とは 異なったものとなってしまう可能性があるのです。
 
この「振動」が人体のアプローチの基礎となるというのであれば、生命体エナジーに視点が移っていかざるを得ないことになります。
 
というのは―――
 
人体は「トーン」(振動)という「波動」であれば、生命体エナジーという波動が、生命体の本質的なものとなります。
 
エナジー循環」に関わるエネルギー(エナジー)が本質的なものとなれば、人体は エネルギー(エナジー)であって、このエナジーが正常に循環できるか否かが、健康体の前提となることになります。
 
生命体エナジーの循環に視点を移すと、
□ 脳脊髄液循環
□ 経絡エナジー循環
□ 血液循環
□ リンパ液循環・体液循環
そして
□ 神経系エナジー循環
 
といった、エナジー循環が正常であることが、必要となります。
 
これらの生命体エナジー循環を妨げる要因を排除して、正常にすることが、身体の調整に不可欠となります。
 
物理的な視点から、エナジー体への視点へと変わっていきます。
 
生命体エナジーの循環とは、身体の内部だけを循環しているのではなくて、外部のオーラ・フィールドも含めたものとなります。
 
体内を巡る「小周天」と、体外まで巡る大きな「大周天」があります。
私自身は 視覚化できませんが、反応することはできます。
 
これを感知できることが、「その神を視る」という扁鵲の長兄につながるのかもしれません。
 
私の好きな古文献に、『扁鵲(ヘンジャク)の医術』というものがあります。
 
扁鵲とは、西洋の医聖:ヒポクラティスと並び称される、東洋の医術の大家とされる伝説的な人物です。
 

この扁鵲に、魏の文王は質問します:
「貴家の三人兄弟は、全部医術に精通しているというが、この中の一体誰が1人、最良の名医なのか?」

扁鵲の答:
「長兄は最良で、中兄はそれに次ぎ、弟の私は最も違います」

文王は再び質問します:
「なぜ違うのか? 貴方は古今東西最高と言われる名医として、超有名なのに・・・」

扁鵲の答:
「私の長兄 の治療は、その『神』を視るものです。容態発作以前に病気を治すことです。

彼は前もって病因を除いてしまいます・・・・。
 
だから、彼の評判は外に伝わらず、ただ私たちの家族だけが、その凄さを知っているのです」


「私の中兄 の治療は、容態の初めに・・・病気の根本原因を探索し取り除く・・・のです。

 
世間では、彼がただ軽いうちに病気を治せると考えて、地域でのみの評判なのです」


「私、三男 の扁鵲は、重病患者を、切ったり縫ったり乱暴に、派手に治療しています。世間は私の医術が上手であると考えています。

 
ですから、その評判は 諸侯にまで知れ渡っています」
 
このエピソードは 私の座右のものとなっています。
私も「扁鵲の長兄」を目指したい―――と考えてきました。
 
世間一般には 知られなくても、「その神をみる」ことのできる治療家となる必要性を、痛感しています。
 
肉体(物質体)に症状が現れる前に、まず霊体(エネルギー体)に異常が現れます。
 
扁鵲の長兄が、「その神をみる」というのは、霊体(エネルギー体)の異常を察知して、その異常に対処してしまうから、症状が発現する前に対処してしまう・・・・このように解釈できます。
 
この霊体(エネルギー体)に異常が現れた段階で対処できるには―――霊的なアプローチは、不可欠なものとなります。
 
私のヒーローであった長嶋茂雄氏が、巨人の監督時代に、ある投手の投球をみて、「おかしい!何かが違う!」と指摘していました。
 
投手コーチをはじめ、誰一人としてそのような指摘はしませんでした。
長嶋監督一人が、「おかしいだろう・・・」と言っていたのです。
 
その投手は普通に活躍していましたが、突如乱れて、そのまま二軍に降格していきました。
 
すでに「その神を視る」ことのできるコーチがいれば、そして、その生命体エナジーの異常を感知できるコンデョニング・コーチがいれば、事前に防げたかもしれません。
 
長嶋監督は 「動物的なカンが鋭い」と指摘されてきましたが、本質的には「その神を視る」能力に優れていた、とされるエピソードです。
 
このような能力を養うには、優れた「霊眼」を持たなくてはならないようです。
残念乍らまだ私にはそのような能力は備わっておりません。
 
ですが、それを養って 今後に繋げたいと、切に願っています。
 
そして―――このことは、言うまでもないことではありますが、
 

□ コンディショニングを極めるには、「スピリチュアル」な面の理解・対処方法が含まれる


ということになります。

スピリチュアル・コンデョショニングの理解なくしては、『体軸の歪み』の原因にしっかりと対処できることはあり得ない、と現在は考えています。

このことは既に幾度も言及してきましたが、実践的なスポーツ現場での対処においても、肉体ではなくて、霊体(エネルギー体)へのアプローチが必要不可欠なものとなる、ということです。

実際に、アカデミー・アドバンスコースの参加者は、一般人と比べて肉体レベルは優れています。

それでも体軸が崩れているとき、霊体(エネルギー体)に対処するだけで、ほとんどの方が正常な体軸に回復するのです。

従来のコンディショニング理論には、霊体(エネルギー体)への対処を融合したコンディショニングや方法論は存在しない、というのが現状です。

私が、『究極の療法治療士』である『ドラスティックセラピスト』の講座を設けたのは、

「肉体(物質体)レベルの対処」だけでなく、「霊体(エネルギー体)レベルの対処」もできる方々に活躍して頂き、

肉体(物質体)対処だけではなく、霊体(エネルギー体)対処が必要なのだと、多くの方々に知ってもらいたい、と思ったからです。

WHO(世界保健機関)では、健康の定義を

「肉体的にも、精神的にも、社会的にも・・・・」とする前提を、1999年に「霊的にも(スピリチュアル)」という定義を加えることが、理事会では全員一致で決まっているというのです。

多くの日本人には、「霊的(スピリチュアル)」という健康の定義は、なじみがないと思われますが、これは必然のことである―――と思っています。

健康であるためには、「霊的な健康」も含まれるべきで、肉体のみならず、霊体への対処が不可欠である、と考えています。
  •  
                        つづく
     
                        2017年6月6日記