《 東北恐山を巡る旅 その3 》
巻堀神社(まきぼりじんじゃ)
「金殖神社(かねづくりじんじゃ)」を後にして、ナビに従って次の目的地である「巻堀神社(まきぼりじんじゃ)」に向かいました。
一般には、ほとんど知られていない、全国にもその名がまったく轟いていない神社です。
事前の調査では、なぜか波動が良好で、「行った方がよい!」と反応したのです。
そして―――意外なほど、良好な波動に我々は包まれました。
「巻堀神社(まきぼりじんじゃ)」の扁額があります。
「巻堀神社」は、社記によると長禄三年(1459年)の創立とあります。
また、寛永年間に再興とあります。
慶応二年(1866年)に社殿が消失した以外は、詳細は不明のようです。
明治以前には、奥州南部巻堀道祖神と称する「猿田彦命(さつたひこのみこと)」を祀っていました。
古来より「安産守護神」として、地元に広まっていたようです。
ここは、神社入り口の県道沿いにある「一の鳥居」です。
その扁額の下には、このような結界を示す注連縄があります。
ここは宮司のいない神社ですが、このような注連縄によって、この「鳥居」を通過することで、身体は浄化されています。
どうやら、この県道沿いにある「一の鳥居」は、「女人結界」で、全ての女性がここを通過することで、身体に溜まった「邪気」が祓われます。
祭神は、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「猿田彦命(さつたひこのみこと)」とあります。
さらに進むと、第二の鳥居(二の鳥居)があり、鎮守の森のような景観があります。
いかにも地元に根付いた「産土(うぶすな)の神」を祀るような感じです。
さらに進むと―――
「二の鳥居」です。
立派な注連縄が下がっています。
ここは「男人結界」で、全ての男性は、ここから先に進みますと、ここで身体に溜まった「邪気」が祓われます。
この注連縄には「紙垂(しで)」が垂れてます。
この周囲は田んぼですので、落雷があると稲が育ち豊作となります。
この「紙垂(しで)」は、雷光・稲妻をイメージしますので、邪悪なものを追い払うという意味があります。
これは「三の鳥居」です。
ここにも注連縄があります。
この「三の鳥居」にも「結界」が張られていて、全ての参拝者がここを通過することで、身体に残っている全ての「邪気」が祓われます。
宮司が常駐していないこのような神社でありながら、「一の鳥居」から「三の鳥居」まで、すべてに「結界」が張られていて、参拝者を祓うようになっていることに、感心させられました。
「三の鳥居」を超えると―――
正面に「拝殿」が見えてきます。
ここにも「注連縄」と「紙垂(しで)」が垂れ下がっています。
「注連縄」に「紙垂(しで)」を垂らした場合には、神域・祭場では「聖域」を示す印となります。
相撲の横綱は、土俵入りでは注連縄(横綱)に「紙垂(しで)」を垂らしています。
土俵は、「聖域」であることを示しています。
「巻堀神社」の扁額です。
この神社は1459年に創建されています。
歴史のある神社で、御祭神に「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「猿田彦命(さるたひこのみこと)」が祀られています。
拝殿の中は、暗いのでよく見えません。
ここの御祭神は、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「猿田彦命(さるたひこのみこと)」ですが―――
ここの御神体には、「金精大明神(こんせいだいみょうじん)」と呼ばれる男性の性器を模したものが祀られている神社です。
ここは「金精信仰」の源とも云われていて、古くから「縁結び」「子宝」「安産」の守護神とされています。
ここは、「男根」を祀る神社なのです。
例えば、岩手県の大沢温泉でも「金精大明神」を祀るものがあります。
金精まつり(大沢温泉)ネットより
温泉の中で、女性が男根にまたがって、ワイワイ喜んでいます。
金精大明神(こんせいだいみょうじん)を祀ったのもが、中には点在しています。
ここが本殿です。
かなり波動が高いです。
ここの御祭神は、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「猿田彦命(さるたひこのみこと)」ですが―――ここに反応するのは、別のエナジー体です。
この本殿には、「天照皇大神(あまてらすすめのおおかみ)」様のエナジーが反応します。
このエナジー波動は強烈です。
その波動をキャッチすると、身体が前後に揺さぶられます。
何で、このようなエナジー体が反応するのか―――理由が解りました。
この「巻堀神社」には―――
「天照皇大神(あまてらすすめのおおかみ)」を刻んだ石碑が建っていました。
つまり、
御祭神の「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「猿田彦命(さるたひこのみこと)」と御神体の「金精大明神(こんせいだいみょうじん)」の背後には、
「天照皇大神(あまてらすすめのおおかみ)」の高波動エナジーが本殿に鎮座していたのです。
この石碑の前に立ち、我々は一人ずつ「天地結合の印」を結びました。
ゾネスとヒサヒサも「天地結合の印」を結びます。
私も「天地結合の印」で、大地(地球)と天(太陽)をつなぎ、全身にエナジーを注入しました(本ブログで、私の画像を出すのは2回目です)。
当然のように、この高波動の石碑にブレスレットなどを置いて、そのエナジーを吸引しました。
この「巻堀神社」には―――土俵があります。
ゾネスは、血が騒ぐのか、柱にテッポウで渾身の「突き」を入れています。
御神体が「金精大明神(こんせいだいみょうじん)」なので、このような石でできたものがありました。
男根を形どったものと、臼のようなものは、女陰を型ったものかもしれません。
こうして―――
徐々に日が沈んでいく岩手県を後にして、本日の宿泊地である十和田湖を目指しました。
つづく
2022年8月9日記