≪ ダ・ヴィンチの絵画 その15 ≫
2012-5-6
ニコラ・フランメル―――
フランメルは、水銀から実際に「金」を生成したという伝説の人物であり、彼こそ不老不死に導く『賢者の石』を生み出すことに成功した・・・といわれているのです。
これについては 彼自身が、1382年4月25日(フランメル52歳)に成功した―――と記しているようです。
小説「ハリー・ポッター」では、このフランメルが 賢者の石によって、いまだに生きていた・・・という設定になっていました。
フランメルの霊体を引き出してみました。
そして、亡くなる10年前にセットしました。
強烈なアレルギー体質で、霊体(エネルギー体)の全ての層が 正常な生命体エナジーの循環はありません。
● とくに「塩」に からだがやられています。
「塩」とは、「硫黄」「水銀」と共に、錬金術における「三大要素」のひとつなのです。
アイザック・ニュートンは 死後に「水銀」が検出されて、『錬金術師』の裏の顔が証明されましたが、
ニコラ・フランメルは、この異常な「塩」の反応が、『錬金術師』を物語るかもしれません。
異常な状態は、とくに「血液霊」に 示されています。
正常な血液性状ではないようです。
このからだでは、通常では「病気」の状態を示していることになります。
現代であれば、入院が必要な からだであるかもしれません。
が、不思議なことに―――
● 「脳」と「左右の腎臓」は 高波動なのです。
「腎臓」とは、先天的な「精気(生命体エナジーの根源)」が宿るところであり、後天的な「精気」を 宿すところでもあります。
脳が冴えわたっており、「元気」の根源である いわゆる「プラーナ」が満ち溢れている腎臓の状態は、並はずれて元気なのです。
さらに不思議なことに―――
● 肉体の「表」の霊体は マイナス波動ですが、「裏」の霊体は、高波動なのです。
なぜ、そうなるのかは理解不能です。
「霊体」とは、単純な構造ではないようです。
「表」の霊体と 「裏」の霊体があることは、解かっていました。
これについては、本シリーズで記述いたします。
なぜ、フランメルの霊体に、「表」と「裏」があるのか―――
もしかしたら、古神道でいう『玄胎』を 造りはじめているのかもしれません。
(※これについては、いずれ機会があれば 許される範囲で述べてみたいと思います。)
さて―――
呼び出したフランメルの霊体に、
「秘密結社シオン修道会の総長(長官)なのか?」と 尋ねてみました。
この問いには、応えませんでしたが、
「シャーマン的な存在なのか?」との問いに対しては、
「そうだ!」との反応を示しました。
キリスト崇拝以外は「異端者」扱いするローマ・カトリックとは、相いれない関係なのです。
初代のジャン・ド・ジゾール(1188年~1220年)をはじめ、6代目までに、「ジャン(男性)」や「ジャンヌ(女性)」を名乗る総長(長官)が、半分を占めています。
この名前は、「ヨハネ」を表わすフランス語標記なのです。
ニコラ・フランメルは、1398年から1418年の20年間にわたって 第8代目シオン修道会総長(長官)を務めていますが、
メロヴィング家とは、フランスの最初の王朝です。
歴史的な背景は、あまりにも複雑になりますので、視点をフランメルに戻します。
フランメルの霊体は・・・
聖ヨハネを崇拝するのが「目的」ではなくて、
● 一体化することで、最高の叡智を得るために覚醒する。
このことが―――
「秘密結社シオン修道会の目的である」
「この目的を達成するための『秘儀』を行うことが、秘密組織たる由縁である」
―――このような反応を示しました。
何らかの『秘儀』によって、人智を超えた境地に踏み込んでいく・・・・どうやら、このようなことに、フランメルは関わっていたようなのです。
本シリーズでは、「ダ・ヴィンチ・コード」と同様に、「マグダラのマリア崇拝」と「性的秘儀」が、この秘密結社おける視点として視てきましたが、
どうやら加筆・修正をしなくてはならないようです。
恐らく・・・・時代と共に、シオン修道会の信義や秘義は 変化していったのかもしれませんが・・・・、
私は、錬金術の書籍をいくつか読み込んでみました。が―――
● その大半は、「魔界のエナジー」に通じるものであるように、反応していました。
では―――
その『秘儀』とは、何か?
―――フランメルの霊体は 応えませんでした(私の、引き出し方が未熟なのかもしれません)。
●「死者をも蘇られせる」ことの可能な『秘儀』を伝授した
との、言い伝えがあります。
その真義のほどは解りませんが、イエスは2度 それを実際に行った・・・とされています。
イエス自身も、その真偽はともかく 「復活」していることは有名です。
チベットでは、亡くなったばかりの人間を、ゾンビのように操る秘儀が、実際にあるようです。
そのおぞましい光景を目撃した人物もいます。これについては、別の機会で追及してみたいと思います。
ところで・・・・
さらに―――不思議なことが起こりました。
彼―ニコラ・フランメルの霊体を、死の当日にセットしてみたところ、
● 完全無欠の状態に、なってしまいました。
つづく