≪ 右脳の世界と左脳の世界 3 ≫
2013-10-8
前回、「人形に宿る霊気」について掲載しましたので、この人形に関わるテーマで続けます。
人形に宿る「霊気」といえば、「お菊人形」が有名です。
これについては、ネットからの引用文を載せます。
『大正7年8月15日、北海道在住の鈴木永吉は札幌で開催されていた大正博覧会の見物に出かけると、その帰りに着物を着たオカッパ頭の日本人形を買った。
この人形は、当時3歳だった娘の菊子へのお土産である。
人形をもらった菊子は大喜び。毎日のようにその人形と遊んでは、寝る時も一緒の布団に入れるほどの可愛がりようをみせた。
ところが翌年の1月24日、風邪がもとで菊子は 突然幼くして亡くなってしまう。
悲観にくれた永吉は遺骨と人形を仏壇に祀り、生前の菊子を思い出しながら朝夕拝んでいった。
奇妙な現象が起き始めたのはこの頃だ。驚くべきことに人形の髪の毛が少しずつ伸び始めると、オカッパだった髪は肩にかかるほどまで伸びたのである。
家族は皆「菊子の霊が乗り移った」と信じるようになった。
しかし寺を訪れ人形と対面したところ、奇妙なことに人形の髪はさらに伸びていた。やはり人形には菊子の霊が乗り移っていたのである。』
以上が、簡単な「お菊人形」に関わる伝説です。
この他にも この人形に関しては諸説があるようです。
しかも―――
なぜ、「髪の毛が伸びのか?」ということに関しても、いくつかの考察があります。
● この人形には、人毛を使っている。
● 人毛は 死後でも「伸びる」可能性がある。
● 人形に「毛」を植えつけるとき、半分に折りたたんで植えるので―――つまり、実際の長さの半分となっており、これが髪を梳いたりすることで、伸びてしまう。
● 「毛」の接着に使われる「にかわ」には、コンドロイチンが含まれており、育毛を促す成分である。
● 同様に「パーマ液」が使われていれば、その液にも育毛作用があって、「毛」が伸びる可能性がある。
このような可能性から、お菊人形の髪の毛が伸びてしまったのではないか、と考えられているようです。現在は、髪の毛は伸びていません。
死後にも髪の毛は伸びるということについては―――
学生時代に行った「人体解剖実習」のときです。
検体は 脳を割って「血液」を抜いてしまいますので、すべて髪の毛は剃られています。
しかし、この髪の毛は その後も少し伸びてきていました。
髭も同様に、死後に伸びていました。
学生時代のことですが、「死んでからも、髪の毛だけは伸び続けるのかあ・・・・」と 漠然とした人体の不思議さを、憶えておりました。
さて―――
もし、この人形に「お菊」の「霊」が乗り移っているのであれば、画像にも それなりの霊的な反応を示しますが、残念ながら そういったものは感知しません。
この人形からは、「右脳」にも「左脳」にも反応しませんので、ただの人形に過ぎないようです。
この人形を見に訪れた方々なのでしょうか、20万人を超える人の想念が反応しています。
人形には、人の想念が反応しやすいようです。
身近にあると、絶えずその人形に 自分の思いの想念を移し込んでしまうようです
大事にしていた「人形」を遺棄するには、何か心に引っかかるものがあります。
多くの方は、そのまま一般ゴミとして処分するには、申し訳ないと思うようです。
そのような思い入れの強い人形を供養することで、有名な神社が 和歌山県にあります。
「淡島神社」です。
先日、玉置神社の参拝のついでに寄ってみました。
ここには 全国からの人形供養を依頼するために、全国から様々な「人形」が集まってきます。
小さな神社ですが、所狭しと様々なタイプの人形が並べられています。壮観です。
人形には、所有者の想念が付着します。「愛着」と言い換えた方がいいかもしれません。
可愛がっていたものには その想念がしみ込んでいますので、基本的にその想念はズーッと継続します。
この神社に奉納されている「人形」には、それを所持していた方の想念が、今でも反応しています。
次の この写真の中には、右側の床下に マイナスの霊気が漂っています。
次の画像は 社殿の中のものです。
「右脳」に反応します。左側の人形達は、右脳にも左脳にも反応しません。
ただ言えることは―――
この淡島神社にいると、敏感な方は 多数の人形達から発する「霊気」に 知らない間に汚染されてしまう・・・・と、いうことです。
奉納されている人形達は、「浄化」されておりません。
特に マイナス波動の「霊」が憑依しているわけではありませんが、人形に付着している想念波動が 人体に反射してきます。
ですから ここの神社の境内に 長時間いると、霊体が歪んできます。
実際 多くの方々の霊体が 徐々に歪んできていました。
霊的な「憑依現象」ではなくて、モノに付着している想念波動に いかに人は影響を受けるのか―――ということを、気付かせてもらいました。