≪ 未来エステを考える 7 ≫
肥満を促す霊(肥満霊)その3
前回は、減量には「肥満霊」が関わっており、この対処なくしては本質的な「減量効果」は 望めないと述べました。
では―――
具体的に 「肥満霊」は、どのような部位に憑依しているのでしょうか。
今回は この本質的な問題に焦点を当ててみます。
まず、外見からみて 痩せているように思えても、体脂肪率は異常に高い方がいる ということを、認識しておく必要があります。
見た目ではそれほど太っているようには思えない方でも、実質的には「肥満している」という方は、少なくありません。
一方で、太っているように見えても、実際にはそれほど太っているのではない方もおります。
その判断の基準は、「体脂肪率」にあります。
俗にいう「かた太り」という方は、太っているように思えても、骨のフレームが先天的に太く、がっしりしているタイプの人などに 多く見られます。
このタイプの方には、「肥満霊」が憑依していないケースがあります。
つまり―――肥満遺伝子が「オン」になっていない方です。
しかし、筋量が小さくて、見た目は細く見えても、実質的には「肥満」している方には、肥満遺伝子を「オン」にしてしまう「肥満霊」が憑依しているケースが、少なくありません。
この場合、筋量が少なくて、相対的に脂肪量が大きいですので、体力もなく非健康的な方が多いように思われます。
体脂肪の蓄積場所により「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」に分類されています。
内臓脂肪型肥満」とは―――まとめると
● 上半身肥満
● 腹部肥満
● リンゴ型肥満
● 悪性肥満
このタイプは 男性に多いので「男性型肥満」とも言われています。
「皮下脂肪型肥満」とは―――まとめると
● 下半身肥満
● 腹部・大腿部肥満
● 洋梨型肥満
● 良性肥満
このタイプは 女性に多いので「女性型肥満」とも言われています。
「内臓型肥満」か「皮下脂肪型肥満」なのかを区別するのに、ウエスト/ヒップ比(W/H比)が役立つことが報告されています。
W/Hの正常平均値は0.7で、これが0.85以上になると生活習慣病が多くなることが知られています。
「上半身肥満」とは、ウエスト径(胴周囲径)が男性で85cm以上、女性で90cm以上を示す場合をいいます。「上半身肥満」のなかでも、腹腔内臓器の周囲に脂肪が貯まる「内臓脂肪型肥満」では、2型糖尿病のほか、高脂血症や高血圧などを伴いやすいことが明らかにされています。
男性と女性で 「体脂肪」の蓄積部位の傾向が異なるのは、何故でしょうか。
どうやら―――「肥満霊」が憑依する部位が、男女で異なっていることに その一因がありそうです。
この「男性型肥満」「女性型肥満」については、なぜそうなるのかは 明白ではないようです。
これを「肥満霊」が憑依する部位による―――とする見解は、恐らく全く新しいもの思えます。
「男性型肥満」は腹部の内臓に体脂肪が蓄積されやすく、悪性肥満とも呼ばれています。生活習慣病のリスクが高まる傾向の方です。
一方、「女性型肥満」は腹部皮下脂肪や「大腿外側部」などに体脂肪が蓄積されやすく、良性肥満とも呼ばれています。
これには、「肥満霊」が憑依する部位が 男性と女性では異なっていることに 関係しているかもしれません。
ともかく、「肥満霊」に憑依された方は、ある身体の組織に反応を示します。
それは「生殖器」です。
女性の場合、「肥満霊」は 主に「生殖器」に憑依されるのです。
男性とは この点が異なります。
このことは、肥満遺伝子に関わる部位は 女性と男性では異なるのではないか―――という視点に導かれます。
どの部位に「肥満霊」が憑依しているかで、体脂肪が蓄積する部位が異なるようなのです。
体脂肪の対処では―――
● 部分的な体脂肪の減量はできない
ということは 常識となっています。
つまり、体脂肪は 一部分のみを減らせることは出来ないということです。
体脂肪の減少には 身体全体の体脂肪が減少しますので、一部分―――例えば、バストの体脂肪は残しておいて、腹周りの体脂肪だけを落としたい、と思っても、
身体全体の体脂肪を減少させない限りは、その意図した通りにはならないというのが、ダイエットに関わる減量の常識です。
しかし、「肥満霊」の憑依する部位が「特定の部位」に反応することから、その部位への対処で、「もしかしたら・・・・」という可能性が生まれていきます。
これは従来の視点とは、全く異なるものです。
この視点を持つことで、正確に体脂肪に対処することができるように 思われるのです。
それぞれの体脂肪蓄積を促す部位ごとの「肥満霊」については、ホームページの「最新情報」でお知らせ致します。
2014年1月9日記