途は険しくなって、両手を使わないと登れないような斜面となっていきます。
いよいよ「日本一危険な国宝:投入堂(なげいれどう)」を目指します。
常に皇子が先導を行きます。
このような斜面ですから、もし「雨天」なら入山禁止となるのも肯けます。
草鞋(わらじ)の威力が発揮されます。
実際に草鞋(わらじ)を履いてみると、このことが実感されます。
「カズラ坂」です。
ほぼ崖です。
右側が「登り斜面」で、左側が「下り斜面」です。
この急斜面を登ると・・・・
何を祀るのかは、明確ではありません。
文殊堂に辿り着くには、鎖場を登らなくてはなりません。
文殊堂で一休み。
景色はいいですが、足も震えます。
高所恐怖症の方は、立てないかもしれません。
私は、下を覗くのもヒヤヒヤでした。
落ちたら、生命の危険があります。怖いところです。
次々と、人が崖を登ってきます。
「文殊堂」の画像がネットにありましたので、拝借しました。
上空から見ると、このようになっています。
この崖を登ります。
すると・・・・
靴を脱がなくてはなりませんが、草鞋(わらじ)は着脱できませんので、そのまま上がりました。
このようになっています。
「地蔵堂」は中には入れませんが、特に波動が高いわけではありません。
ここも、下を覗くと足が震えます。
さらに急斜面を登ります。
すると・・・・
「鐘桜堂」です。
鐘の重量は2トンもあるいいます。
ヘリコプターで運んだのでしょうか?
人力で、麓から担いで上げたとは到底思えません。
ここの急斜面では、担いで上げるとは、想像を超えています。
この「馬の背、牛の背」を超えると、あとは楽な途となります。
あとひと踏ん張りです。
「観音堂」が見えてきました。
ここで容量がオーバーしますので、「つづき」ます。
2019年8月10日記