《 東北ミステリーツアー その2 》
山寺(その2)
山寺の参道を登り、「仁王門」を通過します。
全ての男性も女性も「結界」を通過することで、身体に溜まった「邪気」が払い落されていきます。
宝珠山立石寺(山寺)の1015段の参道を、一段一段踏みしめて行く毎に、一つずつ煩悩が消えて、悪縁を祓うことが出来ると云われています。
さて―――
仁王門の中
このようになっています。
波動は良好です。
この仁王像は、運慶の弟子たちの作と云われています。
それほど・・・高い波動ではありません。
製作された当時にセットすると、波動が高まります(画像はその当時の状態にセットします)。
「納経堂」に向かう道
「開山堂」です。修復中です。
その左隣の「納経堂」も修復中でした。
「開山堂」には、慈覚大師の木造が安置されていて、朝・昼・晩の三食と共に お香が炊かれています。
修復中の「納経堂」は、山寺では最も古い建造物で、その下には、開山の慈覚大師の入定窟があるとされています。
調査によると、そこにはいくつかの人骨があり、その中には慈覚大師と思われる頭蓋骨もあったと云われています。
「開山堂」の上に在る「五山堂」に向かいます。
「五山堂」は眺望が素晴らしいところです。
昔、仙山線で山形往復をしているときには、電車から「五山堂」を見上げていました。
常に観光客の姿が見えていました。
周囲の眺望が全て見渡せますので、多くの方がここに長い時間留まっています。
参道を上ってくると、この院にまず到着します。
岩の壁に囲まれた、風景明媚な眺望が見られます。
この先は、仙台へと続きます。
「五山堂」の横にある岩の上に、何やら小さな祠が建っています。
照明設備が在りますので、夜には光の中に「山寺」が浮かび上がるのでしょう。
「五山堂」の下に、このような不思議な建造物がありました。
良く解りませんが・・・ここは「邪気」を封印するかのように反応を示します。
イメージでこの中に入りますと、一瞬で身体が歪みます。
そのようなことを一切信じないタイプの方は、今でも多くいます。
そのようなタイプの方は、試しにここの中に入り込んで見てください(当方は、一切の責任は持ちません)。
これは全て観音像です。
赤い布が張られています。
良く解りませんが・・・・「大阿闍梨」の方が、この地に法印を張って、供養をしたように思われます。
遠くの崖の上に、「釈迦が峰」と「釈迦堂」が見えています。
「釈迦堂」だと思われます。
ここに辿り着ける途はあるのでしょうが、誰も立ち入る方はおりません。
この先に、「性相院」、売店があり、「華蔵院」「中性院」があって、「奥の院」に続きます。
開山した慈覚大師の作とされる「地蔵菩薩並びに千体地蔵尊」とあります。
その中には・・・・
慈覚大師の作と思われます。
高い波動に包まれています。
さらに上に進みます。
「奥の院(如法堂)」と「大仏殿」です。
長い参道を登り続けて、ようやく「奥の院」に辿りつきます。
「奥の院(如法堂)」には、開山した慈覚大師が、中国で修業中に持ち歩いていた釈迦如来像と多宝如来像が祀られています。
「奥の院(如法堂)」は、この像を本尊としています。
ここは「密教道場」です。
閉まっていて、何も見えません。
隣の「大仏殿」も閉まっていて、何も見えませんでした。
「大仏殿」には、5Mの高さの阿弥陀如来像が設置されているということです。
「南無阿弥陀仏」と書かれた石碑の前(正中のやや右)の石仏は、この中では波動が良好です。
こうして、山寺を後にして、松島へと向かいました。
松島で自由行動となり、2泊目のホテルに入りました。
つづく
2021年9月21日記