生命体エナジー浄化の会ブログ

「生命体エナジー浄化の会」というホームページのブログです。

鎌倉の史跡を巡る 3

《 鎌倉の史跡を巡る 3 》

建長寺円応寺(えんおうじ)―長谷寺――鎌倉大仏―銭洗辨財天

 

長谷寺

 

長谷寺」とう名称は、全国各地にみられます。

奈良の長谷寺の「長谷観音信仰」が広がったからだ・・・・といわれています。

 

寺伝によれば、大和の長谷寺奈良県桜井市)の開基である徳道を藤原房前招請し、十一面観音像を本尊として開山したといいます。

 

養老5年(721年)に、大和国の山中で見つけた楠の大木から二体の十一面観音を造り、その一体(本)が大和長谷寺の観音像となり、

 

もう一体(末)を、祈請の上で海に流したと伝わります。

その15年後に、三浦半島の長井浦に流れ着いた観音像を、鎌倉に安置して開いたのが、長谷寺であるとされています。

 

長谷寺」に来ました。

「本尊建立千三百年」とあります。

 

まず階段を昇ります。

「左側通行」との表示がありますが、ここは多くの参拝者が訪れるところなので、そのような表示が必要なのだろう、と思います。

 

ありました。

「良縁地蔵」です。

 

この「良縁地蔵」は、境内の三か所にあるといいます。

三か所全ての「良縁地蔵」を発見しますと、良縁に恵まれるとされています。

 

いかにも女性が好みそうな、そして若い女性の「良縁に恵まれたい」という願いを叶えてくれそうな表情をしています。

 

地蔵堂」にある「福寿地蔵」です。

 

そこの外には、「千体地蔵」があります。

大きな地蔵像の外に、千体もの地蔵が並ぶ様は圧巻です。

 

「千体地蔵」です。

 

「卍池」です。

特に波動は、高くはありません。

 

観音堂」です。

 

いよいよ「長谷観音」様と、御対面します。

高波動が、入口からも漏れ伝わってきます。

 

この入り口には、「坂東札所霊場第四番」とあります。

 

これが、長谷寺の本尊である「木造十一面観音立像」です。

 

高さは、9.18Mの巨像です。

日本有数の高さを誇ります。

 

本ブログでも紹介しましたが、福岡の博多区にある「東長寺」には、「福岡大仏」と云われる日本最大の木造の観音像があります。

その高さは、10.8Mです。

 

その「東長寺」には、福岡で開催された講習会の度に訪れていて、私の「守護神」の一つである「聖天」様と繋がったところでもあります。

 

昔は、旧堂の扉が開いていて、本尊の「聖天」様と繋がることが可能でしたが、後日行きましたら、扉はきっちりと閉められていました。

 

中国などからの観光客が激増していたようで、仕方がないかもしれません。

 

この本尊は、修復が多く、造立年代は定かではありませんが、「室町時代」のものと云われています。

 

この像の「光背」は、関東大震災で大きなダメージを受けたために、現在は「アルミ製」の「光背」となっています。

 

「絆観音」とあります。

同じ堂内にあります。

 

かなりの高波動です。

 

本尊である「木造十一面観音立像」は、左手に水瓶、右手に数珠と地蔵菩薩の持つ錫杖を持ています。

 

方形の磐石の上に立つ、いわゆる「長谷寺式十一面観音(長谷型観音)」様式となっています。

左小指を立てているのも、本像の特徴となっています。

 

 

ここには、「如来像」を囲んで、「結界」が張られています。

 

ここは「経蔵」です。

「論蔵」ともいわれています。

 

この中に、多くの経文が納められています。

 

「厄除阿弥陀如来」とあります。

 

この中に―――

阿弥陀如来」像が祀られています。

 

一説では、「阿弥陀如来」像は源頼朝が造立したという伝承がありますが、実際には室町時代の制作とされています。

 

その右側には、「如意輪観音菩薩」像があります。

 

如意輪観音は、「蓮華座」に載っています。

ようするに「蓮(はす)」の上に座っています。

 

ここの像は、全てが「生きています」。

 

この奥の壁面にも「蓮の花」が咲いています。

 

なぜ「蓮(はす)」なのか?

仏教では、「泥中の蓮華」といわれ、蓮は水中の泥の中に根を張り、水面上に美しい花を咲かせます。

 

このように不浄である泥の中から芽を出して、真っすぐに茎を延ばして優美な花を咲かせることが、仏教の教えの特徴として捉えられています。

 

また、台座に蓮のモチーフが取り入れられることが多いですが、この「蓮華座(れんげざ)」は、「神聖」を示すもので、「蓮華座(れんげざ)」に座るのは「如来」「菩薩」系です。

 

明王」系や「天」系では、通常はこの「蓮華座(れんげざ)」に座ることはありません。

 

蓮は仏教やヒンズー教では「神聖な植物」とされています。

仏教発祥の地インドでは、蓮は「国花」となっています。

 

 

ここの「天蓋(てんがい)」は豪華絢爛です。

 

阿弥陀如来」の左右には、守護として「仁王」が控えています。

 

長谷寺の二十九世、三十一世の上人像です。

 

左側の「仁王像」です。

 

これはまた、立派な「木魚」です。

ここまで大きな「木魚」には、めったにお目にかかれません。

 

阿弥陀如来」様と目線の合うところに立ちますと―――

像の中に身体が吸い込まれる感覚があります。

 

如来像の中に吸い込まれて、イメージでグルグル回って出てくると、身体が整うように思われます。

 

体調が優れないような時がありましたら、試して見てください。

 

綺麗な池があります。

 

ここに佇んでいるだけで、身体が癒されます。

 

 

「福徳辨財天」です。

 

 

 

この「福徳辨財天」は、「生きています」。

 

弁財天の御真言は、「オン ソラソラテイエイ ソワカ」です。

この御真言に反応します。

 

左側の「虚空蔵菩薩」像も、「生きています」。

 

 

「出世大黒天」とあります。

 

ぼんやりとしていますが、この「大黒天」も、「生きています」。

「オン マカキャラヤ ソワカ」の御真言に反応します。

 

 

ここに「三面大黒天」があります。

 

豊臣秀吉が、この「三面大黒天」を保持していて、大出世をしたことで、注目されたものです。

 

「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」の三者が合体したものです。

私の治療ルームにもあります。

 

それぞれの御真言を唱えて祀っていますが、「三面大黒天」の「秘呪」があるようです。それは―――「秘中の秘」となっているようで、今もって知り得ません。

 

「大黒天」のようです。

大自在天の化身」ともいわれ、「大国主命」と神仏習合したものです。

 

大地を掌握する神様(農業)でもあります。

大きな袋を背負い、打出小槌をもち、頭巾をかぶった姿で、財宝、福徳開運の神様として信仰されています。

 

 

不動明王」像があります。

これは、「生きていません」。

 

この中に入りますと―――

弁財天の御真言である「オン ソラソバテイエイ ソワカ」に反応します。

 

「弁財天」とあります。

 

これも」「弁財天」です。

 

この堂内は、「弁財天」のエナジーに包まれています。

金運を求める方は、ここで十分なエナジーを吸い込むことがいいかもしれません。

 

外には、ほっこりした仏像があります。

癒されます。

 

高山樗牛ここに住む」とあります。

 

高山樗牛」とは、文芸評論家、思想家です。文学博士でもあります。

 

「天にありては星、地にありては花、人にありては愛」と書いたのが、武者小路実篤の「天に星 地に花 人に愛」(縦書き、句読点なし)の元になったと言われています。

 

病弱であったために、ニーチェの説く超人や日蓮といった強者に憧れたといいます。その一方で、民衆を弱者と決めつけ、社会主義に対しても弱者の思想として否定的であったといわれています。

 

その高山樗牛」が、ここに住んでいた―――ということです。

 

                つづく

 

          2024年6月25日記