生命体エナジー浄化の会ブログ

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未来エステを考える 14 身体を再生するソマチッドに迫るーその4

≪ 未来エステを考える 14 ≫
身体を再生する「ソマチッド」に迫る――その4
 
 
 このような状況を踏まえた上で、本題である『ソマチッド』と、どのように対処したらよいのでしょうか。
 
未だ暗中模索状態から脱しきれないのですが、私なりのアプローチ(中間報告)をお伝えしたいと思います。
 
「ソマチッド」は 「未来エステ」にも関わる問題であるからです。
「ソマチッド」の活用ができれば、エステティック効果が高まるからです。
 
ソマチッドの概要を、もう一度述べておきます。
 
ガストン・ネサンは、倍率三万倍、約150オングストロームの分解能を持つ超高度光学顕微鏡を開発することで、微細な生体の様々な形態を観察することができました。
 
それによって、あらゆる生物の体液の中に、特に血液の中に、負の電気を帯びた互いに反駁しあう微粒子を発見したのです。

それは――人間の血液中に細胞より遥かに極微な生きた有機体であったのです。その有機体は、それを「ソマチッド (ソマタイド)」と命名しました。

健康な人の血液には、『ソマチッド』と、ソマチッドの形態が変化した『胞子』『二重胞子』が見られます。
 
つまり、健康で正常なソマチッドの形態は、三段階に変化するソマチッド・サイクルが繰り返されるのです。
 
そして、この三つの段階で、細胞分裂に不可欠の増殖ホルモン、トレフォンが適正量生成されるのです。
 
ソマチッドは、このトレフォンを生み出しているように思われます。
しかし―――
 
トレフォンを増殖させる抑制物質が 血液中に存在しないと トレフォンが大量に産生されて、代謝異常を起こしてしまい、ガンなどの変性疾患を引き起こすのです。

トレフォンは生命を維持するためには不可欠な物質です。
健康な人では、血液中にトレフォンを抑制する物質が存在するため、ソマチッドのサイクルは二重胞子の段階までしか進まないのです。

その抑制物質とは、銅や水銀、鉛などの無機物か、シアノヒドリンのような有機物です。
 
正常なこの三段階ソマチッド・サイクルでは、細胞の増殖に必要な適量のトレフォンが生成されますが、ストレスや病気のために、血液中のこの抑制物質の濃度が低下すると、ソマチッドのサイクルは自然な成長を続け、様々なバクテリア形態が出現します。
 
これらはドイツ人の科学者によって、1930年代にサイフォノスポラ・ポリモルファと呼ばれていました。

[
 変性ソマチッドは、バクテリアとは似て非なるもの ]

ソマチッド・サイクルの各形態は、バクテリア、菌類、ウイルスなどの有機体の特質をいくつか持ってはいます。
 
しかしながら最大の相違点は、各形態はそれぞれバクテリア、菌類、ウイルスなどの生物ではなく、すべて同一のソマッチドが変化したものである、という点にあります。

ソマチッドは、エネルギー体です。
ソマチッドは、生命が「最初に分化した」形態であり、動物や植物の生体に伝達できる遺伝的特質を持っています。

というのは―――ソマチッド・サイクルの最初の正常な三形態がないと、細胞分裂が起きないということが発見されたからで。
 
では、なぜソマチッドがないと細胞分裂が起きないのか―――

細胞分裂を起こす特殊なホルモン(成長ホルモン)は、ソマチッド・サイクルの正常な最初の三形態から産出されるからです(そのホルモンは、ノーベル賞受賞者のアレクシス・カレルが発見して、『トレフォン』と命名した物質のことであると云われています)。

また、
一部の科学者はソマチッドがDNAの前駆物質であり、地球上の全生命の基礎単位であると考えています。
 
というのは―――
白い毛皮のうさぎの血液から採取したソマチッドを、およそ2週間黒い毛皮のうさぎに投与すると、新陳代謝に伴い毛が抜け変わってきます。
 
そして、一ヶ月足らずで黒いうさぎの毛皮が灰色に変わりはじめ、毛の半分が白色に変わるのです。
 
逆に、黒いうさぎのソマチッドを白いうさぎに投与すると、白いうさぎの毛皮は同様に灰色に変わりはじめるのです。

さらに―――
白いうさぎの皮膚の断片を切り取って、黒いうさぎから同じサイズの断片を切り取った箇所に移植すると、ソマチッドが一緒に移植されていれば、拒絶反応を示すことがないのです。
 
だが、移植組織にソマチッドが含まれていなければ、つまり正常な血液の移植も伴わないケースでは、拒絶反応を示すのです。


[
 ガン撲滅に向けて ] 

「ソマチッド・サイクル」の観察によって、ガンなどの変性疾患の発症を18ヶ月前に予測することができるといいます。
 
ガンに侵されていない『健康な』ネズミの血液の研究によると、ソマチッド・サイクルの『正常な形態(原始相)』は、「ソマチッド⇒胞子⇒二重胞子⇒ソマチッドに戻る」という最初の三形態を示しますが、
 
ガン腫瘍を移植したネズミの血液中には、ソマチッド・サイクルの『異常な形態』、つまり次の13段階が発現するのです。

通常療法では、ガン細胞を破壊するには、『切除』するか『細胞を毒で殺す(クスリの投与)』以外には対処できないと考えています。
 
1971年、ニクソン大統領(米国)が「ガン撲滅宣言」をして以来、ガン研究所は数え切れないほどの研究論文を発表しています。
 
また、ガンの研究と治療にかかった費用は1988年には1兆ドルを超えました。
 
お金だけでなく膨大な時間と労力が、ガン撲滅のために投入されておりながら、依然として死亡率では常に第1位を競っている状況に変わりはないのです。

それに対して、ネサンの見解は全く異なるものです。

ネサンは、ガン細胞は本来自分自身の細胞が異常化したものである。
ならば―――
 
自分自身が異常な状態でない、言い換えれば、ソマチッドが正常な三段階のサイクルをとれるように、体の免疫機構を強めることで腫瘍を無害なものにすることができる、と考えたのです。

通常療法では、「ガンとは局所的な疾患が全身化する」と考えており、大半の医師は、ガンに対し化学療法はほとんど効果が無いと認めながら、製薬業界の利益に既得権益を持つ特定の人々に指導されて、従来どおりのアプローチを続けています。
 
それに対して、ネサンの理論では、ソマチッド・サイクルの研究から「ガンとは全身的な病気が局所化するもの」として捉えています。
 
ガンが発生する下地があるから、自分の細胞がガン化してしまうのである、とするのです。

ネサンは、独自の理論に基づいて免疫強化剤『714-X』を開発しました。
 
これはクスノキが産出する天然のカンファー(樟脳)を原料とするもので、ガン患者1000人のうち750人が完治し、エイズ筋萎縮性側索硬化症などの難病患者も劇的な改善を示しているのです。

このように、ソマチッドに関わる研究は、人体の健康度を評価する指標になり得るものであるようです。
 
ということは―――
我われが行う体軸を整えることで、「脳脊髄液の正常な循環」及び「生体エネルギーの正常な循環」機能を確保するために、ソマチッド・サイクルを正常化するためのアプローチが、ひとつのキーポイントになると思われます。
 
そのためには、ソマチッドが存在する血液を良好な状態に確保しておかなくてはならないことになります。
 
そのためには、人体は正常な「体軸」のとれた、歪みのない状態を保たなければならないことになります。
 
歪みのない状態とは―――
 
● 肉体(物質体)と同時に 霊体も正常であることが条件です。
 
この両者が清浄な状態であることが、ソマチッドが正常に機能するための基本となるようです。
 
残念ながら、多くの方は、まず「霊体」が歪んでいます。
霊体が歪んでいることで、「肉体(物質体)」も歪みます。
 
それ故、ソマチッドが正常な機能サイクルをしないのではないか―――と 捉えています。

[
 千島学説に立脚する必要性 ] 

ソマチッドについて稿を進めていくと、どうしても千島学説にたどり着いてしまいます。

ガストン・ネサンの「全身的な身体の異常が、局所にガンなどの疾病を引き起こす」という見解は、千島学説の本質的な論点と一致するからです。

千島学説とは、故千島喜久男医学博士(1899-1978年:岐阜大学教授)が唱えた画期的な医学・生物学理論です。
 
1963年の発表当時は、大きな反響を巻き起こしましたが、血液学、細胞学の「定説」とあまりにもかけ離れた理論だったため、医学界から「異端」扱いされ、学術論文も発表できない状況となってしまったのです。
 
つづく
 
2014年5月14日記