今回の旅の目的は セドナを訪れることにありました。
古来、ネイディブ・アメリカンが聖なる場所「聖地)とあがめた場所でした。
ネイティブ・アメリカンのハバスパイ族は、この地を「ウィーグァルコ ホル ホルバ wee gualko horu horuba」(=大地からブクブク泡立つ岩)と呼んでいました。
そして、この大地に立つだけで、先祖からエネルギーや波動を受け取れる、と考えていて、この地に立つこと自体が重要な儀式なのだ、と考えていたようです。
1876年に白人が初めて入植。現在の都市名は町の初代郵便局長セオドア・カールトン・シュネブリーの妻セドナに由来します。
1970年代にセドナは大きく変化しました。Vortex(ボルテックス)の街として注目されたのがきっかけでした。
ボルテックス(渦巻き)とは、大地から強いエネルギーが渦巻きのように、放出されている場所のことをいいます。
既存の価値観に反発し、スピリチュアルな世界を信じる人々や、当時多かった「ヒッピー」と呼ばれる人々が、ボルテックスを求めて、大挙してこの地に押し寄せてきたといいます。
このようにして、もともとネイティブ・アメリカンの聖地だった場所は、「スピリチュアルな街」になり、世界中から、国籍や宗教を超えて、人々を吸い寄せるようになったのです。
近年では、セドナにはボルテックス(vortex)と呼ばれるパワー・スポットが10カ所ほどあるとされているようです。
セドナは「スピリチュアル」な場所、"癒しの町"として人気があり、年間に約400万人の観光客が訪れる観光地・保養地となっています。
米国内や世界各地からスピリチュアルなことに興味がある人が訪れており、毎日のように、岩山の上などのボルテックスで瞑想会などが開かれているといいます。
セドナのボルテックスとは、個性的な形をした赤い砂岩の岩山に囲まれた場所です。
岩山には、「ベルロック」、「キャセドラルロック」、「コーヒーポットロック」、「スヌーピーロック」などの愛称が付けられています。
「パワーストーン」を売る店もあります。あちこちに「霊能力者」と名乗る人がいるといいます。
街のカフェやレストランでは、人々は前世や死後の世界のことを自然に語りあっているようで、ヒーリングの店もあって、日本で生まれたレイキのヒーリングをやっている店もあるといいます。
ベンジャミン・ロントリーという男性で、コイルなどを使った磁力計などで地面の磁力(地磁気)を計測しノートPCで解析し、また、同時に、地面に横たわる人などの脳波を測定し、地磁気と脳波の相関関係を調べているようです。
そして、「その地磁気が脳波に良い影響を与えている」とする説明が、ロントリー氏の今の仮説のようです。
セドナのパワー・スポット:ボルテックス(渦巻き)とは―――
ボルテックスのエネルギーには特徴があり、それぞれ女性性と男性性に分けられています。
男性性は、電気のエネルギーが強く、エネルギーは大地から空へと向かっていく上方向の流れで、自分のハイヤーセルフや宇宙の大いなる知恵とつながりやすくなります。
これからの自分のビジョンを具体的に見るのを促します。癒しというよりも、前に進んでいく原動力をつかむところだといいます。
その他に、男性性と女性性がミックスされた場所もあります。
それぞれ場所によって、エネルギーが違いますので、そのときの自分が必要としている場所へ行くのが 薦められるようです。
セドナでは 直感がとても良く働くようなので、魂の声に耳を傾けてみるといいようです。
わたしはツアー団体ですので、個人行動は出来ませんでしたが、十分な時間の取れる状態で 実際にパワー・スポットのエリアで、そのエナジーを体感してみたいと思いました。
今、出来る方法があります。その方法として―――
□ 画像の中に自分の身体をダイブして、その中でエナジーを吸収する
ことです。これを お薦めします。
今回のパワー・スポットを巡るツアーは、どの「地」も 赤い色の砂岩層があります。
赤い色は 鉄分を含んでいます。 この鉄分が 血中に含まれる「ヘモ鉄」などの「成分」などに 好影響を与えるようですので、パワー・スポットとなっているようなのです。
セドナの入り口より
ここから「ベルロック」といわれるボルテックス(パワー・スポット)が望めます。
高波動の「ベルロック」といわれるボルテックス(パワー・スポット)
ここのエナジーは 「オリオン座」の中心部の「星」に反応します。
1.
オリオン座の中心にある3つの星の、真ん中の天体が反応します。
ここでは、「時計回り」のエナジーが 大地から吹き上がってきます。
バスの車中より
下の画像は キャセンドラロック
このキャセンドラ・ロックが セドナのシンボルとなっているようです。
この画像では 解りにくいので、ネットからの画像を載せます。
左側は 「反時計回り」で エナジーが入ってきます。
一方、右側は 「反時計回り」で エナジーが吹き上がっていきます。
ツアーでは、多くの方が訪れるという「展望台」に行きました。 ガイドは 「手や足がしびれませんか?」と言うので、
その言葉に反応した女性は「凄いです。手が ピリピりとしびれます・・・・」などと言ってましたが、私は何も感じませんでした。 この展望台エリアは、パワー・スポットといわれるレベルには ないようです。
「手がしびれます・・・・」と言っていた女性は、ガイドの言葉に誘導されて、自分でそうありたい―――といった 自己暗示の類のようでした。
展望台よりの全景
真ん中右側の小山のエリアは、パワー・スポットです。
その近くまで住宅が建てられています。
そこの拡大画像
ここは「胃」に反応します。
胃にストレスのある方は、ここのエリアに入り込みますと、体調が整うと思われます。試してみてください。
セドナの街路
このエリアに商店街が在って、良好な雰囲気の店が多くあります。
私も ここの「スピリチュアル・ストーン」の看板が在る店で、「石」を購入しました。
配偶者が欲しがった「トルコ石」のペンダントで、体軸のとれるものを見出して、日本よりも格安の価格で購入しました。
それを見た別の人が、「私のも・・・・」というので、探しましたら、「彼氏にも買いたい・・・・」というので、彼氏のイメージからエナジーを抜き取って、最も反応する「石」を選別しました。
あっという間に集合時間が来てしまい、残念ながらセドナを後にします。
以下は バスの車中からの画像です。
画面正中よりやや左側のポツンと尖がっているエリアは高波動です。
ここは「金星」に反応します。
このパワー・スポットは、どうやら「ノウル」といわれるエリアのように反応します。 そこは男性性のエナジー・スポットであるようです。
2015年1月15日記