《 房総のパワースポット2020 その2 》
洲崎神社から崖観音へ
洲崎神社は、房総半島の突端にある館山の地にあります。
ここには海底に神社があることでも(海底神社)、知られています。
洲崎神社から分社して、水深18Mに在ります。
TVなどでも紹介されていますので、ご存知の方もいると思われます。
1997年に設置された 海底に存在する我が国唯一の神社です。
洲崎神社は、養老寺と隣接しています。
「洲崎観音養老寺」とあります。
養老寺の正式名称は「妙法山観音寺」で、江戸時代までは洲崎神社の社僧も務めた別当寺です。
養老寺は、修験道の開祖・役小角(えんのおずね:別名役行者えんのぎょうじゃ)と縁が深く、養老元年(717年)に役行者(えんのぎょうじゃ)を開祖として創建されたと伝えられています。
本尊は洲崎神社の本地仏である十一面観世音菩薩です(洲崎神社は神道ですが、仏教と習合しています)。
つまり、洲崎神社一帯は、修験道にも関わる神仏習合の地でもあります。
洲崎神社から下ると、養老寺に続きます。
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』では、この岩屋から現れた役行者(役小角)の化身が、伏姫に「仁義礼智中信孝悌」の文字が浮かぶ数珠を授けます。
伏姫は、その後自害しますが、役行者(役小角)から授かった数珠が八方に飛び、八犬士となって登場してきます。
その八犬士が大活躍する長編小説です。
役行者(役小角)に関する説明と、南総里見八犬伝にも触れている説明板です。
ここには、確かに・・・・役行者(役小角)の霊体が反応します。
役行者(役小角)に関わるものは、各地に残っていますが、このように実際に「霊体」が反応するのは珍しいです。
「あなたは、役行者(えんのぎょうじゃ)ですか?」の問いには、反応しませんが、
「あなたは、役小角(えんのおずね)ですか?」の問いには、「そうだ!」と反応を示しました。
「あなたは、この地にいるのですか?」の問いには、
「いや、ここにはいない。分魂がいる」
「では・・・・真魂は、どこにいるのか?」
意外な答えがありました。
「象頭山!」と答えます。
私は「石鎚山」かと思っていましたが、象頭山とは意外でしたが、まだ完了していない本ブログの「天狗界、仙界、真言密教界を考証する」シリーズで、天狗小僧寅吉について触れています。
その中に、師匠達は(山人、仙人)は、「象頭山」に行かねばならない・・・などの話が出てきます。納得しました。
養老寺を後にして、海岸沿いに来ました。
「富士見鳥居」です。
ここから、雄大な景観が広がっていました。
うっすらですが、対岸のかなたに「富士山」が見えていました。
県指定天然記念物「洲崎神社自然林」とあります。
「洲崎神社自然林」です。
背後の美多良洲山(御手洗山)の中腹に、「洲崎神社」があります。
その背後の山林は、天然記念物の自然林ということになります。
「浜の鳥居」を抜けると―――
海岸にかけて、眺望が広がっています。
鐘があります。
これが「神石」です。
高波動です。
「洲崎神社御神石」とあります。
この「神石」は、竜宮から洲崎大明神に奉納された2つの石の一つとされています。
もう一つは、ここ房総半島の先端の対岸である 三浦半島にある安房口神社に祀られています。
安房口神社の神石は、口を開ていることから「阿形」、ここ洲崎神社の神石は、裂け目が口を閉じていることから「吽形」に例えられています。
我々は、持参したブレスレットに、この神石に反応する「洲崎大明神」様のエナジーを吸引しました。
十分にエンジーを吸引し終わったところで、次の目的地を目指しました。
つづく
2020年1月5日記