《 腹側迷走神経と陰のエネルギー 》
「対処事例」として、幾度も事例報告を頂いた一瀬智佳子氏から、次のような報告が届きました。
以下、転載します―――
久しぶりにAさんの症例、少し聞いていただけますでしょうか?
Aさんは、最近毎月のようにパーソナルに来てくれるようになって、体調も随分と整ってこられました。
そんなある日のこと…
女性特有の体調不良と、左半分の顔面痛、頭痛などを感じてらっしゃったので、色々とチェックして調えてみました。
そんな中、新しく始めた仕事が新居の塗装に関わるお仕事のようで、そこの地場や塗料(と私には思えました)が反応していて、そこも全部抜いて、浄化しました。
そして最後に頭蓋を調整していると、すごく苦しそうな表情になり、頭蓋のどこを触っても「痛いです」
と辛そうだったので、以前先生とお話ししていた「迷走神経」を整えよう、と思いました。
まず、「背側迷走神経」からエネルギーを抜き、次に「腹側迷走神経」にエネルギーを通しました。
抜いてる間は苦しそうに、身体がのけぞったりしていたのですが、「腹側迷走神経」にエネルギーを入れると、急に力が抜けるような感じになりました。
そして女性に必要な「陰のエネルギー」をイメージして、さらに「腹側迷走神経」の通り道である、心臓、肺、横行結腸まで「陰のエネルギー」を通しました。
すると、すごく穏やかな表情になり、頭蓋の縫合に触れても「全然痛くないです!」
と驚いてました!
私もちょっと驚きました(笑)
そして女性特有の体調不良も改善されました。
東洋医学の「陰陽」で言うと、女性は「陰」に属します。
自律神経も交感神経が「陽」
副交感神経が「陰」に属します。
その副交感神経の8割を締める「迷走神経」の中でもコミュニケーションに関わる「腹側迷走神経」の方がより「陰」の要素が強いような感じにその時は思えました。
そしてAさんの「腹側迷走神経」に「陰のエネルギー」をイメージして流させてもらうと、全てが調いました。
最近は「陽」のエネルギーが強く「陰」のエネルギーが不足している方が多いように感じます。
そんなことも考慮していけたら、と思いました。
また学びを深めて、多くの方のお役に立ちたいと思います。
先生のCD(註:脳若返りCD)とお水(註:若返り神気)、オイルなどなどのおかげで、スタジオの氣も調い、ほんとにセッションがやりやすくなりました。
先生には感謝の言葉しかありません。
ありがとうございます。
転載ここまで―――
ここに出てくる「腹側迷走神経」は、多くの方が問題を抱えています。
この「迷走神経(副交感神経)」は、内蔵につながる神経ですので、不調になると、即身体の不調をもたらします。
ただ、従来の生理学では、「背側の迷走神経」に焦点が当たっていて、「腹側の迷走神経」には、ほとんど焦点が当てられていませんでした。
私も、ここに焦点を当てるようになり、「延髄」から出る「腹側の迷走神経」や、「偏桃体」に対処するようになり、治療効果が高まってきています。
ここは、通常の治療院でも、病院でも、見落とされているポイントとなっているように思われます。
一瀬氏は、常に最新の情報と治療技術を吸収していますので、多くの方の参考となると思います。
2022年5月10日記