《 小野澤洋次郎氏の「症例報告」その5 》
公認ドラスティックセラピストの小野澤洋次郎様から、「症例報告」が届きましたので、公開します。
以下、転載―――
症例報告をさせていただきます。
(他のドラスティックセラピストの方等のような、こちらのブログの趣旨に合うものかは不明で、恐縮ですが…掲載して頂けるような形で書いております。)
以前も一時ありましたが、
最近になり、またどうも「副腎疲労」をおこしている方を多くみるようになり、
過去記事の〜「神経切断の背後に潜むもの」の中でも、ビタミンCの有効性や、副腎の話しがありましたので、投稿しようと思いたちました。
始まりは、数年程前のセッションでした。
80代女性のDさんが、もも裏の痛みを訴えてきました。
だんだん、歩くのも辛くなってきたということでした。
初めは単なる、疲労による拘縮や筋アンバランスかと思い、ストレッチなどをして、ハムストリングスや大臀筋をほぐし、その場では少し楽になるのですが、また次の日には痛みだしてしまうとのこと。
やはり拘縮の反応は消えません。(骨盤調整や、骨盤に関わるトレーニングをやっても)
元々、脊柱管狭窄症という診断をされてきた方でしたので、また病院で診察したところ、
「これは脊柱管狭窄症の影響なので、手術しないとその痛みは消えません」
と言われてしまったようです。
が、やはり手術は選択したくないとの事でした。
何とかならないかーと思っていたところ、ふと思い返しました。
Dさんは、足裏反射区で、副腎の部分でやたら痛がるようになってきていたのです。少しの圧で激痛。
そこで改めて筋反射チェックで確認すると、副腎がもろ抜け→つまり、内臓反射で対応する、「縫工筋」も、もろ抜けしていました。
(この頃から、筋反射チェックを使用するようになりました)
つまり、骨盤を安定させる「縫工筋」が機能低下してしまったので、骨盤を安定させようと、ハムストリングスが、頑張りすぎているのではないか?
と思いたちました。
そこで、副腎のケアを行いました。
また、副腎はストレスに対処するためにコルチゾールホルモンを生産しますが、その調整として、ビタミンCを非常に必要とし、副腎のビタミンC濃度は血中の150倍といわれております。
成分を多く含むということは、それだけ必要性が強いと言われているようです。
つまり、いくらケアをしても、ビタミンCが足りなければ、活性化してきません。
そこで、身体に反応を確認すると、
ビタミンCー1日25g必要という反応がでました。
(以下も全てそうですが、ここでの反応は自分の反応なので、正しいかどうかは不明です)
これはー、相当な量です。
反応では、そう出るくらい、副腎がお疲れだったのですが、さすがに量が多かったので、8g程度にしていただきました。(これでも相当な量です)
ですが、なんと、摂取し始めてから、1週間ほどたつと、もも裏の痛みが完全に消えたのです。
今まで2ヶ月ほど痛みを訴えて、何をやっても良くならなかったのにも関わらず、全くー無くなったのです。
痛みが消えてから、副腎の機能を反応でチェックすると、OKな反応が得られています。足裏ではまだ少し強めの押圧で痛みはでますがー、
縫工筋はしっかりと促通、機能回復の反応が出ていました。
そして5年程たった現在でもー、
もも裏は全く問題なく、デッドリフトも15キロ、10回ほどは、余裕で行えていますし、
自体重のフルスクワットもー、問題なく行えています。
D様、間もなく90歳になられます。
現在でも毎日ー、2gほどのビタミンC摂取をアドバイス→実行されています。
手術しないと、消えない脊柱管狭窄症による痛みは何だったのでしょうか(笑)
後ほど、理解できるようになった今では、そもそも副腎にたまったメンタルストレスを抜き、肉体疲労をしっかりとるー、体軸を整えるー、ことを行っていれば、このような事には、ならなかったと思います。
また、その他、大腸、小腸、腎臓、生殖器、などの反応もチェックした方が良かったかなと思います。
さらに、ほかの多くのお客様ー
坐骨神経痛の方、めまいが起こってしまった方、、股関節の整形外科的疾病のある方、中殿筋がひどく固まってしまい痛みを訴えた方、突然の原因不明の膝痛の方(ガソク炎のような症状)、圧倒的な疲労感で呼吸もするのも苦しいと訴えていた方ー、ワクチン摂取による不調の方、
など、多くの方に副腎疲労が反応し、
一応自分の副腎ケア、トレーニングやコンディショニングなどの効果もあると思いますがー(と信じたい笑)
ほぼ、メガビタミンC摂取だけで、すっかり回復してしまったのです。
その他、テレビでやっていた、スランプにおちいった日本陸上女子短距離記録保持者のアスリートも、チェックすると、「副腎疲労」が反応しているようでした。
縫工筋がスカスカです。むしろ、この状態でよく、あれだけのタイムが出ていたなと思います。
アキレス腱を痛めていたようですが、それも、メジャーは、縫工筋の機能低下が関わっているような反応でした。(その他様々な影響があるかもしれません)
東京オリンピック出場を目指していましたが、出場とはならなかったようです。この時、副腎、縫工筋のケアが出来る方がいたらー、と悔やまれます。
なんにせよ、やはり大事なのは、日々身体に各種ストレスを蓄積しないことだと思います。
生活習慣や、嗜好品(アルコール、特に喫煙はビタミンCを消費する)をはじめ、
ジオパシックストレス、電磁波、抑圧メンタルエナジー、アレルギー物質、他者エナジー、霊障、
その他、睡眠の質や、肉体、精神疲労など、
全てクリアにし、体軸を確保し、適切なトレーニングをし、体循環を良好にしていれば、ビタミンCの必要量も格段に減っていくはずです。
自分もよく、メンタルストレスが、腎臓、前頭葉に反応してしまいますが、日々の「若返り神氣」のおかげで、現時点でのセルフチェックでは、ビタミンC必要量、1日200mgでOKとなります。
これでしたら、通常の食事からでも摂取可能です。
そのような事を、かなりの量のお酒を飲むお客様に話しているとー、
「自分はリポソームビタミンCをずっと飲んでいるー」と仰っていました。
リポソームビタミンCは、とても簡単に言うと、吸収を高めるように開発された形状のようです。
自分も一時リポソームビタミンCを摂取していましたが、この時、では改めて反応をチェックしてみましょうとなりました。
そうするとー、
その方は、自分が普段飲んでいるメーカーのビタミンCで、必要量をチェックすると、一日8g必要と出るのですが、
その方の飲んでいるリポソームビタミンCですと、1日2gでも OKと出るのです。
たしかに…リポソームビタミンCの効用は高いような気がします。
これはもちろん、全ての人に合うかは不明で、そもそも、そのサプリメント自体が身体の反応が合うかどうかのチェックも必要です。
また問題なのは、
やはり少量ですんでも、一般のビタミンCサプリに比べ、やや高価である事、
そして、今まで3種類くらい飲んでみたのですが、どれも、
結構まずいー(笑)ことです。
飲むタイプで、摂取しているお客様は、毎日鼻をつまんで飲んでいるー、との事です。
今、現在はカプセルタイプなどもあり、やはり多くのメーカーがその点をクリアしているー、というような広告をみかけます。
(実際試してはみてませんがー)
そのような副腎疲労ですがー、
近年になり、アメリカで、副腎疲労症候群が注目されていると、インターネット記事で読みましたがー、
改めて見返してみるとー、
もう20年近く前の先生の著書ー、ホリスティックコンディショニング1.2、にも、
副腎ー縫工筋ービタミンC(がそく炎も)
の重要性は散見されますし、
授業でも行っておりました。
未来エステ講座でも、
副腎ービタミンCのみならず、
副腎ーDHEAホルモンに関わる、納豆やヤムイモの摂取の重要性なども、
ご教授いただいております。
改めて、いつも新たな見識を与えて下さる先生に感謝申し上げます。
以上、報告を終わります。
掲載ここまで―――
ビタミンCは、体内で造ることができず。日々摂取する必要のある水溶性ビタミンです(過剰摂取はそれほど問題になりません)。
多くの方が、慢性的にストレスを受けています。
全てのストレスの対処に、「副腎」が関わります。
慢性疲労から、身体は多くのダメージを受けて、老化します。
長命な方は、「副腎」の機能がしっかりしている方が多く、副腎機能が慢性的にダメージを受けている方は、短命の傾向があることも知られています。
小野澤氏の「メガビタミン処方」が、有効に働いた症例は、多くの方の参考となると思われます。
2022年11月8日記