生命体エナジー浄化の会ブログ

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陸軍中野学校の果たした役割を追う 特別編

《 陸軍中野学校の果たした役》割を追う 特別編 》

  本シリーズについて、「症例」などの報告を頂いているドラセティックセラピスト(肉体と霊体の両者にアプローチする専門家)である小野澤洋一郎氏から、次のようなメールを頂きました。

 

以下、転載します―――

 

陸軍中野学校についてのお話し大変興味深いです。これからも楽しみです。

 

いつもながら、知り得なかった、新たな見識を大変ありがとうございます。

 

天皇家の偉大さについても、恥ずかしながら、先生のブログや、伊勢白山道ブログにて、近年になり、初めて知ることが出来ました。

 

文中で玉音放送について触れていましたが、

 

以前、終戦のテレビ番組で玉音放送を少し耳にした時、その全文を聞いたことが無いなと思いたち、

動画サイトにて、全文を聞いてみました。

 

(2015年8月に、原盤レコードが、宮内庁より公開されたようです。)

 

なんという、凄まじいお言葉だと思いました。

 

昭和天皇の、戦争開始の思いから、終戦の思い、復興までの思いが、短い時間でしっかりと語られていました。

 

このお言葉は、終戦のためのお言葉ではなく、日本再生、復興のためのお言葉だったのだと思いました。

 

当時の放送では、音声も悪く、また難しいお言葉でお話しされていたため、国民は、意味をよく理解していなかったと、言われているようですが、そのエネルギーは、感じとれたのではないでしょうか。

 

この力強い、エナジーの溢れるお言葉により、日本は再生、復興し、現在のような、世界に誇れる国家となったのだと思いました。

 

いかがでしょうか。

 

凄まじい、エネルギーを感じるのですが、

お聞きしているだけで、

体軸が整うばかりでなく、エナジーが溢れ、背筋が伸びてくるようなイメージなのですが…

 

何か特殊な状態にはなるのでしょうか?

 

日本国民は皆、一度は玉音放送を聞き、その意味するところを、確認するべきではないか。と思いました。

 

転載ここまで―――

 

本ブログの「歴史を考える」シリーズに中に、「天狗界、仙界、真言密教界を考察する8から11」の中で、「昭和天皇真言密教その1~その4」に掲載した記事があります。

 

この中で昭和天皇に触れていて、太平洋戦争(大東亜戦争)のさ中に、米軍が原子爆弾を完成させて、東京に投下する原爆をB-29が搭載して、日本に向かっている情報を日本の軍部は聞きつけて、

 

天皇陛下に何とかしてくれと頼み込む事態になり、実際に昭和天皇は「(その時には)自分は神だ」と信じ込んでいたので、聖徳太子の秘伝の祝詞から、B-29の爆撃機を異次元空間に消滅させて、東京への原爆投下を救った―――ことを描いています。

 

この霊力を発動するために、昭和天皇は神がかり的祝詞奏上の後、意識不明の状態となって、1ヶ月以上も寝込んだといわれています。

そのため、原爆を搭載した二号機、三号機が「広島」「長崎」に飛来することは防ぐことが出来なかった―――このように言われています。

 

よろしければ、もう一度 「昭和天皇真言密教1から3」をお読みください。

 

 

参考までに、玉音放送の全文を掲載します。

 

終戦詔書(しょうしょ)」は、1945年8月14日の御前会議でポツダム宣言受諾が決定されたのを受け、発布されました。

 

その前段として、

15日正午に天皇自らの放送がある」「国民は一人残らず玉音を拝するように」「昼間送電のない地域にも特別送電を行う」「官公所署、事務所、工場、停車場、郵便局などでは手持ち受信機を活用して国民がもれなく放送を聞けるように手配すること」

 

「新聞が午後1時ごろに配達されるところもあること」などが報じられました。

そして―――

 

翌15日には、昭和天皇詔書を読み上げた玉音(ぎょくおん)放送がラジオで流れ、日本国民はこの放送を聞き、全員が泣き崩れました。

 

玉音放送の全文>

 朕(ちん)、深く世界の大勢と帝国の現状とに鑑み、非常の措置をもって時局を収拾せんと欲し、ここに忠良なるなんじ臣民に告ぐ。

 朕は帝国政府をして米英支蘇(べいえいしそ)四国(しこく)に対し、その共同宣言を受諾する旨(むね)通告せしめたり。

 そもそも帝国臣民の康寧(こうねい)を図り、万邦共栄の楽(たのしみ)をともにするは、皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺範(いはん)にして朕の拳々(けんけん)おかざるところ。さきに米英二国に宣戦せるゆえんもまた、実に帝国の自存と東亜の安定とを庶幾(しょき)するに出で、他国の主権を排し領土を侵すがごときは、もとより朕が志にあらず。

 しかるに交戦すでに四歳(しさい)を閲(けみ)し、

朕が陸海将兵の勇戦、朕が百僚有司の励精、朕が一億衆庶の奉公、おのおの最善を尽くせるにかかわらず、戦局必ずしも好転せず、

世界の大勢また我に利あらず。しかのみならず敵は新たに残虐なる爆弾を使用してしきりに無辜(むこ)を殺傷し、惨害の及ぶところ真(しん)にはかるべからざるに至る。

 

しかもなお交戦を継続せんか、ついにわが民族の滅亡を招来するのみならず、ひいて人類の文明をも破却(はきゃく)すべし。

 かくのごとくは朕、何をもってか億兆の赤子を保(ほ)し、皇祖皇宗の神霊に謝せんや。これ朕が帝国政府をして共同宣言に応じせしむるに至れるゆえんなり。

 

 朕は帝国と共に終始東亜の解放に協力せる諸盟邦に対し遺憾の意を表せざるを得ず。


 帝国臣民にして戦陣に死し、職域に殉じ、非命にたおれたる者および、その遺族に思いを致せば、五内(ごだい)ために裂く。かつ戦傷を負ひ、災禍をこうむり、家業を失いたる者の厚生に至りては朕の深く軫念(しんねん)するところなり。

 

 おもうに今後、帝国の受くべき苦難はもとより尋常にあらず。なんじ臣民の衷情(ちゅうじょう)も朕よくこれを知る。

しかれども朕は時運のおもむくところ、堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、もって万世のために太平を開かんと欲す。

 

 朕はここに国体を護持し得て、忠良なるなんじ臣民の赤誠(せきせい)に信倚(しんい)し、常になんじ臣民と共にあり。

 もしそれ、情の激するところみだりに事端をしげくし、あるいは同胞排擠(はいせい)、互いに時局をみだり、ために大道を誤り、信義を世界に失ふがごときは朕最もこれを戒む。

 

 よろしく挙国一家、子孫相(あい)伝え、かたく神州(しんしゅう)の不滅を信じ、任重くして道遠きをおもい、総力を将来の建設に傾け、道義を篤くし、志操(しそう)をかたくし、誓って国体の精華を発揚し、世界の進運に後れざらんことを期すべし。


 なんじ臣民それよく朕が意を体(たい)せよ。

 

註 玉音放送の実際の音声もありますので、聞いてもらえると、小野澤氏が指摘したような魂に響く昭和天皇の言葉を感じ取れると思います。

 

         つづく

 

           2023年4月4日記