≪ ダ・ヴィンチの絵画 その4 ≫
11-11-14
「最後の晩餐」の 向かってイエスの左隣りが、この画像です。
「モナリザ」に似ているとは 思いませんか?
世界的なヒットをした「ダ・ヴィンチ・コード」の影響で、この人物を「マグマダのマリア」とする見解が、あるようですが・・・・
ヨハネには、
この「手」の謎は、いまだに解明されておりません。
では―――
12人いるとされている使徒に、「マグマダのマリア」を描き込んでいるとすると―――全部で13人になってしまいます。
それは、ローマ・カトリックは 断じて許さないのです。
それ故 ダ・ヴィンチは
私には、このように解釈されるのです。
これは―――世の中に広く知れ渡っている見解とは 異なります。正しくないかもしれません。
◆ 明らかに「女性のエネルギー循環」を示している
ことが、キャッチされるのです。
男性のエネルギー循環とは、回転後方が「逆」になっているのです。
それが・・・・ものの見事に、破損された絵の中にさえ 残っているのです。
そして、もうひとつ―――
◆ 「最後の晩餐」には、イエスと この人物のみに 「神」を体内に宿している反応を示す
―――からなのです。
明らかに、ダ・ヴィンチは この二人の人物の内奥に「神」の存在を描き込んでいます。他の人物には、そのような反応は ありません。
霊的な事象でこの絵を捉えると、このことが 理解できると思います。
すると―――
○ なぜ、「マグダラのマリア」と思われる人物を描き込んだのか
○ なぜ、「マグダラのマリア」に 神を内在させたのか
といったことの背景には、当時の政治・社会情勢と ダ・ヴィンチが崇拝した秘密結社の存在を理解しなくては ならないのです。
マグダラのマリアは、「イエスの伴侶であった」ということが、「ダ・ヴィンチ・コード」の核心にあります。
そして、イエスは 彼女を、他の弟子たちよりも よりよく愛したと伝えられています。
ローマ・カトリックは―――
そのような背景から―――
● 「マグマダのマリアは娼婦である」というのが、ローマ・カトリックの見解でした。
イエスは 神の子であり、神は―――人間とは違う。
「マグダラ」(Magdala)とは、パレスチナ北部にある町の名です。
彼女(マリア)の生誕の地とされています。
それまでは―――マグダラのマリアを崇拝することは、固く禁じていたのです。
これこそが・・・・ダ・ヴィンチの 数々の絵画の中に秘められた「大いなる謎」の核心なのです・・・・。
つづく
つづく