生命体エナジー浄化の会ブログ

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足立美術館とパワースポット その3

≪ 足立美術館とパワー・スポット その3≫
 
足立美術館は 地元出身の足立全康が 一代で財をなし、71歳のときに造りあげたものです。
 
庭園の石や松などは、彼が全国を歩きまわって求めたもので、5万坪に及ぶ敷地全てが、美術館と一体となった作品になっています。
 
全国の800箇所に及ぶ庭園の中から、9年連続で「庭園日本一」の称号を受け続けているのは、十分に納得できます。
 
実際に行かれると、庭園の隅々までが 高波動エナジーの『いやしろち』となっていることが、身体全体で感応できる―――と、思われます。
 
 
日本庭園の技法のひとつに「借景」というものがあります。
 
手前の庭園から、その背後の風景までも自然美を織りなし、それを建造物から絵画を観るように 取り込んでしまうものです。
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世界に誇れる日本庭園を造りげた足立全康氏(故人)に、心から感謝いたしました。
 
 
この美術館には、明治―大正期―昭和初期までの日本画を中心にコレクションされています。
 
横山大観の作品が多く、大観の最大かつ最高傑作といわれる『紅葉(こうよう)』(屏風絵)は、北沢コレクションからようやく買い取ったものです。
 
展示されていませんでしたが、そのレプリカをショップで購入しました。
というのは・・・・その「レプリカの絵」を観ても、左脳に反応するエナジーが 大きかったからです。
イメージ 2
 
横山大観の最大・最高傑作「紅葉(こうよう)」
 
ここには 富岡鉄斎の作品もありました。
鉄斎は、「私は画家ではない。儒学者が本職である。」といっていた人物で、その博学な知識に裏打ちされた絵画は、「意味のない絵は 描かない」というだけあって、独特な画風で有名です。
 
その昔、鉄斎は80歳を過ぎてから最盛期に入った―――という書評が頭に残っており、梅原龍三郎などが絶賛していて、世界的な評価が高い、といわれています。
 
ですが・・・・ここでの展示作品では、崇高なエナジーは感知できませんでした。
 
また、私の好きだった「速水御舟」の作品などもあって、日本画の世界に 久しぶりに浸ることができました。
 
 
私は、「陶芸」の展示品は その価値が解らないので、まったくと言ってよいほど興味がありませんでした。
 
伊万里焼でも「古伊万里」となると、ひじょうに高価なものがありますが、その価値が解らないのです。
 
新館の展示場では、北大路 魯山人河井寛次郎といった人の作品が多くあります。
 
サ―っと回って観るだけの、極めて簡単な鑑賞でしたが、ある作品のところで、釘づけとなりました。
 
河井寛次郎の作品でした。
イメージ 3
 
 
これは・・・・生きています。
生命体のエナジーが感知できます。脳髄すべてに感応してきます。凄いです。
 
陶芸家として名高い「河井寛次郎」については、まったくの無知でした。
調べてみると―――
 
文化勲章人間国宝も辞退して、海外でグランプリを受けるも、最後まで無位無冠をとおしたようです。
 
というのは、世間に自分の名前が知れ渡ってきた頃に、ある展示会で 無名の陶工が作り出す「簡素で美しい作品」に感銘を受けて、
 
自分の作品は―――
 
「(世間に媚びる)衣装であり、化粧である。中身はどうした、心掛けはどうしたのか・・・」
 
と自戒の念にかられて、自ら制作を中断してしまったことがある―――ということを知りました。
 
この陶器は、世間の評価が高まれば高まるほどに 一種の「高慢さ」が背後に見え隠れするような人物では、到底成し得ることのない作品だと、思われます。
 
この画像から、陶器だけでなく、その周りの空間までもが、高波動のエナジーで満たされているのが、お解りいただけるでしょうか。
 
 
展示品は撮影禁止ですが、このエナジーを収めたくて、禁を破りました。申し訳ありません。
 
ついでにもう一つ、「申し訳ありません」があります。
この木彫は、「吉祥天」でしょうか。
 
この作品も「生きています」。
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誰の作品かは、メモしておりませんので、分りません。
ですが・・・・
 
このような作品が部屋に在れば、その部屋は高波動エナジーに包まれそうです。
 
 
註:
その後、この作品について 教えていただきました。
 
「南海観音立像」米原雲海  明治30年頃の作品だそうです。
 
米原光雲は、高村光雲の高弟だった人です。
美術評論家も 高く評価しているようです。
 
 
私の場合、世間の評価には・・・・あまり、関心はありません。
高波動のエナジーが 在るか否か―――に、興味の焦点は絞られているからです。
 
ついでながら、今回紹介した2つの作品(画像)では、次のように表現できるかもしれません。
 
● 河井寛次郎の作品は、
 
「うつ」気味で 邪気っている人が そのエナジーに浸っていると―――霊体(エネルギー体)の全ての層が 浄化されるようです。
 
● 米原雲海の作品は、
 
メンタル・ストレスなど心因性の問題を溜め込んで、身体が歪んでいる人が、
この作品のエナジーを吸収していると―――心が癒されて、閉塞状態に在る「メンタル体」は、再び正常なエナジー循環を回復する・・・・ように思われます。
 
 
このような芸術作品を遺して頂いた巨匠に、あらためて感謝申し上げたいと思います。                          
                                   合掌