《 膝痛の患者：症例報告 》
公認ドラスティック・セラピストの一瀬智佳子氏から、症例報告が届きましたので、本人の了解を得て、以下に紹介します。
以下 転載―――
先日のクライアントさんパーソナルの時に興味深い話しを聞かせてくださいました。
少し聞いていただけますでしょうか？
1ヶ月ぶりに私のパーソナルに来られたのですが 私に会うなり…
「先生～ 私 膝痛くて大変だったんです〓」
と訴えられました(笑)。
詳しく話しを聞いてみようと思い…
私「膝のどの辺りが痛みますか？
何もしなくてもずっと痛みますか？
それとも 何かの動作の時に痛みますか？」
Rさん「普通にしてる時は痛まないし 膝の曲げ伸ばしも平気です。
ただ 膝を床についた時だけ膝下辺りが突っ張って 電気が走るように痛むんです」
(う～ん 骨や何かの傷害ではないだろうな) と思いました。
整形外科にも行かれたみたいで以下 その時の興味深い？お話しです。
「レントゲンでは 何も異常がありませんでした。
先生は私の脚を持って 股関節を曲げたり回したり膝を回したり いろんな方向に動かされましたが どこも痛みが出ませんでした…。
その日はとりあえず痛み止めの飲み薬←おそらくロキソニン一週間分 これは痛みが出ても出なくても飲み続けること、 そして湿布薬をもらい帰りました。
その薬を一週間飲みましたが全く改善されず… 一週間後にまた病院に行きました。
その結果を話すと 先生はう～んと考え込まれ…
『非典型事例ですね』 と言われました。
つまり例がないので 病名がつかないとのことでした。
何か運動をしたか？ と聞かれたので『スクワットはずっとしてます』 と答えると 『それかな～？』 と言われましたが、 スクワットはずっとしてるし… 今さら影響があるとは思えないんです。
そして 『接骨院で電気とか当ててもらった方がいいんでしょうか？』と聞くと ちょっと気にさわったのか…
むっとした顔をされて 『やりたかったらやればいいんじゃないですか？効くと思えば効くし…
うちにもいろんな電気治療はありますよ。
それより日常生活に支障ないんでしょ？普通はその程度で病院に来ないけどね。 うちにはもっと大変な人がたくさんくるんだよ。
ほら あの人も大変なリハビリしてるでしょ』
そう言って 横の方を指差されました。
でも 私は実際膝をついたら痛いんです〓 洗濯物を畳んだり 主婦の仕事には膝をつくことが多いから 支障があるんです〓」
と訴えてらっしゃいました。
そして更に二週間分の痛み止めを出され、これは 腹痛でも 頭痛でも効くから、 何かあったら飲め と言われたそうです。
「私は自分の身体に何が起こったか知りたかったのに…」
とうちひしがれて いらっしゃいました。
いくら有名なお医者様か知りませんがあんまりな対応だな と正直思いました〓
まず どこがストレスを受けての痛みなのか…
関節を動かしても痛まない。立つ 歩くにも支障がない… 。膝をついた時だけ痛む…。
皮膚だと思いました。
そして季節は秋 肺 大腸のストレスから皮膚に症状が出たのではないか と考えました。
ではなぜ 肺がストレスを受けたか…
もう少し話しを聞いてみました。
私「最近何か悲しい 物悲しい喪失感をのようなものを感じられたことはありますか？」
Rさん「そう言えば お友達からメールで悩みを相談されて 何度かやり取りしてたのですが 、あまりにネガティブことばかり繰り返されるので、
私が少しアドバイスをしたらそれが気に障ったのかのかそれから返事が来なくなりました…。それが悲しかったです…」
肺は 悲しみ、 特に 何かを失った誰かが離れてしまった… という喪失感がストレスとなってしまいます。
そのお友達をイメージしてもらうと見事に筋反射が抜けました〓
・その方を抜いてハーモナイズ
・肺から悲しみ 喪失感という潜在的な感情を抜いてハーモナイズ
・そして股関節から膝 足首まで皮膚のリリースをして優しく撫でるようにマッサージ
・最後に先日先生から教えていただいた関節骨の安定と簡単なトレーニングをしました。
すると…
「痛みが取れました！ 膝をついても痛くないです。すごい！ 感動しました」
と言って涙ぐまれたので…
「私は病気を診断したり病名をつけることはできません。
そして 身体にいい 悪いのジャッジをすることもありません。
ただ その方の身体や心からの声に一生懸命耳を傾け できるだけメッセージを拾いたい と思っています。
それが私の仕事です」
とお伝えすると…
「素晴らしいお仕事ですね」
と言ってくださいました。
私たちドラスティック・セラピストは手術をしたり 病名をつけたり 「けがや病気を治療」 することはできません。
でも 病院では診断されない霊体 内臓 心… 違う視点から その人 を見させてもらう ことができる気がします。
そんな角度からも困っている方のお役に立てたらと思います。
素晴らしい、 いえ とても素敵なお仕事をさせていただいていると思います。
先生 そんな道に導き ご指導くださり本当にありがとうございます。
改めて 心から感謝します。
とっても 長々と失礼しました(笑)。
その整形外科の先生は、 なでしこジャパン 澤さんを診られている とても有名なドクターだそうです(笑)。
なんだか…(笑)
以上、転載ここまで―――
この後で、容量オーバーで、なぜか文書が切れてしまいましたので、「つづき」ます。
