≪ めまいの対処例 ≫
公認ドラスティック・セラピストの一瀬智佳子氏から、症例報告が届きましたので、本人の了解を得て、以下に紹介します。
以下 転載―――
先日来られたクライアントさんが、また興味深い話をしてくれました（笑）。
少しきいていただけますでしょうか？
月に１回パーソナルに来る５０代の女性Yさんは、リンパマッサージとピラティスを続けて、１年で約９キロ減
それまで疲れやすい身体が すっかり軽く元気になり、今では億劫だった外出が、とても楽しくなった と喜んでいらっしゃいました。
その日のパーソナルで 体調はいかがですか？とお聞きすると・・・
「一週間前 朝起きるとめまいがしました。
すこししたら治まったので仕事に行きましたが、次の日の朝 まためまいがして、今度は脚がふらついて、ベッドから倒れて歩けなくなりました。
さすがに心配になったので、めまいも診てくれる整形外科に行きました。
そこで手と脚にピンチのような物をあてて、電気を流されました。
それでもめまいは治まらなかったので、今度は違う２か所から電気を流されました。
少しは良くなったような気がするのですが、すっきりはしませんでした。
「明日もう一度来てください」と言われ、次の日また違いか所から電気を流されました。
やっぱり少しは良くなった気がしたのですが、すっきりはしませんでした。
そのことを伝えると・・・・
「大抵のめまいはこれで良くなるんですけどね・・・おかしいですね。
これで良くならなかったら顔面神経痛の疑いがあります。
専門の病院を紹介するので、一度行かれたらどうですか？」
と言われ、さすがにちょっと違う気がすると思い、今日先生にお聞きしようと思いました」
私「めまいが起こった頃 何か環境に変化はありませんでしたか？」
Yさん「そういえば ままいの前日 いつになく食べ過ぎてしまいました」
私「仕事やプライベートでもお忙しかったのでは？」
Yさん「確かに・・・外出が楽しくなった分 色々と予定をいれてしまい、そのために仕事も忙しくなって・・・・自分でも予定を詰めすぎてるなぁ と思ってたのですが、どれも楽しくて・・・にも関わらず、また新しく楽器を習い始めてました」
明らかに脾経が過剰 脾臓が悲鳴をあげている状態に思えました（苦笑）。
脾経は後天の気を司りますが、それには３つの気があります。
天の気← 環境 自然
地の気← 食べ物
人の気← 人間関係 仕事 メンタルストレスなど
この中で 地の気 人の気が過剰でした。
そのため先天の気を司る腎を補う脾経が 逆に過剰なために、腎を攻撃してめまいを起こしてしまった気がします。
腎と脾をチェックすると筋反射がしっかりと抜けました（笑）。
ではなぜ脾経が過剰になるほど予定を詰めすぎてしまったのか・・・
もう少しお話を聞いてみることにしました。
私「たくさん予定を詰めすぎてしまわれたのは、他に何か気になることがあったからではりませんか？」
Yさん「実は・・・主人のことで・・・」
と旦那さまとのコミュニケーションがうなくいっていないお話をされました。
「主人が 私に色んな話をしてくるのですが、私が主人と違う意見をいうと、いつもそれを否定するんです。
それが嫌で ふんふんと話を聞き流していると、それもまた気に入らないみたいで・・・それがなければ、とても好い人で 他に何も不満はないのですが・・・」
私「旦那様と言い争いなどしたくないから、外に出る時間が増えたのではないですか？」
Yさん「そうかもしれません。週末一緒に出掛けるときは特に何もい言わないのですが・・・」
Yさんは 旦那さまへのストレスを発散できないまま、閉じ込めてしまい、それが腎のストレスとなっていました。
私「Yさんが色々と趣味を持たれて、お出かけになるのは嬉しい反面、少し寂しさを感じられているのでありませんか？旦那様は・・・」
Yさん「そういえば、『元気になってよかったね』と言ってくれますが、『色々と出掛けて、君は楽しそうでいいね』と言ってました（苦笑）」
ここに問題がある気がしました。
「奥様とコミュニケーションを取りたい旦那様」と、それを「いつも責められて否定されてた私」と解釈されていた二人の間に温度差があったこと
Yさんにそのことをお伝えすると、
「そんな風に考えたことはなかったです！ 私を否定してたわけではなかったんですね・・・・。なんだか全てが腑に落ち、すごく楽になりました（笑）」
とおっしゃってくださいました。
その後・・・・
- 抑圧エナジー除去
- 「旦那様とのコミュニケーション・ストレスを、潜在意識から抜いてハーモナイズ
そして最後に頭蓋を整えて、全身のエナジーを通しました。
全て先生に教えていただいたことばかりです。
すると
「今までにないくらい頭がすっきりしました。
めまいもなくなり、目もすっきりしました♪」
と とても喜んでくださいました。
西洋医学では めまい → クスリ
東洋医学では めまい → 腎 または心のストレスで対処
となるかもしれません（今回 病院では顔面神経痛の疑いまでかけられましたが・・・（苦笑）。
「潜在意識に焦点を当てる」
先生からいつも学ばせていただいているお陰で、今回はメンタルストレスをかかえていらっしゃった 誰にも言えない悩みにフォーカスできた気がします。
とても長々と失礼しました（笑）
いつも貴重なことを学ばせていただいていると 改めて実感しました。
まだまだ わからないこと これでいいのだろうか・・・と思うことが山ほどありますが、日々精進していきたいと思います。
先生これからもご指導よろしくお願いいたします。
転載ここまでーーー
後日、次のような状況が報告されました。
「ちなみに このYさんは、すっかりめまいは治り、代わりに好転反応からか熱が出て、外出をしばらく控えたそうです（笑）。
そして 旦那様と楽しく会話されてるそうです（めでたし めでたし。笑）。
２０１７年２月１日記
