《 パワースポット巡り12人旅 日本最大の霊峰白山に挑む 5 》
白山中居神社 その1
白山登頂を無事終えた我々は、翌日「白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)」を目指しました。
下呂温泉に来るまで、まだ翌日の目的地が明確に決まっていませんでした。
だが、私は「白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)」を推しました。
というのは、ここでは「北斗七星」が反応すると、思われたからです。
「北斗七星」は、「北極星」とともに、日本神界に大きく関わっている「星」となっています。
だが、「白山中居神社」は、その名称から かなりの高波動であると感知されていたのです。
「白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)」に向かうには、岐阜県にありますので、広い白山の裾野を大きく迂回する必要があります。
帰路の松本に戻るにも、時間がかかります。
タッキーなどは、自宅に戻る都合の良い列車を前提として、それを優先するので、クレームをつけていました。
だが、実際に「白山中居神社」に行くと、後ほど「また、いつか来てみたい。すごくよかった!」と、感想をもらすことになりました。
さて―――こうして、翌日は「白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)」
を目指すことになりました。
昨日の白山下山で、私の大腿部はメチャクチャに張っていました。
ジジイの私は、すでにもの凄い筋肉痛となっていて、エクセントリックな収縮を強いる下りでは、きつかったのです。
白山中居神社の鳥居。
ここから「結界」が張られています。
明らかに、結界の中と その外部では、エナジーが異なります。
どのような神社仏閣であっても、格式の高いエリアには 必ずと言ってよいほど「結界」が張られています。
パワースポットと言われる「神社」「寺院」では、そのエリアを管理する方の波動もあるのでしょうが、
そのエリアにあるモノ、御神体などの霊力の影響なのか、外部とはあきらかに違う「場」の霊気があって、結界となって顕れている―――と、思われます。
神位は 国内神明帳に、正一位白山大明神と記されています。
宝を寄附して、崇敬の誠を尽したといいます。
萬延元年に「白山中居大神宮」の号を奉っています。
今回の参加メンバー。
白山での疲労は残っていますが、全員の体軸は極めて良好です。
鳥居を抜けると、清浄なエナジーに満ち溢れる空間が待っています。
かなり高波動空間で、白山中居神社の格の高さが伺われます。
正面、道の真ん中にある「木」は、ご神木です。
「生きている」反応を示す高波動樹木です。
白山への登山道が示されています。
昔は、この神社で参拝してから「白山」へと向かったようです。
徒歩で行くことを考えますと、気が遠くなるほどの距離となります。
神社の境内に行くには、階段を下り、橋を渡ります。
この川は、良好な波動となっています。
時間があれば、ここの波動を たっぷりと吸収するといいかもしれません。
先天の氣が宿るとされる「腎臓」に、良好なプラーナが入るようです。
ここの川辺で ゆったりとした時間を過ごすと、エナジーが入って来て、身体が再生するかのような反応が示されます。
このような環境が自分の住居の近くにあれば、毎日でも立ち寄りたい処です。
神社の境内は、この階段を昇った上にあります。
簡素な造りの建物です。
煌びやかさのないシンプルな建造物にこそ、良好な波動が宿るのかもしれません。
大宮殿
奥深い里にありそうな雰囲気ですが、良好な波動が伝わってきます。
ここの空間は 清浄な空気、「氣」が漂っています。
手水舎(てみずしゃ)
この手水舎の石は、高波動です。
なかなかお目にかかることのない「石」で造られています。
ここで 全員が手と口を清めました。
簡素な造りの大宮殿ですが、この内部は 良好な波動が、感知されます。
御祭神は「菊理援大神(くくりひめおおかみ)と示されています。
菊理援(くくりひめ)とは「白山菊理姫(はくさんくくりひめ)」と思われます。
日本神界にあまねくおわします神々の中でも、私にとっては 「特段に高波動の神」と位置付けています。
他の名称では、「白山権現」「白山明神」「白山比咩神(しらやまひめのかみ)」と呼ばれています。
菊理姫(菊理媛)は、ククリの姫とも呼ばれて人の縁を結ぶとされています。
神界の神々の仲を取り持った神だからです。
しかし、白山信仰は次第に廃れていった、といいます。
と言うのは白山神社に参拝すると、困難なことばかりが生じるからと言われていました。
参拝すると試練ばかり与えられる、というのです。
だが、その時の試練で自分が成長したと気づかされるのです。
人生を深く洞察できる人なら、そう思うようなのです。
しかし参拝者は一般庶民ばかりです。
だから菊理姫大神様を崇敬すると困難なことばかりが生じると思われて、次第に埋没神として田の神として押し込められたといいます。
この噂は近年まで続いたようです。
夫婦で参拝すると離婚する。カップルで参拝すると喧嘩別れする、などなど。
これは十年後の未来を見通すると、悪い縁と判断した上で、縁をズタズタに切っていると言われますが、一般庶民にしたら たまらないことです。
そのようなことから 一般の多くの方々は一切参拝しなくなったといいます。
そこで菊理姫大神様は―――
参拝者に試練を与えたり、縁をズタズタに切るのではなくて、温和な方法で人々を導くと約束されたというのです。
それ以降は、一般の方々の多くが 参拝するようになったといいます。
神格は最高創造主の右腕、ナンバー2です。
天と地を結ぶ役割から、田の漢字が白山菊理姫様を表すともいわれます。
また北辰老祖(ほくしんろうそ)、至聖先天老祖より神格が上です。
「老祖は我が配下!」とも伝わっています。
道教の「天帝」より上とのことです。
と言うのは宇宙の惑星と恒星と彗星の軌道を変えることが可能といわれます。
人の魂を司るので、幸運な人は幸運な星の元に誕生させるし、不幸な人は不幸の星に誕生させます。
皇室も司るので、日本神霊界の代表の「天照大御神」より上だともいわれます。
ここまで書きこんで、試練を与える神ということで、もう一度「白山中居神社」を振り返ってみました。
結界のある「鳥居」から中に入るのはよいのですが、ここの大宮殿のある境内には、さらに霊的な強いバリアがあって、多くの方の体軸が歪むことが解りました。
同行のメンバーは、全員は波動が良好なので気が付かなかったのですが、次のことが解りました。
一般的な参拝者は、その多くが 結界の中ですので、橋を渡って階段を昇るまでは良いのですが、手水舎などがある境内に入ると、ガラリとその様相が一変します。
ほとんどの方の体軸が滅茶苦茶にブレてしまいます。
なぜなのか―――?
一般的には その多くの方の霊体は歪んでいます。
今回の参加メンバーは一様に「清水」をスプレーするなど、霊体の歪みには万全の配慮をしていますので、まったく歪まないのです。
ですが――― 一般の方は、通常は何らかの霊体の歪みがあります。
その霊体の歪みのある、言ってみれば「霊的な垢(あか)」を持っています。
その「霊的な垢(あか)」を、ここの神―――御祭神の菊理援(くくりひめ)「白山菊理姫(はくさんくくりひめ)」は許さないのではないか・・・・・?!。
いや・・・そうではないかもしれません。
よくよく注視していると、大宮殿の中に入ると、一般の方であっても、霊的な垢をこびりつけている方でも、誰もが正常な体軸となります。
ただ、大宮殿から一歩でも外に出ると、霊体が歪んで、体軸が崩れてしまうのです。
ここまで厳しく来訪者に当たるのは、別の「なにモノか」が、存在していて、その影響でそのような状態になってしまう―――このように思われます。
いよいよ本宮殿の内部に入ります。
つづく
2017年10月26日記