《 対馬のパワースポットを行く 7 》
和多都美神社(わたつみじんじゃ)
「オソロシドコロ」を後にして、宿のご主人と別れて、我々は次のパワースポットである和多都美神社(わたつみじんじゃ)にやってきました。
ここは、海幸彦・山幸彦伝説発祥の地といわれる神社です。
神代の昔、海神(かいじん)である豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)が, 当地に宮殿を造り、その宮殿を『海宮(わたづみのみや)』と名づけ、この地を『夫姫(おとひめ)』と名づけたといわれています。
海神(かいじん)とは、朝鮮半島との交易で栄えていた 筑紫野の海人族もしくは隼人族といわれています。
そして、この神々しい この霊地に、彦火々出見尊と豊玉姫命の御夫婦の神を 奉斎したと伝えられています。
ある時、彦火々出見尊は失った釣り針を探して、上国より下向し、この宮に滞在すること3年、 そして海神(かいじん)の娘である豊玉姫(とよたまひめ)を娶り、妻としました。
この海幸彦、山幸彦の伝説は 、当地から生まれたものなのです。
干潮のときは、鳥居まで海を渡れます。
ここの「案内版」によると―――
「背面に鱗状の亀裂がみられるこの岩は 今もなお神霊な霊場として祭られている。 これを磯良の墓とした伝説があるが、 これは社殿が営まれる以前の古い祭祀における霊座か 、それとも御神体石だったのではないかと思われる。」
このように書かれています。
神聖な場所として奉斎されていますが、今ではこのような反応はありません。
波動も凡庸で、このエリアでは 特筆するべきものはありません。
この中には、結界は張られておりません。
ただ、良好な波動は感じとれます。
「オーブ」が見られますので、波動は良好なことが解ります。
拝殿の前に来ると、清浄な波動が感じ取れます。
それはーーー
ここでは、かなり「オーブ」が見られます。
かなり強烈な高波動を認めます。
ただ、よくよくチェックしますと、高波動は 拝殿背後にある「本殿」よりも、この画像の左側の末社が反応しています。
しかしーーーそのような反応はありません。
ただ、何であるかは よく解りません。
この神社のオーブは、本殿横に在る「末社」の一つからの反応のようなのです。
左側は それほどでもありません。
どういうことなのか―――
なぜ「正殿」ではないのか。
神代の昔、海神(かいじん)である豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)が, 当地に宮殿を造り、その宮殿を『海宮(わたづみのみや)』と名づけたーーーとされる伝説があります。
空想ですが、その『海宮(わたづみのみや)』を築くにあたって、この土地の産土(うぶすな)の神々を奉斎して、それが元になっているのであればーーー
さてーーー本殿を後にして、神社の後に続く途を辿ります。
豊玉姫様の御陵に行きあたります、
磐座(いわくら)が見えます。
さらに進むと―――
ですがーーー
このとき、最近とみに第3の目が開眼しつつある皇子が、「(磐座の上に)誰か人が座っている」と、言い出しました。
誰にも見えません。
ただ・・・・確かに一時的に、何か得体の知れないエナジー体を感知しました。
直ぐに反応しなくなりました。
敏感なボディビルダーでもあるゾネスも、何かを感知していました。
何者かが、我々の動向に注視しているーーーそんな反応がありました。
天狗界系なのか、そうでもないのか・・・・私にはよく解りませんでした。
例えばーーー
妊娠を希望しているのに、目的を達成でない方が多くいます。
そのような方には、ここのエナジーを注入してやると、「卵巣」が活性化します。
「子宮」もエナジー循環が活発になります。
まさに、妊娠できる状態になりやすいようです。
それはーーーここのエリアは、「男人結界」のゾーンであることに気づきました。
女人結界ではないので、女性はことごとく体軸が整います。
しかしーーー男性は、ことごとく体軸が歪みます。
「パワースポット探索の会」の男性メンバーは、数分間で この反応は消滅しました。
ただ、一般男性は そうはいかないようです。
数時間留まっても、軸ブレの反応は解消しないようです。
ですから、女性は問題ありませんが、男性がこのエリアに立ち入るときには、気を付けたほうがいいかもしれません。
さてーーー
ここに関しては、後日談があります。
私のところに、定期的に来ている超過敏なクライアントがいます。
今までにも、アイスランドで「マグマダのマリア」の子供に関わる発言や、エジプト神官の過去生など、様々なスピリチュアルな発言をされる方です。
この方は、実際に映像として「視える」ようで、私も多くのアドバイスを得ていますが、
ある時、この方の調整の時に、ここの画像から「この地のエナジー」を入れたことがありました。
するとーーーその後で、「何か、ゴリラのような黒いものが見えます・・・・」と、言い始めました。
確かに、何かエナジー体がその方のそばに反応していました。
そのうちに、その物体は、古い時代の朝鮮系の衣服を纏った男性に変わってきたようで、
「危険な感じはしません」と言いうのです。そして、「彼がいうことを、そのまま伝えます」といって、
「我々の存在を知っておいて欲しい・・・・」
このように伝えられました。
それ以上の伝言はありませんでした。
「我々の存在・・・・とは?・・・・」
この地は、1300年前に戻すと、強烈なパワースポット・エリアとなります。
それ以上の昔から、エナジー波動が高いように反応します。
海人族安曇氏の根拠地でもあったのです。
交易に関しては、朝鮮半島、中国大陸と、倭の国日本(北九州地方)、本州本土などと交換していました。
海人族安曇氏は、日本各地に渡来系弥生人達を渡海させ、予め用意した開拓地に入植させていたと考えられています。
すなわち、彼らは日本列島の大家的存在であったかもしれません。
弥生時代の対馬の役割を見ると、海人族安曇氏の根拠地は対馬であったと思われています。
対馬は140本を超える広形銅矛などの青銅器が発見されており、『青銅器王国』と呼ばれています。
現在、青銅器は錆びて「青銅色」になっていますが、本来は白銀~黄金色に輝く神器であり、権力・武力・祭祀などの王権の象徴でした。
このような王権の象徴である神器の収められた石棺を、この地に埋蔵していて、それを今でも守っているのが、出現したエナジー体の正体かもしれません(私の空想です)。
その石棺は、この地の およそ5Mの地下に、今でも「ある」と反応するのです。
その神器を、今でも守っている霊体が存在するーーーこんな空想を掻き立てられました。
さてーーーこのときエナジー体と会話をした方は、調整を終えて帰った後で、すぐに携帯に連絡が入りました。
「さきほどの何者かが、私に付いて来るんです!」
「でも、危険な感じはありません」
このように言っていました。
なんとも不思議な空間の豊玉姫の御陵(墳墓)でした。
了
2018年6月2