《 沖縄本島のパワースポット探索 6 》
大石林山 その3
ガイドの方の案内が終わりましたので、私の心は稜線にある「一般人の立ち入り禁止エリア」に向いていました。
「そこは、どうやって行くのですか?」と尋ねると、親切に教えてくれました。が・・・・、
私は、下の案内所からマイクロバスでこの地にきましたので、その途中で下車して、そこから上り途があって、頂まで行くものーーーと、思っておりました。
しかし、マイクロバスは 途中で止まることもなく、そのまま麓の案内所まで来てしまいました。
他のメンバーが、上る道を教えてもらっていましたので、その通りにさらに道を下って、通常の道路に出て、大石林山のある山の、反対側を走る道路に、小さな入り口と思われるものを、ようやく見出しました。
そこから入ると、山道の入り口に、
「この先は、一般の方は立ち入りできません。霊的なことに関わる修行者のみが参拝できます」
このような意味のことが書かれていました。
「なら・・・アジャリンコは、『阿闍梨』なので、アジャリンコがいるので、我々も一緒に立ち入ることができる」と、勝手に解釈して、何のためらいもなく、その途を登り始めました。
これが、大変でした。
説明もないので、何を祀るのかも判りません。
良好な波動は、まったく感知しませんでした。
ここは、あまり立ち入ることを 控えたほうがよいエリアです。
産土(うぶすな)の神ではなくて、先祖の霊です。
その時期その時期で、ここで祀るように反応します。
このような山道を登ります。
大地の精霊を祀るように思われます。
精霊に感謝を捧げるエリアのようです。
とにかく急斜面です。
ようやく尾根の稜線(頂き)に出ました。
それに・・・波動も特別に高くもなく、「何のためにここまで登ったのか・・・?」
期待が大きかっただけに、まるで大失恋したかのような、ショックがありました。
遠くの海岸線も見渡せます。
そんなとき、アジャリンコが「ここに何かあります!」と声をかけてきました。
かなりの高波動です。
チェックすると、「シリウス」が反応します。
そんな想念が巻き起こるエリアでした。
身体の全細胞が活性化する、と思えるほどの高波動エナジーに包まれました。
もし、雨天であれば滑落は必至です。
登りも、這いつくばるようにしましたが、下りは急斜面なのできついです。
その日は、学校の教室を改造して宿泊施設にしているホテルに泊まりました。
2日間の行程を終えて、部屋でおしゃべりをして、満足感に包まれていました。
次の日は、「伊江島」を目指します。
つづく
2018年9月28日記