六甲の越木岩神社
兵庫県西宮市に、巨石で有名な神社があるーーー今回の現地リーダーとなるイッチから、こんな報告を受けていました。
また、
そのようなことで、2018年8月下旬に羽田から関空まで行きました。
関空には、今回の案内役となるイッチがすでに到着していて、六甲の地元の民である彼女の案内で、「パワースポット探索の会」のメンバーが集まったのです。
同行者は、皇子、ミッチー、アジャリンコ、カネゴン、ヒサヒサ、タッキーの計7名のいつものメンバーです。
前身は大国主西神社であるとされています。女性守護・子宝・安産・商売繁盛のご利益があるといいます。
特に高い波動でもなく、結界も張られていません。
蛭子大神(ひるこおおかみ)が祭神です。
それほどの波動は感じませんでした。
やはり・・・・波動は高くありません。
この階段を上ります。
この辺りは、良好な波動に移り替わってきています。
女性守護や子授け、子守りの神社です。
その背後に、ご神体である甑岩(こしきいわ)があります。
磐座(いわくら)信仰となる「古神道における、神が宿る岩石への信仰」で、全国的にも知られています。
「越木岩神社」は、元々この磐座(いわくら)を祀ったもので、自然崇拝の地であったようです。
古代から、六甲山周辺は 自然崇拝の霊場となっていて、「甑岩(こしきいわ)」を中心に祀られていたと、考えられているようです。
オーラが映り込んでいます。
石垣のようなものがあります。
当地は、積み出し港の名を取った御影石の産地としても有名です。
大坂城築城の際に甑岩(こしきいわ)を石工が割ろうとしましたが、割れ目から鶏鳴が湧き上がり、白煙が立ち、それは色を変えながら熱気となり吹き出し、その熱気は不思議な力をもっていて 石切職人達は手足をふるわせ、苦しみもだえ、斜面を転がり落ち、作業を断念した、との伝説があります。
また、大阪城修築(1620年~1628年)の際、池田備中守長幸(備中松山城主)の家紋が刻まれた 当時の石の破片が付近に残っています。
これが家紋のようです。
さらに奥に進みます。
貴船社
この磐座は高波動です。
特に波動は高くありません。
越木岩神社には、広い境内のいたるところに祭神の堂(お社)や祠があります。
絶対に見逃すべきではない、というものは、甑岩(こしきいわ)の磐座以外には、次のものがあります。
産土(うぶすな)の神が祀られているようです。
残念ながら、戦後の宅地開発で、巨石群の多くが失われてきたようです。
甑岩(こしきいわ)でも、大阪城修復に切り出そうとしていたくらいですから、六甲山エリアの巨石群を残すには、神社の境内のように保護されていないものは、産土(うぶすな)の神々の住まうところは宅地化されてきたのかもしれません。
今でも、宅地開発業者と地元住民の反対運動を続けているエリアも あるようです。
この後、我々は今回の目玉である「カタカムナ神社」に向かいました。
つづく
2018年11月3日記