《 熊本・神秘のパワースポットを行く 6 》
宮崎・高千穂
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)その2
我々は、川に沿った途を歩き、「天安河原宮」を目指します。
良好な波動に包まれていますので、心地よく歩くことができます。
このあたりの小川は、良好な波動です。
「人間界」としては良好ですが、「神界」ではありません。
静かに流れる川面には、1300年前にセットすると、「神界」系のエナジー波動が浮きがってきます。
太古の昔から、この渓谷の波動は高かったようです。
なかなか良好な波動に包まれた参道を進みます。
さらに途を進みます。
なかなか良好な波動に包まれた参道を進みます。
河原で観光客が遊んでいます。
高波動に包まれているのか、皆体軸が良好で整っています。
小石が積まれています。
この先に目指す「天安河原宮」があります。
天安河原宮が見えます。
洞窟の中も波動は良好です。
ここを進みます。
この「鳥居」は、「結界」ではありません。
すでに「結界」の張られているエリア内に踏み込んでいます。
天安河原宮です。
シャッターブレです(申し訳ございません)。
不用意にカメラを構えて撮ったために、「この無礼者!」と、叱られたのかもしれません。深謝、深謝。
御祭神は、「思兼命(おもいかねのみこと)」
※[別称]八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)と 「八百万神(やおよろずのかみ)」です。
石を積み重ねて願い事をすると、「願いが叶う」と言われていいます。
ほぼ全てが積み重ねられた石で、新たに置き場もないほどです。
人が積んだ石をどかして、自分の石を新たに積み重ねようか、との思いも去来しましたが、さすがにできませんでした。
洞窟の奥には、祠があります。
これが「天安河原宮」と一緒にあります。
ここが、日本神話にある「天の岩戸」に隠れてしまった天照大神を、再びこの世に引き出すために集まってきた、「八百萬の神々」を祀っています。
また御祭神は、思兼神(おもいかねのかみ) で、八百萬神(やおよろずのかみ) とともに祀られています。
日本神話では―――
太陽の神「天照大神」が、弟の神「スサノオノミコト」の粗暴な振る舞いを避け、洞窟(天岩戸)の中に隠れこもってしまったために、世界が暗闇になってしまいました。
困った八百万(やおよろず)の神々たちは天安河原(あまのやすかわら)に集まって案を練ります。
そこで、知恵の神である「思兼神(おもいかねのかみ)」の案に従い、天岩戸の前で芸能の女神「強女(オズメ)」が乱舞します。
「強女(オズメ)」とは、日本最古の踊り子です。
衣をはだけさせて舞うその姿に周りの神々たちが騒ぎ立て、その騒々しさに天照大神が天岩戸から外の様子をうかがいます。
その際に剛力の神「天手力男神(タヂカラオノミコト)」が重たい岩の戸を取り払い、外に連れ出すことに成功。こうして世界は光を取り戻します。
このように幻想的なムードが漂っています。
自分の願いを込めて、石を積み重ねようにも、もはや新たに「石」を探しても、なかなか見つけられないほど、ほとんど使われてしまっています。
この洞窟は、「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」といわれています。
さすがに、深夜に立ち入るのは、少し怖そうです。
早朝なら、いいエナジーを吸収できそうです。
「天安河原宮」に一人ずつ お詣りしました。
せめて私も・・・
ようやく石を拾い集めて、石を積んで願い事をしました。
不思議なことに、私自身の身体に関わる願い事には、ほとんど反応しません。
ですが―――
世界人類の幸福を祈願するような願い事には、顕著に反応を示します。
ここでは、個人の願い事ではなく、世界の「平和」「幸福」「発展」などの、大きな視点での「祈り」が求められているのかもしれません。
試しに、この画像に向かって、「世界人類のために・・・」「日本の繁栄のために・・・」という思いを込めると、身体が反応して、体軸が正常化すると思われます。
ですが―――自分自身の願い事、「健康になれますように・・・」「腰痛・肩こりがなくなりますように・・・」という個人的な祈りには、まったく反応を示しません。
つまり・・・ここでは、個人的な願い事は、「一切受け付けない」。
広い視野に立っての「国家の繁栄を祈る」ような願い事に、意識を向けることが大切なのかもしれません。
こうして、天岩戸神社を後にしました。
つづく
2020年8月4日記